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UTAMAP review
EXILE 2012年第一弾シングル GREE“聖戦ケルベロス”CMソング 「ALL NIGHT LONG」リリース!!
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収 録 曲
01.ALL NIGHT LONG
歌詞 試聴 PV視聴
02.ALL NIGHT LONG (Instrumental)
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──「ALL NIGHT LONG」がリスナーにとってどのような存在になってほしいと思いますか? 楽曲を通して、伝えたいこととは?

ATSUSHI:EXILEという存在が、皆さんにとっての心のカラオケ、心の拠りどころみあいになれたらいいな、と……。この曲をカラオケで朝まで歌いまくったり、家や車のなかでこの曲を大きい音で聴いていただいてもいいですし、どんな場所にいても、たとえ離れていても、やり場のない想いを持ったときにこの歌にのせて、叫んだり、踊ったり、騒いだりして、気が紛れることで、“今”という瞬間を、“今日”という1日を乗りきっていただくキッカケになれたら。その結果、少しでも悲しい出来事が減ることを願って……。

TAKAHIRO:人にはそれぞれ、生きているなかでいろいろな人生の物語がありますし、歩んでいく人生のなかで、それこそ納得のいかない出来事や、壁にぶち当たることがあると思うんです。それをみんなですべてわかり合おうといっても、人と人だからこそ不可能な場合もあるわけで……。そんなわかり合えなかったときや、誰かに相談をすることもできずに自分1人で悩まなければいけないときに、そのどこにもぶつけることのできない感情や内でくすぶる感情を、理由はなくとも自分のなかでただただ好きなことに理性を失うくらいとことん没頭して楽しむことで、気を紛らわせたり、発散させようとしたり、一瞬でもいいから忘れようとしますよね。僕はそういうのもいいんじゃないかなって思うんです。そういう感情を抱えたとき、この「ALL NIGHT LONG」が、皆さんにとっての“理由はなくても好きで、没頭できる場所”のような、そういう存在になれたらうれしく思います。「ALL NIGHT LONG」を好きで聴くことに、特に理由がなくてもいい。“なんか好きかも”っていう、漠然としたものでもいい。この楽曲をとことん聴いて楽しんでいただいて、皆さんが、追われている不安や悩みをその瞬間だけでも忘れられて、それで明日への活力になれたら。

MATSU:ATSUSHIが作詞を手がけたんですが、今のこの世の中、たくさんの事件や寂しいこと、悲しいことなどがあるなかで、この曲を聴いて心からみんなで騒いで、踊りあかして一瞬でもいいからそういうことを忘れようという、すごくシンプルで前を向いたメッセージが込められた歌詞になっています。踊りって、どこの国にでもあると思いますし、そういう共通の1つのテーマをもとに、みんなで踊りあかそうっていう、EXILEだからこそ発信できるメッセージ。多くの方々に「ALL NITGHT LONG」を聴いていただいて、明日への活力になってくれたらうれしいですね。それで少しでも悲しい出来事が減ってくれたら……そういう想いが詰まった作品になっています。

USA:いつの時代も本当に、音楽や踊りというものが希望になっていくんだな、と。人間が生きていくために、絶対に必要なものというか……。そういったことを改めて、この曲を聴きながら実感しました。個人的にうれしかったことは、初めてEXILEの楽曲の歌詞に、“踊ろう”というフレーズが入ったこと。
やるせなかったり、つらかったり、でもそんな気持ちを言葉にしづらいときって誰にでもあると思うんです。我慢して自分のなかで押し殺しちゃうような。そういうときに、言葉にできない気持ちを音楽に乗せて、みんなで歌って踊って、つながっていこうっていう、この曲の歌詞やメロディが大好きですね。ライヴで早くパフォーマンスしたい1曲。そのときは、みんなで一緒に歌って踊りたいですね。

MAKIDAI:頭で考えても解決できないことや、悩んでも悩んでも答えが見つからなかったり、さまざまなハードルだったり、みんなそれぞれ違った形でさまざまなことを抱えて生きていると思うんです。でもせっかく生きているなら、ポジティヴな想いで前向きに歩んでほしい。この曲をとおし、皆さんが前向きなパワーを持ってくれたらうれしいです。“踊ろう 魂の気がすむまで”っていう部分には、“魂の気がすむまで前向きに進んでいこうよ”っていう、EXILEらしいポジティヴなメッセージが込められた曲なのかな、と。

AKIRA:ATSUSHIくんが作詞を手がけた「ALL NIGHT LONG」の、“魂の気がすむまで”というフレーズが、僕はいちばん好きなんです。“魂の気がすむまで”というのは、“燃え尽きるまで”ということを表現していて、ものすごくパワー溢れるエネルギッシュな詞。みんなが笑顔になって、楽しく未来に向かっていくようなアップテンポさもありつつ、今までのEXILEの楽曲にはない新たな力強さと前向きさ、希望を信じる強さ、愛の深さというすべてが込められている。人間の本能の叫びや、湧き上がる底力も感じることができると思います。どんな壁にぶち当たっても、希望を強く信じて乗り越えていこうっていう、そんな僕らからのメッセージを受け取っていただけたらうれしいです。

KENCHI:今までのEXILEとはまた違ったテイストの曲。もちろん歌詞は前向きでポジティヴで元気をもらえる歌詞なんですが、EXILE王道のキャッチーな曲やワイルドさ満載の「24karats」、復興支援チャリティソング「Risng Sun」、バラード……とさまざまな楽曲があるなかで、「ALL NIGHT LONG」はそことは一線を画すアッパーチューン。EXILEが作り出した、また新しい世界観を表現している曲だなと感じています。日本はもちろん、世界中の人にも聴いていただけそうなMade in Japanのワールドクラスの曲になっているんじゃないかなって思いますね。海外の方には、言葉はわからないかもしれないけれど、言葉から発せられるパワーって絶対に届くと思うので、ATSUSHIくんとTAKAHIROくんの魂の叫びのような、力強いパワーを世界中の方々にもぜひ聴いていただきたいです。

KEIJI:毎日気分良く、すごく楽しく過ごすことができたらもちろんそれがいちばんなんですが、生きていくうえでは、そういうわけにはいかない。モヤモヤした想いや葛藤を抱えるときって誰にでもあると思うんです。たとえば、目の前にすごく高いハードルが立ち上がったり、簡単には越えられない壁が立ちはだかったり、悩みに悩んで暗闇から抜け出せなくなってしまったり……。そういうときにぜひこの曲を聴いて、みんなで歌って踊りあかしてストレス発散していただけたら。そういうストレスや衝動のはけ口ではないですけど、この曲がそんな存在になることで、少しでも皆さんの力になれたり、勇気づけることができたり、元気になっていただけたらうれしいですね。

TETSUYA:ATSUSHIくんが手がけた歌詞を読んだとき、曲とすごくマッチしているなという印象を持ちました。EXILEの楽曲って、歌詞とメロディが融合したときに化学反応が起こって、ものすごいパワーが生まれるんです。「ALL NIGHT LONG」も、もちろんそういうパワーを持っているんですが、これまでと違うのはEXILEにとってすごく新しい音や要素がたくさん取り込まれているので、そういった部分をぜひ楽しんでいただきたいです。
僕がこの曲をとおして伝えたいことは、“みんなで一緒に、魂の気がすむまで一生懸命生きてみようよ。ただそれだけでいいんじゃない?”っていう、すごくシンプルなメッセージが込められているということ。皆さんが悩んだときや元気がないとき、誰にも怒りをぶつけられないときなどに「ALL NIGHT LONG」を聴いて、元気になっていただけたら、僕らはそれだけでうれしいですね。

NESMITH:ATSUSHIさんが書かれた歌詞をとおして、EXILEとして活動していて日々感じることは、EXILEって、聴いてくださる方々に優しく“頑張ってね”と手を差し伸べるのではなく、手を取り合って僕らも一緒になって“前を向いて頑張っていこう!!”という、キラキラとした希望に満ち溢れた詞や楽曲が多いということ。優しさよりも強さというか……。今作の「ALL NIGHT LONG」も、歌詞にある“魂の気がすむまで”に象徴されるように、身体の内側から湧き上がるような、僕らの熱い想いを感じていただける楽曲になっていると思います。たとえばカラオケとかで、皆さんがこの曲を歌いながら騒いで日ごろの抱えているストレスや悩みを発散していただきたいですね。

SHOKICHI:確実に言えることは、どのような状況であっても、どんな場所にいても、誰と一緒にいても、もしくは一人でも、この曲を聴くと心がスカッとしたり、解放されて絶対に元気になるということ。だからシンプルに、皆さんにとにかく楽しんでいただきたいです。Happyな曲ではあるんですけれど、今までのEXILEの楽曲にないような、人間の持つ本能の力強さを併せ持つ曲。たくさん聴いて、みんなで騒いで、心の底から楽しむことで、少しでも気持ちが前向きにポジティヴになっていただけたら……。それが、いちばんの願いですね。

NAOTO:歌詞のなかにある“魂の気がすむまで”というフレーズが、僕自身のなかですごくリピートしたんです。“気の済むまで”って、本当に人間の奥底の深いところから絞り出して、内から燃え尽きるということ。今、自分も含めてそういう“魂の気がすむまで”何か1つのことに没頭したり、夢中になることって少なくなってきているのかなって、この曲をとおして気づかされました。だからこそ、僕らのライヴで、みんなで魂の気がすむまで騒いで、歌って、踊って“あっという間の4時間だったね”と感じていただきたいですし、EXILEのライヴがそんな場所であり続けてほしい。それが僕の希望ですね。ある意味「ALL NIGHT LONG」は、ライヴでパフォーマンスしたらこの曲の持つ意味を最高に発揮できるんだろうなとも思います。

NAOKI:“みんなで叫ぼう!! 踊ろう”っていう心の叫びというか、魂の叫びが表れた楽曲です。そういう意味では、実はすごくシンプルな歌なんですよね。単純な衝動にかられるときって誰にでもあると思いますし、僕自身もすごく共感できます。でも、そういう衝動を発散させる瞬間や時間って、生きていくうえで絶対に必要なことだと思う。だからこそ、ライヴで「ALL NIGHT LONG」をパフォーマンスして皆さんと一体になって、理性を忘れるくらいワーッて盛り上がったら、めちゃくちゃ楽しいんだろうなって感じますね。

interview&edit_桜井麻美
前列左から、TAKAHIRO、HIRO、ATSUSHI 中列左から、MAKIDAI、USA、AKIRA、MATSU 後列左から、NAOTO、NAOKI、KEIJI、SHOKICHI、NESMITH、KENCHI、TETSUYA
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June 22, 2012
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