うたまっぷ 次へ>>
Chicago Poodle“関西発ピアノ3ピース名曲工房バンド”の異名をとり、全国に浸透中! オリコン邦楽FMパワープレイ2位(2009年7月度)の「ナツメロ」に続く、 注目の3rdシングル「さよならベイベー」をリリース!
│ 1 │ 2
NEW
「さよならベイベー」
「さよならベイベー」

amazonから購入

GIZA studio
GZCA-7151
発売:2009.10.07
\1,050(税込)
収 録 曲
コメントもどんどん投稿しちゃおう!
01.さよならベイベー
02.あたたかい海
 
1st Single
「ODYSSEY」
「ODYSSEY」

amazonから購入

GIZA studio
GZCA-7139
発売:2009.03.18
\1,050(税込)
収 録 曲
コメントもどんどん投稿しちゃおう!
01.ODYSSEY
02.キミーロ
 
2nd Single
「ナツメロ」
「ナツメロ」

amazonから購入

GIZA studio
GZCA-4127
発売:2009.07.08
\1,260(税込)
収 録 曲
コメントもどんどん投稿しちゃおう!
01.ナツメロ
02.My Life
03.流星 〜Interlude〜(Instrumental)
04.Twinkle Little Stars 〜星が降る町〜
シカゴプードル オフィシャルホームページ
Chicago Poodle

“関西発ピアノ3ピース名曲工房バンド”の異名をとる、花沢耕太(ヴォーカル&ピアノ)、山口教仁(ドラム)、辻本健司(ベース)の3人組。花沢が曲を書き、山口、辻本が作詞を手がける。
3人揃って同志社大学の出身。2003年に、第1回京都学生祭典の“全国学生音楽コンテスト”でグランプリを獲得。インディーズでの活動を経て、2009年3月、「ODYSSEY」でメジャー・デビュー。新人ながら、全国各地のラジオ局でパワープレイを獲得。同月のオリコン邦楽FMパワープレイ3位を記録。続く、「ナツメロ」もオリコン邦楽FMパワープレイ2位に。注目が高まるなか、3rdシングル「さよならベイベー」をリリース!
そんなChicago Poodleを迎えてのロング・インタビュー。切ないバラードの印象とは裏腹に、終始、笑いの絶えない楽しいお話をたっぷり聞かせていただきました!

Chicogo Poodle(シカゴプードル)略して“シカプー”と呼んでください!“上海チワワ”“香港チャウチャウ”という候補はあったんですけどね(笑)。

──まずは、Chicago Poodleというバンド名。とっても印象的なお名前ですが、どんな由来が?
花沢:由来というほどのものはないんですけど、まず、犬の名前にしようって決めてたんですよ。犬はみんなに愛される動物でしょう。
山口:そうそう、特に女の子に(笑)。
花沢:女の子が好きな犬の名前とどこかの地名を組み合わせたら面白いんちゃうんかなって(笑)。MR.BIGの曲に「コロラド・ブルドッグ」というのがあるんですけど、すっごい好きな曲で、そんな風な組み合わせ、ええんやないかと。候補としては、色々な組み合わせが出たんですよ。“上海チワワ”とか“香港チャウチャウ”とか(笑)。
──なぜ、シカゴに?
花沢:・・・シカゴと言えば、ブルース発祥の地!
──それで、シカゴに?
花沢:いや、それは今、思いつきました(笑)。ほんまは、音の響きが良かったので・・・。“Chicago Poodle”だったら、略して“シカプー”って呼んでもらえそうやし、ええんちゃうかなって(笑)。
山口:“シカプー”という響き、これは女の子にウケるぞと(笑)。

3rdシングル「さよならベイベー」は、辻本の作詞。かつての恋人に想いを馳せる“男の未練”がテーマ!

──Chicago Poodleは、花沢さんが曲を書き、山口さん・辻本さんが詞を書くというスタイルで楽曲を作られていますが、3rdシングル「さよならベイベー」は、辻本さんの詞ですね。かつての恋人に想いを馳せる“男の未練”がテーマ?
辻本: そうですね。メロディーを聴いた瞬間に、なんか切ないなぁっていうのと、優しいなぁっていうのと、なんか秋っぽいなぁっていう感じがあって。それで“別れの曲”というイメージが出てきたんですよね。すっごく好きな人に振られてしまった、あるいは、すっごく好きだった人が亡くなってしまったとか。とにかく、すっごく好きなのに、もう二度と会えへん・・・そういう状態になった時の心境ってどんなんかなっていうのを膨らましていきましたね。主人公は、20代の僕らと同世代の男性で、彼女との思い出の場所についつい足を向けてしまう、女々しい奴。
──実際に、そういう思い出の場所って、行ってみちゃいますか?
辻本: あ〜、行っちゃったりしますね。それで、あぁ、俺、いま超淋しい、みたいな(笑)。あの時は、ラヴラヴやったのにとか、しょうもない事を一人で考えて・・・。
山口:僕も行っちゃうタイプですね(笑)。
辻本: 男の方が、引きずると言うか未練がましいと言うか、女々しい所がありますよね。
花沢: 後悔はしますよね。あの時ああすれば良かった、ああ言えば良かったとか。
辻本:男やったら、誰でもわかる心境やと思うんです。
──女性も、自分自身の恋愛と重ねて聴くんだと思いますよ。歌の中には出てこないけれど、裏側には、彼女の方のストーリーがあるわけで。
辻本:なるほど。男ってこんなふうに考えんのやって伝わるのかもしれませんね。この間、ライヴの時に、女性ファンの方からの、この歌詞にめちゃくちゃ共感しましたと言われたんですけど、女性にも響くんやなって、ちょっと意外だったんですよ。

サビの歌詞を、花沢が“気にせんといて”と、勝手に変更。「さよならベイベー」というサビとタイトルが生まれた。

──「さよならベイベー」というタイトルも可愛いくて、女の子向けな感じもすますが。
辻本:サビで、♪さよならベイベー・・・というのが繰り返し出てくるんですけど、元々、僕が書いた歌詞には“さよならベイベー”というフレーズはなかったんですよ。♪さよならベイベー また笑っておくれよという部分は、元々は、♪あの日のように また笑っておくれよ・・・だったんです。それが、花沢から、歌入りのデモがメールで送られて来たら、♪さよならベイベー・・・になってた。それで“サビの歌詞、なんか違ってんねんけど”とメールしたら“気にせんといて”って(笑)。
花沢:作曲の段階から、あの部分は♪ほにゃららベイベー・・・ってデタラメ英語で歌ってたんですよ。だから、どうしても、ベイベーの響きを残しておきたかった。
辻本:だったら、ちゃんと言えっちゅう話や。“気にせんといて”はないやろ(笑)。
──でも、結果的には、良かったんじゃないですか?
辻本: 確かに、ベイベーなんて、好きな女の子に対してしか使わないですからね。ベイベーと言うだけで、主人公が今でも彼女を想っている、という事が伝わるし、結果的には、♪さよならベイベー・・・を、各サビの前に持ってきて、リフレインする事ですごく印象的になったし、最終的には、タイトルにまでなったので、今となっては、花沢のファインプレーやったという事で許してますけど(笑)。
──メロディーもゆったりしてて、サウンドも落ち着いたスピード感で、ちょっと懐かしい70年代を感じさせる雰囲気だな〜、と。
花沢:そうかもしれないですねぇ。
──70年代の青春ドラマの感じ。中村雅俊さんがゲタ履いてた“俺たちの旅”とかね、そういう空気感を感じました。
辻本:あ〜、その感じは、なるほどと思いますねぇ。

c/wの「あたたかい海」は、山口の作詞。心地よい“あたたかい海”から、抜け出さなければ・・・それがテーマ!

──c/wの「あたたかい海」は、山口さんの作詞ですが、どんな風に発想していったのですか?
山口: これは、花沢から曲を受け取った時点で、「あたたかい海」という仮タイトルがついてたんですよ。それで、どんな曲なんやろと聴いてみたら、広い海の・・・母性のような寛大さというものを感じて。それで、このタイトルのままで詞を書こう、と。
テーマは、人それぞれの“あたたかい海”。例えば、親であったり、友人であったり、リスペクトしてるミュージシャンも含まれると思うんですけど、いつも見守ってくれたり、励ましてくれたりしてるんだけど、それに甘えてばっかりいるんじゃなくて、そこから踏み出して自分で歩いてみようっていう歌詞にしたかったんですよね。聴く人によって、捉え方は全然違ってくるとはと思うんですけど。
──山口さんご自身が強く感じた事は?
山口: そうですね。メジャー・デビューして、もっと、自分自身を出していかなくちゃ、オリジナリティーを出していかなくちゃ、というのが強いですね。好きなミュージシャンに憧れて、その人に追い付こうと思って、一生懸命マネしてきたんだけど、もう、その段階から抜け出して、自分のオリジナリティーを出していかなくちゃっていう。
──メジャー・デビューを果たしての決意みたいな?
山口: そうですね、そういう部分はありますね。
──前作「ナツメロ」のc/w曲「My Life」から繋がってるなという印象も受けたのですが。「My Life」では、日々の焦燥感みたいな事が書かれてましたけど、そこから少し時間を経て、次のステップに来た、みたいな。
辻本: 「My Life」の詞は、僕が書いたんですけど、確かに、そういう繋がりはありますね。そういう意味では、デビュー曲の「ODYSSEY」から繋がってるかなと思います。
山口:お互いの歌詞は完成するまで見ないんで、偶然の流れではあるんですけど、きっと3人とも、同じような心境なんやと思います。僕ら3人とも、ずっと実家暮らしで、今も“あたたかい海”に浸ってるんです。
辻本:浸りっぱなしですよ(笑)。
山口: だから、そういう面からもね、ちょっと一歩踏み出していかなあかんなっていうのもあるんですけどね(笑)。

NEXT
October 7, 2009
(C) 2001-2009 utamap.com All Rights Reserved.