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UTAMAP review
FUNKY MONKEY BABYS 2年9ヶ月ぶりのオリジナル・アルバム『ファンキーモンキーベイビーズ4』リリース!この1枚で元気になれる。この1枚が笑顔をつくる。今日も明日も頑張れる愛と希望のうた満載!!
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収 録 曲
01.アワービート
02.八王子純愛物語 試聴
03.あとひとつ 試聴
04.ランウェイ☆ビート 試聴
05.愛の歌
06.未来の君へ
07.大切 試聴
08.LOVE SONG 試聴
09.真夏のマジック 〜Sun's Feelings〜
10.悲しみなんて笑い飛ばせ 試聴
11.それでも信じてる 試聴
12.
13.ラブレター 試聴
14.HAPPY BIRTHDAY
15.サヨナラの向こう側
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85万枚の大ヒットを記録したベストアルバム『ファンキーモンキーベイビーズBEST』から約2年。FUNKY MONKEY BABYSが、待望のニュー・アルバム『ファンキーモンキーベイビーズ4』をリリース。
オリジナル・アルバムとしては2年9ヶ月ぶり。久々のラップ・ナンバーもあれば、ギターロックもあり、更にプログレッシヴ・ハウスを取り入れた曲にも挑戦と、バラエティー豊かな全14曲を披露。「大切」(2010年5月)から「LOVE SONG」(2011年11月)までのシングル・タイトル曲も網羅。
“希望のあるアルバムにしたかった”とファンキー加藤。“2011年は、大変な1年だったけど、そんな今こそ、FUNKY MONKEY BABYSは、前向きでポジティブな歌を歌っていくべきだと気づいた”と言う。
メンバー3人揃ってのうたまっぷレビュー。制作エピソードや歌詞に込められた想いなど、アルバム新曲を中心に、ディープにロング・インタビュー!

この間に吸収したもの、経験したことを、うまく楽しく表現できたらいいなと思っていた。ジャンルを問わず色々な挑戦ができたアルバムになったと思います。

FUNKY MONKEY BABYS──オリジナル・アルバムとしては、2009年3月の『ファンキーモンキーベイビーズ3』から2年9ヶ月ぶりとなるわけですが、まずは、この間を振り返ってみていかがですか?
ファンキー加藤:2009年は、アルバム・リリース以降、初の武道館があり、紅白初出場もあって、いわゆる認知度というものが大きく上がった年だったと思います。ライヴの度に肌で感じてきたことなんですけど、ファンの年齢層が一気に広がったんですよね。以前は20代が中心でしたが、2009年以降は、ほんとに小さなお子さんから、お爺ちゃんお婆ちゃんまで会場に来てくれるようになって。元々、そういうグループでありたいなと思っていたので、それは、すごくうれしい変化ですね。でも、ノリは全く変わらないんですよ。そこがまた素敵なところでね。40代50代のお父さんお母さんも、若い子たちに負けじと青春してる。四十肩が治ったとかね(笑)。
──そうしたファン層の変化を感じながらのニュー・アルバムということで、今回の『ファンキーモンキーベイビーズ4』の制作にあたっては、特に意識することはありましたか?
ファンキー加藤:制作に関しては、今まで通りです。アルバムに関しては、事前に全体のコンセプトを決めるとか、テーマを設定するということはなく、毎回毎回、その時に出てくる曲、歌いたい言葉の集合という感じなんですよね。
──直前のシングル「LOVE SONG」に収録の3曲(「LOVE SONG」「愛の歌」「笑って笑って」)も、同時に制作していたのですか?
ファンキー加藤:ほぼ同時ですね。
──「LOVE SONG」は、ヴォーカルの強さに圧倒されました。男性の想いの誠実さと切実さが、ひしひしと伝わってきましたが?
ファンキー加藤:「LOVE SONG」は、特にそういう印象かもしれないですね。亀田誠治さんのプロデュースだったんですけど、歌を前に出していったと言うか。これまでのバラードとはまた違う僕らの新しい一面を引き出して貰えたように思います。
モン吉:僕は、カラオケに近い感覚でした。HOPHOPから離れて、カラオケに行って歌謡曲を熱唱している時の感覚に近かったですね。
ファンキー加藤:いちばんバラードしてる曲だと思いますね。
──今回のアルバム曲も、格段にヴォーカルが強くなった印象を受けましたが?
ファンキー加藤:自分達では変化というのは自覚してないんですけど、そういう風に聴こえるならば、幾多のライヴ、レコーディングを経て、掴んできたものがあったんだと思います。
DJケミカル:この間に吸収したもの、経験したことはたくさんあるので、それらをうまく楽しく表現できたらいいなと思っていたんですけど、結果として、ジャンルを問わず色々な挑戦ができたアルバムになったと思います。

デートをしながら、八王子の名所、名物を紹介していくラップ・ナンバー「八王子純愛物語」。 プロデューサーの大野さんも含め八王子出身の男4人が集まって作りました(笑)。

──アルバムの新曲5曲について重点的にお聞きしていきたいと思うのですが、まずは「八王子純愛物語」。デートをしながら、八王子の名所、名物を紹介していくというとっても楽しい1曲ですが、地元・八王子をテーマとしたのは、何かキッカケがあったのですか?
FUNKY MONKEY BABYSファンキー加藤:まず第一に、久々にラップをやりたいというのがあって。カッチカチに韻を踏んだ、HIPHOPテイストの曲を歌いたくなっていたんですよね。それで、オケのストックからチョイスしてたら、このトラックが見つかって。
モン吉:ファンクとか、ニュージャックとか懐かしい感じの曲がいっぱいあったんだけど、この曲の散歩っぽい力の抜け具合がすごくいいなって。
ファンキー加藤:そして、実はこの曲のプロデューサーの大野さん(大野裕一/soundbreakers)も八王子出身だった!と言う事で、せっかくだから、舞台を八王子にしようって。HIPHOPの世界では、地元をレペゼンする、地元紹介曲というのがよくあるんですけど、ただの紹介曲じゃつまらないから、八王子でデートする設定にしよう、と。八王子出身の男4人が集まって作りました(笑)。
──都まんじゅう、アストリア、マツキヨ、ラーメン竹の家、キクマツヤ・・・と、色々なお店が次々登場しますが、これは八王子市民だったら誰もがわかる?
モン吉:100パーわかります!駅前のユーロードを行けば、歌詞の通りの順番でお店が並んでます。
──“桑の都”というのは?
ファンキー加藤:八王子というのは、古くから織物の街なんですよ。養蚕業も盛んで、桑畑もたくさんあって、“桑の都”と呼ばれてきたんです。
モン吉:うちの実家も、機織りやってたんですよ。
ファンキー加藤:八王子で作った絹製品が、横浜から海外に輸出されていたんです。だから、八王子から横浜に向かう国道16号線は、日本のシルクロードとも呼ばれていたんです。そういう八王子の歴史も知って貰えたらうれしいですね。

デートの終点は、南口のドルフィン!?“ドルフィン”と聞いたら、八王子市民はみんなニヤっとします(笑)。

──都まんじゅうは、八王子を代表するお菓子?
モン吉:昔からの八王子名物の1つなんですけど、実は“都まんじゅう”って全国にあるみたいなんですよね(笑)。
ファンキー加藤:オートメーションなんですよ。饅頭を焼く機械が店頭にあって。
DJケミカル:そうそう、店先で饅頭が回ってて…。
ファンキー加藤:ガッシャン、ガッシャン、ポンって饅頭がひっくり返ったり…。
モン吉:それが面白くてね。小さい頃はよく見てたよね、店先で。
──そして、UFOの多発地帯でもあると?
DJケミカル:ほんとに多発地帯なんですよ。
ファンキー加藤:東スポの一面に“UFOまた高尾山に現れる”って書かれたり(笑)。
モン吉:僕も見ました。オレンジ色の円盤が八王子市役所に横付けしてました(笑)。めちゃめちゃデカいですよ。目線の高さで市役所の横に浮いてたんです。友達と2人で見て、大逃げです。ほんとですよ、大人になってから見たんだから。
ファンキー加藤:僕は小6の時に、自動販売機の前に止まってるのを見ました。銀色の円盤。大きかったです。
DJケミカル:僕も塾の帰りに友達と5人で見ました。
ファンキー加藤:八王子市民ならではの自慢です(笑)。
──高尾山や浅川の描写も出てきますが、八王子市ってほんとに広いんですね?
モン吉:ほんと広いですよ。都内の人が来ると“どこまで行っても八王子だな”って言います(笑)。
──そんな八王子に彼女を呼んでデートする曲?
モン吉:八王子の北口を歩いているイメージですね。でも、ほんとは、北口から南口に抜けて、南口のラブホに誘うっていう曲なんですけど(笑)。
──ラブホに誘う歌〜!?
モン吉:♪南のドルフィンに溺れ〜というフレーズが最後の方に出てくるでしょう?“ドルフィン”と聞いたら、八王子市民はみんなニヤっとします。まぁ、要するに、ドルフィンっていうラブホがあるんですけどね(笑)。
ファンキー加藤:実は、そこを目指すっていう曲です(笑)。
──ドルフィンはともかく、この曲の通りにデートする人とか増えそうですね?
ファンキー加藤:八王子のお店の名前で韻を踏んだりするのは、ほんと楽しかったです。八王子市民のみなさんにも喜んで貰えると思うし、みんな八王子に行ってみたいと思ってくれるんじゃないかと。八王子観光大使の使命を果たしました(笑)。是非是非みんな、八王子に来てください!

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December 20, 2011
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