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「はじめまして、多和田えみです! よろしくお願いしま〜す!」と元気な第一声。小麦色の肌。クルクルとよく動く大きな目。輝く笑顔。沖縄からやってきた24才の歌姫は、とにかく明るく元気でパワフルだ。──ご出身は、沖縄ですよね。“多和田”さんという苗字は、沖縄では多いですか?私の出身地の宜野湾市では、とっても多い苗字なんですよ。もう、多和田さんだらけで。多和田アパートなんて10軒くらいあって、どこの多和田かを言わないとわからない(笑)。だから、ずっと一般的な名前だと思っていたのですが、沖縄でも、那覇市とか都会の方へ行くと(笑)、珍しがられます。あ、“たわだ”じゃなくて“たわた”です!(笑) ──ずっと、宜野湾市で育って、高校卒業後に、カナダに行かれたそうですが。子供の頃から、将来は音楽の道に進みたいと思っていて、漠然となんですけど、海外で勉強しながら、音楽が出来たらいいなって。カナダを選んだのは、父が若い頃にカナダに住んでいたそうで、小さい頃からカナダの話をよく聞いていて、親しみがあったからです。8ヶ月ほど滞在しましたが、英会話スクールに通っていました。 ──カナダでは、ストリートジャズバンドに参加されていたとか。そうなんです。見ず知らずのバンドに、飛び入り参加しちゃって…。カナダ人も、アメリカ人も、日本人もいるっていう多国籍バンドで、みんなで楽器を持ち寄って、イエーイってセッションしてる感じだったんですよ。初めて路上で見た時から、すごく楽しそうで、いいなあと思ってて。ずっと気になっていて、そこを通るたびにうずうずしてて、ある日、勇気をふり絞って、“すみませ〜ん。もし良かったら、歌わせてもらえないですか?”と話しかけてみたんです。ドラムの方が日本人だったので、その人にこっそり。そしたら、“いいよ、いいよ。全然OK〜!”と大歓迎ムードで。“知ってる曲は何?”と聞かれ、「fly me to the moon」を歌いました。で、そのまま、メンバー入りしちゃって。学校のサークルみたいなノリで、ずっとストリート・ライヴをやっていました。 メジャー・デビューして…”おりゃー!っ”気合が入りました(笑) ──帰国後、沖縄では、どんな音楽活動を?ナンクルミュージックスクールという音楽学校で、ヴォーカル・レッスンを受けながら、リゾートホテルやディナークルーズ船など、色々なステージで歌っていました。ピアノとヴォーカルの2人編成で。沖縄ポップスも歌いましたし、70〜80年代の歌謡曲や洋楽のしっとりしたロックバラードを歌うことも。沖縄はリゾート地ですから、そのお客様に合わせて、色々な歌を歌っていました。 ──デビューのキッカケは、オーディション?はい。小学校・中学校の頃から、色々なオーディションに応募して、かなりの数になるんですけど、その頃は、歌の審査までいったことがなくて、いつも書類審査で落ちてたんですよ(笑)。沖縄でステージに立つようになって、ライヴ経験が増えて、チャレンジしてみようかなと思って応募したのが、MSNオーディションでした。(審査員特別賞を受賞。メジャー・デビューのキッカケとなる) ──その直後に、インディーズから沖縄限定のシングル「ネガイノソラ」をリリースされましたよね。沖縄でステージ活動を始めたとき、まずはCDを1枚出せるように頑張ろうというのが目標でした。「ネガイノソラ」は、ずっと歌ってきた私のオリジナル曲なのですが、ライヴで歌い込んでいって、少しずつリリースの準備を進めていきました。実際にCDが完成したときは、信じられないというか、ただただ不思議な気持ちでした。支えてくれた色々な方の想いもいっぱい詰まった作品なので、とにかく感激しました。 ──メジャー・デビュー作『infinty』がリリースとなった時は?4/23の発売当日は、CDショップに、チラ見しに行っちゃいました。ちゃんと並んでるかなって、ワクワクしながら(笑)。全国のCD店に、私のCDが並んでいるんだと思ったら、なんて言うか、その…おりゃー!って感じになりました(笑)。 ──おりゃー???(横から、マネージャーさんが 「よっしゃぁ、より頑張っていこうって、そういう感じだよね」とフォロー)ハイ。 そう、そう、そうです。より頑張って行こうという、気合が入りました(笑)。 ──メジャー・デビューしてから、何か変わりましたか?この夏は、ライヴをたくさんやります。夏フェスにも、たくさん出させてもらえるんですよ?。 夏フェスでは、フルバンドでやります! いまは、毎日毎日がスタートラインで、目標はいっぱいあります。 例えば、音楽で、音楽の力だったり表現とかですごく、誰かの心を解き放っていけるようになりたいというか。 音楽で世界を作るというか、そういう空間を作っていけるように、日々頑張ろうと思っています。 。 |
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July 18, 2008 |