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若旦那 【後編】 “あなたの笑顔は世界で一番美しい” 人生を前向きにしてくれる「青空」 10月12日・着うた(R)、10月19日着うたフル(R) レコチョクにて独占先行配信!!
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収 録 曲
01.TASUKI PV視聴
02.青空 PV視聴
03.TASUKI(Instrumental)
04.青空(Instrumental)
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「青空」
10月12日・着うた(R)、10月19日・着うたフル(R)
レコチョクにて独占先行配信!!

⇒レコチョクQRコード


「TASUKI」 9月28日・着うた(R)、10月5日・着うたフル(R) レコチョクにて独占先行配信!!
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『あなたの笑顔は世界で一番美しい』
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収 録 曲
01.青空 PV視聴
02.守るべきもの PV視聴
03.伝えたい事がこんなあるのに feat.JAY'ED Track by INFINITY 16
04.TASUKI PV視聴
05.LALALA with 加藤ミリヤ
06.愛してる Track by INFINITY 16
07.信じろ
08.Toy box (Producer's Hip-Hop Version)
09.月の光が俺たちを照らして
10.気合いだ feat.RED RICE (from 湘南乃風)
11.何かひとつ (Producer's Acoustic Version)
12.雨やどり
13.いのち〜桜の記憶〜 PV視聴
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10月26日にソロ第3弾となる両A面シングル「TASUKI/青空」をリリースする若旦那のロングインタビュー【後編】。今回は、TBS 系“世界・ふしぎ発見!”エンディングテーマとしてオンエア中のアップテンポなナンバー「青空」についてお話いただきました。
「青空」は、昨年ニューヨーク生活に悩み苦しんでいた時に、路上で出くわした偶然の出来事に心を救われたことがキッカケで作られたという。「青空」の誕生秘話、そして“あなたの笑顔は世界で一番美しい”というメッセージに込められた想いとは!?
さらに、11月のファーストアルバムのリリースを前に、自身のレーベル“Tank Top Records”設立からこれまでの活動についても、熱く語っていただきました。

実は俺自身が“あなたの笑顔は美しい”と言われたんです。

──まず「青空」を作られた時期は、いつ頃ですか?
去年の10月頃ですかね。ニューヨークにいた時です。

──ポジティブなメッセージが込められた曲ですが、歌詞の発想はどんなところから?
「叫び声はガラスの向こうへ〜」って書いてあるように、外に出たくても出られない主人公が、いつもガラス越しに外を見ているという設定です。だけど、そんな奴にも絶対に笑う瞬間があって。満面の笑みとか綺麗な笑顔じゃなくフッて笑うただの苦笑いだとしても、その笑顔に誰かが“君の笑顔は美しい”って言ってあげたら、そいつは絶対ガラスの向こうへ行けると信じています。貴方も誰かに向かって、不意に“あなたの笑顔 世界で一番美しい”と言ってみてください。“スゴイその笑顔イイですね、綺麗ですよね”って言うと相手との壁がグンと無くなるから。この言葉の持つ力は本当にスゴイと思っています。

──若旦那さんは、どなたに言いました?
実は俺自身が言われたんです。その時に自分の心がパーンと開けて、スゴイと思いましたね。

──誰に言われたのですか?
ニューヨークの路上で日本の大道芸人がギャグをやっているのを見て。スッゴクつまらなくて、ちょっと口元が動いたぐらいの苦笑いをした瞬間、その芸人が俺に向けてプラカードを出したんです。そこに日本語で“あなたの笑顔は美しい”と書いてあって。このメッセージを伝えたくて、わざわざ日本からニューヨークに来てギャグをしているんだと思って。ドキッとしたのと同時に、そいつの心意気に感動しました。“何でニューヨークに来てんだろう?”と落ち込んで、ホームシックみたいになっていた時期だったから何か救われましたね。その人に笑顔の大切さを気づかされた気がした。それで感動して「青空」を書いたんです。
ニューヨークには単なる旅行ではなく根を張ろうと行ったんですが、やっぱりイチから生活するのはスゴイ大変で。ニューヨークの人たちにも“お前は日本で成功しているのに何しに来たの?”、“日本に帰ったら王様みたいなんでしょ?”とよく言われました。そう言われてみると日本での俺は王様みたいだなって。事務所の社長をやっていて、マネージャーと秘書も付いて、スタジオに入れば既にエンジニアがスタンバイしていて飲み物まで用意されていたり、全部環境が揃っているワケです。でも、ニューヨークではイチから全部自分でやらなくてはいけない。エンジニア1人から自分で探して、電話してブッキングして機材を借りに行って。ちょうどJAMOSAの「何かひとつ feat JAY’ED&若旦那」を作っていた時期で、日本からもバンバン仕事が来るからノルマだけが溜まっていって全く追いつかない。 “何で俺は日本を離れてこんな挑戦をするんだ?”と苦しんでいた時期でしたね。

“逃げ出そうぜ”という言葉が自分の中で斬新だし、今までなら絶対に言わなかった言葉ですね。

──「青空」も、曲が完成してからタイトルを決めたんですか?
仮タイトルは「闇の中」でしたけど、後から考え直しました。最後の「あなたが青空〜」も自分が言いたいことだったし、自分たちが淡路島でやっている“FREEDOM”というフェスのタイトルも“青空”だし、ブルーハーツの「青空」も好きなので。それにニューヨークの街を“青空”にしたいと思って、最終的には「青空」って付けました。

──「TASUKI」のお話に通じるかもしれませんが、私は“自分を傷つけ 自分を全否定〜”からのフレーズが印象に残りました。
このフレーズは“自分って言い過ぎじゃねーか?”って皆に言われましたね(笑)。“気持ち悪いから止めたほうがイイよ”って言われたんだけど、俺はどうしても言いたかった。だって、ガラスの中で閉じこもって自分しか無いんだから。ホームシックになっていた頃は常に自分と向き合って、誰からも相手にされなくて自分の世界に籠もって、もう完全に自分、自分、自分、自分だったんです。だから譲れなかったですね。
あとはBメロの「居場所求めて昔を訪ね〜」からのフレーズにある“逃げ出そうぜ”が自分の中で斬新だし、今までなら絶対に言わなかった言葉ですね。たいていの歌は、“頑張ろう”とか、“飛び出そう”とか、“勇気を出して新しいところに踏み出すんだ!”って言うと思うんです。俺はあえて“逃げ出そうぜ”って言いたかった。“辛いんだったら逃げ出しちゃおうぜ”と自分にも言っていたんだと思います。“ニューヨークが辛いのなら何時だって日本に帰ってイイんだよ”という余裕が欲しかったんです。

「青空」をニューヨークの高級なスタジオで録っていたとしても多分イイ歌になって無いと思うんです。

──レコーディングは「TASUKI」と同じスタジオで?
「青空」はニューヨークで録りました。俺はニューヨークで無名のミュージシャンだし、日本ほど環境が良く無いのもあって宅録にしました。ミュージシャンの友達の部屋でハンドマイクで歌っています。

──歌い出しから、聴いていて宅録という感じは受けませんでしたが。
アーティスト側がスタジオにこだわっているだけで、普通の人には気付かれないかもしれないね(笑)。
ただ「青空」は曲のバックグランドがあるから、無理してニューヨークの高級なスタジオで録っていたとしても多分イイ歌になって無いと思うんです。日本では設備も整った良いスタジオに入って、出前取りまくりでフルーツまで付いてくるような環境で録っていました。だけど、ニューヨークで苦しんでいる中で「青空」が出来て、誰一人仲間がいないところから自分で電話して、仲良くなった人たちの繋がりでレコーディング出来る人たちと知り合って、何とか歌を録った。それが「青空」を作ったバックグランドだから、そのバックグランドのまま録るのが「青空」に相応しいラスト。だから、ニューヨークの想いが記録された1曲ですね。

“人生そんな深く考えないで生きようぜ!”みたいな感じかな。

──そうして完成した「青空」を通して、リスナーにどのように伝えたい、感じてもらいたいですか?
辛くなったら逃げ出しても良いし、“人生そんな深く考えないで生きようぜ!”みたいな感じかな。そして、“お前が一瞬でも笑った笑顔はスゴイ綺麗なんだよ”ということは強く言いたいです。


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October 25, 2011
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