うたまっぷ <<前へ
小6で路上ライヴ、中学からライヴハウス出演。破壊的で刹那的。“激情ちゃん”の異名をとる、21歳の激情シンガーソングライター!
音楽ギフト券¥5000をもらっちゃおう!
1 │ 2 │
あなたの遠距離恋愛体験募集!
NEW
『共鳴』
共鳴 / シギ

amazonから購入

アルバム
Epic Records
ESCL-3131
発売:2008.11.12
\1,529(税込)
収 録 曲
コメントもどんどん投稿しちゃおう!
01.証明
02.思いのまま
03.白い闇
04.ハナレバナレ
05.僕の太陽
06.証明(弾語りバージョン)
デビューシングル
「証明」
共鳴 / シギ

amazonから購入

シングル
Epic Records
ESCL-3077
発売:2008.07.02
\1,020(税込)
収 録 曲
コメントもどんどん投稿しちゃおう!
01.証明
02.愛の輪郭
オフィシャルホームページはこちら!
──『共鳴』はそういうライヴ活動をしていた頃に書かれた曲が多いと聞きましたが、「証明」を書いたのはいつ頃?
「証明」は高校3年生ぐらいの時に作った曲ですね。当初は全く違うタイトルだったんですけど、デビュー曲に決まったので、これから“歌で自分を証明していく”という意味合いを込めて「証明」というタイトルにしました。

──「思いのまま」はラヴソングですが、これはいつ頃の曲?
大学生になったばかりの頃ですね。自分の体験を言葉にしたわけではなくて、私の恋愛の理想像を描いたと言うか。恋愛というのは、お互いが好き過ぎて壊れていくっていうのがとても美しいと思っちゃうんですね。ハッピーエンドではなく。

──「ハナレバナレ」も、ずっと歌ってきた曲ですか?
この曲は、中学生の時に作った曲なんですけど、今回、改めてレコーディングしてみて、なんだか全然成長していないんだなって、落ち込んだんですけどね。笑ってよ、許してよ、離さないでよ・・・って、求める気持ちばかりが強い詞でしょう?そういう“○○してほしい”という自分よがりな考えから、何年たっても抜け出せていないなぁって(笑)。

──「僕の太陽」もラヴソングですね?
私、誰かを好きになると、その事実だけで充分になっちゃうんです。好きな人が隣に座っただけでもう充分。何もいらないって。このまま、この想いだけが生き続けてくれれば、それ以外は何も望まない。と言うか望めなくなっちゃう。でも、それって、もしかしたら、逃げてるだけかも知れないですね(笑)。

──「白い闇」は、痛烈なメッセージを感じました。“征服出来るだけの悪魔がいないと、正義気取りは出来ない”という一節は、今の世の中、戦うものもないし、何に対して感情をぶつけて良いのか分からないというような意味ですか?
シギ これは高校生の時に作った曲ですけど、確かに、そういう部分もありますね。今の時代は満たされて何も考えることがなくなって、無関心、無気力になっている。それって、不満がある世の中より、ずっと恐ろしいことだと思うんです。ぼんやりとした不安が常に付きまとっている、と言うか。
人間というのは、多面性を持っているでしょう。道徳的である反面、すごく攻撃的な面も持っている。そういう入り乱れた多面的な心を簡単に、これは正義です、これは悪ですと分けることはできないと思うんです。もっと人間の奥に突っ込んでいかなきゃといけないと思うんです。だから、私は、人間というものについて、もっともっとこだわり続けていきたいと思って。それで、人間の正義と悪の部分っていうのが心に引っかかったので、それを曲にしました。

──楽曲を作るときはどんな風に?
最近はメロディ先行で、後から歌詞を書くことが多いですね。私、今まで、ギターも作詞・作曲も、人から習ったことが一度もないんですよ。だから、自分独自のやり方ですね、ずっと。
──歌詞では“僕”という一人称を使うことが多いですね?
字数が少ないから音に乗せやすいっていうくらいで大きな意味はないんですけど(笑)。でも、自分の中に中性的な部分はあるのかも。女が“俺”と歌ったらヘンですけど、“私”と“俺”の中間みたいな感じです。最近は、あまり使わなくなってきましたけど。

──うたまっぷでは自作歌詞を投稿している人がたくさんいるのですが、作詞に関して、何かアドバイスをお願いできませんか?
えっそんな、恐れ多いですよー。私から言えるのは、自分は自分でしかなくて、感じたことも自分にしか分からないものだから、それぞれ自由に自分のことを表現していけば良いんじゃないかと言うくらいで…。言葉のセンスが良い人はいくらでもいるけど、自分の色味を良い具合に出せたらいいですよね。

シギ ──デビューして4ヶ月が経ったわけですが、何か変わりましたか?
デビューが決まったときは、やっていけるのかなぁっという不安もありつつ、でも、すっごく嬉しかったしワクワクしました。しかも、映画の主題歌で。ホントに信じられない気持ちでした。
デビューしてから大きく変わったのは、逃げ腰にならなくなったことです。ライヴハウスで歌っているだけの頃は、“自分の音楽とは何か”ということに向き合わなくて済んだ。自分の中だけでやっていれば良かったんです。どこか他人事みたいで“これが私の歌です”という思いが弱かった気がします。
だけど、デビューしてから、色々な経験を経て、だんだん自分に自信が持てるようになって、今は“これが私の歌です”“私はこう思っています”と言えるようになってきました。私が歌う言葉には、全て私が責任を持ちます、という気持ちになりました。

──では、これからのシギさんは、どんな歌を?
デビュー・シングルを「証明」というタイトルにしたのも、歌を歌うときは“嘘はつかない”と決めたからです。誠実でいようと心に決めて、それをこれから歌で証明していこうと思ったんです。
だから、これから先、その時その時の自分をそのまま作品として残して、人生を終えるときに“私の生き様はこれです”と言えるようになりたいです。何か大きなことを言うつもりも、LOVE&PEACEとか言うつもりもないんですけど、ただ“シギ”という一人の人間の生き方を、作品を通して示していけたらと思っています。

BACK
October 22, 2008
(C) 2001-2008 utamap.com All Rights Reserved.