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UTAMAP review
大知正紘大丈夫、繋がってる。Relation Disc「手」9/8リリース! 大知正紘ロングインタビュー
1 │ 2 │ あなたの“手にまつわる”思い出を大募集!ShowCase Liveにご招待!
大知正紘「手」リリース記念!投稿大募集!!あなたの手にまつわる思い出を大募集!頭をなでてくれた、お父さんの大きな手。背中をさすってくれた、お母さんの優しい手。好きな人と初めて手を繋いだ時のドキドキ。元気でと、交わした別れの握手。友を殴ってしまった、にぎり拳・・・etc。投稿してくれた人の中から、抽選で大知正紘 Show Case LIVE にご招待!
NEW
「手」
CDタイトル名など amazonから購入
シングル
発売:2010.09.08
Driftwood Record
AKOM-10001/AKOM-10002
2枚組 \1,000(税込)
収 録 曲
01.
02.星詩
コメントもどんどん投稿しちゃおう!
究極の2枚組!!【Relation Disc】
Relation Disc
「手」は、全く同じ内容のCDが2枚セットとなった“Relation Disc”。1枚は自分の手元に、もう1枚は大切なあの人へ。あなたと大切な人を“繋げる(Relation)CD”です。
あなたは、もう1枚を誰に贈りますか?
Official Web Site
小学校でイジメに合い、その反動で中学ではイジめる側に周り、自分が何者なのかわからなくなった高校時代。それでもずっと支えてくれる人がいた。

──なぜ、それほどに孤独を怖れるのでしょう?
僕は、小学校の時にイジめられていて、それで、疎外される事への恐怖が染みついているんだと思います。その反動で、中学校では、逆にイジめる側に回ったんです。自分が強くなればイジめられない、誰かをイジめていたら自分はイジめられる側にならずに済む、そうやって振り切って来たんです。でも、そんな事をしていても、結局、誰かを小学校の時の僕と同じ気持ちにさせているだと気づいて、ちょうどその頃、音楽を始めて、音楽が鬱憤のはけ口になったので、だんだんイジメからも遠ざかって行ったんですけど。
──音楽に救われた?
高校生になってからは、イジメられっ子の自分も、イジメをやってた自分も振り切ろうと思って、すっごいガリ勉になったんです。でも、イジメの記憶というのは残っていて、どれが本当の自分なのかわからなくなって、ちょっとノイローゼ気味になった時もあったんですよね。すごく自暴自棄になったり。でも、そういう時でも、近くにいて自分の存在を繋ぎとめてくれた人達がいた。それはやっぱり音楽をやっていたからだし、本当に音楽に救われたと思います。

放浪の旅人と出会って、大きく広がっていった“繋がり”。そこから生まれた「手」。すごく温かい気持ちになれたので、そのまま温かい曲になっていると思います。

──そんな大知さんが生み出す音楽とは?大知正紘ワールドとはどんなもの?
色んな人と出会って、色んな面を見て来て、僕なりに感じて来たものがあるから、世の中にある事を、良い事も悪い事も現実として受け止めて、そんな中で、自分がどうすべきか感じた事を書いて行く。それが、自分の歌だと思っています。
──「手」は、どんな風に?
この曲を書いたのは、高校3年生の秋だったんですけど、“繋がり”の大切さ、素晴らしさをすごく実感した時に生まれた曲です。
──具体的に何かキッカケが?
最初のキッカケは名古屋なんです。僕は、ずっと大阪で路上ライヴをやっていたから、めったに名古屋には行かなかったんですけど、ある時、自主製作CDを持って、名古屋に力試しに行った事があるんです。お金は片道の電車賃だけ、泊る当てもないけど、とにかく1週間頑張ってみようと思って。その時、朝5時くらいに道端でギターをジャカジャカ鳴らしている人がいたんですよね。放浪の旅をしている人だったんですけど、いきなり意気投合して“一緒に歌おう”と盛り上がって。そしたら、今度はそこに、仕事帰りのホストの男性が通りかかって、仲間に加わって、3人ですっかり仲良くなっちゃったんです。伊賀の高校生と、放浪の旅人と、名古屋のホスト。普通だったら絶対にあり得ない組み合わせですよね。
──それは大変に刺激的な体験ですね。その時、高校3年生の大知少年が感じた事は?
旅人さんとホストさんから、その社会の話を聞かせて貰って、それぞれの場所にそれぞれ大切な事があるんだなと思いました。自分の知らない世界を知る事で、自分の新しい世界を引き出すキッカケにもなったし、自分の音楽もマインドもすごく広がりました。
──今どき、放浪の旅人さんと言うのも、何ともドラマチックですねぇ。
その旅人さんとは、その後、大阪で再会したんですけど、彼はそこで風邪をひいて動けなくなってしまったんです。そしたら、そこにまた、助けてくれる人が現れたりして、更に人との繋がりが広がって。ひとりの旅人さんと出会った事で、本当に大きく色んな世界が開けたんですよね。ちょうどその頃、僕は、“Hジェネ祭”のオーディションが進行中で、音楽の方でも応援してくれる人が増えて来ていて、その時の恋人への想いなんかも重なって、「手」という歌を書きました。たくさんの“繋がり”が生まれて、これってどういう事なんだろうと思って、その気持ちを書いたんですよね。最初に書いた時から、一切手は加えてないんです。最初の気持ちのままです。その時、すごく温かい気持ちになれたので、そのまま温かい曲になっていると思います。

c/wの「星詩」は、“Hジェネ祭”出場時に歌った曲。高校2年生の冬、失恋した時に書いた曲だけど、「手」にも繋がっていく曲だと思います。

──c/wの「星詩」は、“Hジェネ祭り”で歌った曲ですね?
高校2年生の冬に書いたんですけど、その時の自分の気持ちをそのまま書いた曲です。
──失恋ソング?
本当に失恋した時に書きました。当時、付き合っていた子がいたんですけど、別れてしまって。すごく仲良かったのに、突然大きな溝ができてしまって、でも、今でも好きだし・・・と、そんなモヤモヤしている時に、以前に二人で星を見た公園にひとりで行ってみたんです。そこで、星空を見上げながら感じた事を曲にしました。
──歌詞は、その時のまま?
“Hジェネ祭”に出る直前に少し書き直しました。最初は、感情そのままの歌詞だったんですけど、聴いた人が一歩前に踏み出す気持ちになれる曲にしたいと思って、後半を書き直しました。ラストの♪今は見えない星空だけど〜という2行は、今でも心の中には君がいて、君がいたからこそ、今の自分があって、今踏み出そうとしている・・・という想いですね。
──そのフレーズは「手」へと繋がって行きますね。自分から切ってしまった“繋がり”。だから尚更“繋がり”を大切にしたいと思う・・・そんな連鎖を感じますが。
「星詩」は、あの時、自分がしてしまった事の後悔も含めて、新しい次があるならば、今度はもっと大切にしようという曲。確かに「手」にも繋がっていくと思います。

「手」は、2枚組の“Relation Disc”。1枚は自分の手元に、もう1枚は一番大切な人へ。僕は、お母さんに渡したい!普段はなかなか、ありがとうを伝えられないので。

──いよいよCDリリースですが、「手」は、2枚組CDなんですよね?
同じCDが2枚で一組になっているんです。両方とも「手」と「星詩」の2曲入りで全く同じ内容。あなたと大切な人を“繋げるCD”=“Relation Disc”と名付けたんですけど、1枚は自分で聴いて、もう1枚は一番大切な人にプレゼントしてほしいんです。恋人同士で1枚ずつとか、友達に渡したとか、お父さんやお母さんに渡したとか、そういう話が聞けたら本当にうれしいですね。
──大知さん自身は、どなたに?
母です。やっぱり、どんな事があろうと家族は家族だし、絶対に繋がっていると思うんですよね。僕は、すごく親にあたっていた時期もあったんですけど、父も母も、いつでも子供第一に考えてくれて、いつも僕を応援してくれた。ひとりで東京に出て来てから、なおさら、それを実感するようになりました。でも、普段はなかなか、ありがとうを伝えられないので、“Relation Disc”に託して渡そうと思います。

10月に全国5ヶ所でShow Case LIVEを開催。CDの中に封入されているQRコードから応募してください!

──「手」を通じて、みんなとどんな事を共有したいですか?
少しでも、繋がりを感じる瞬間が増えて、人と人の繋がりが、どんどん深まっていったらいいなと思います。
──これから先はどんな歌を?
これから先も、自分が見えるもの、感じたものを自分なりに解釈して、自分なりに大切にして、そこで気づく事ができたものを歌にしていきたいです。
──リリースのあとのご予定は?大知正紘
「手」リリース記念のShow Case LIVEが10月にあります。東京・名古屋・大阪・広島・福岡の5ヶ所です。CDの中に封入されているQRコードから応募してください。抽選でご招待します。本格的なライヴは初めてなので、僕自身もすっごく楽しみにしています。みなさん、どんどん応募してくださいね。

大知正紘 Show Case LIVE

■10月09日(土) 福岡・FM福岡アクサダイレクトスタジオ
■10月14日(木) 東京・mother kurkku
■10月15日(金) 名古屋・Zipサロン
■10月16日(土) 大阪・Dig me out
■10月17日(日) 広島・パセーラ6Fスカイパティオ

 

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September 10, 2010
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