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目の前に広がる社会、耳にするニュース、友情、恋愛、性、孤独・・・今日思ったことを今日歌う。“リアルタイム・シンガーソングライター”の異名をとる高橋 優が、1stアルバムをリリース。タイトルもズバリ『リアルタイム・シンガーソングライター』。歌詞も、メロディーも、声も、誰にも似ていない。強烈な個性を放ちながら、親近感を抱かせるのは、やはり、彼の言葉が真実だからなのだろう。
1983年生まれの27歳。秋田県横手市出身。高校時代は友人達とバンド活動、札幌の大学への進学と同時に、単身で路上での弾き語りを始めた。今回のアルバムには、その頃から10年間歌い続けてきたと言う「メロディ」も収録。恋人との別れを歌ったラブソングでもあり、出会った全ての人への感謝のメッセージのようでもあり、少年期の強い決意が感じられる印象的なナンバーだ。
インディーズでの活動を経て、昨年7月メジャー・デビュー。第1弾シングル「素晴らしき日常」は、リアルなニュースに題材をとった過激とも言える歌詞が注目を集めたが、♪また笑うことはできるかい? まだやりたいことはあるかい?、♪まだ歩くことはできるかい? 転んでも起き上がれるかい?という投げかけが、大きな反響を呼んだ。
続く2ndシングル「ほんとのきもち」では、目に入るもの全てに疑問と想像が生まれ、その都度、考えや気持ちが変化する中で、ひとつだけ揺るぎない“君が好き”という感情に帰着する、メッセージ・ソングを披露。
初の両A面となった3rdシングルでは、♪きっとこの世界の共通言語は 英語じゃなくて笑顔だと思う〜というフレーズが心強く響く「福笑い」(2010年“東京メトロ”CM ソング)と、常に何かに立ち向かっていく姿勢を示した「現実という名の怪物と戦う者たち」をカップリング。
配信限定シングル「少年であれ」は、未完成である事を肯定的に捉えた応援ソング。卒業シーズンにリリースされ、卒業ソングとしても人気を集めたナンバーだ。
“笑顔”が、日常のテーマだと言う高橋 優。今回のアルバム11曲全ての歌詞に、“笑い”関する言葉が含まれ、“笑”の字は全編で40個を数えると言う。日常を描きながら、ユニークな視点、言葉使いが大きな魅力となっている歌詞。『リアルタイム・シンガーソングライター』は、聴くだけでなく、全編の歌詞もじっくり読んでほしいアルバムだ。
初回限定盤は、今年2月に行ったニューヨークでの路上ライヴに密着したドキュメンタリー映像と、箭内道彦演出によるミュージック・ビデオ7タイトル(シングル・タイトル曲5曲+インディーズ時代の「こどものうた」「駱駝」)を収録したDVD付き。
大注目の1stアルバムを携えて、5月下旬から、初の全国ツアーがスタートする。
高橋優初の全国ライブツアー 〜唄う門にも福来たる2011
5/28日(土)愛知県・名古屋CLUB QUATTRO
5/29日(日)大阪府・心斎橋CLUB QUATTRO
6/10日(金)東京都・渋谷CLUB QUATTRO
6/18日(土)宮城県・仙台CLUB JUNK BOX
6/19日(日)秋田県・秋田LIVE SPOT 2000
6/25日(土)広島県・広島Cave-Be
6/26日(日)福岡県・福岡BEAT STATION
7/02日(土)北海道・札幌cube garden