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「『リアルでゴメン…』」
近藤夏子「『リアルでゴメン…』」初回完全生産限定盤[CD+DVD]

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シングル
発売:2010.04.21
初回完全生産限定盤
[CD+DVD+コラボバンダナ]
WPZL-30177
\1,800(税込)

近藤夏子「『リアルでゴメン…』」通常盤

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シングル
発売:2010.04.21
通常盤[CDのみ]
WPCL-10778
\1,200(税込)

収 録 曲
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[初回完全生産限定盤]
01.『リアルでゴメン…』
02.ありがとごめんネ
03.ヒーロー

[初回盤]
01.『リアルでゴメン…』
02.ありがとごめんネ
03.で、神様
04.ヒーロー
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好きな男の子の前で、乙女モードになれない。変顔したり、無茶ブリに応えたり・・・。「『リアルでゴメン…』」は、そのまんま近藤夏子です(笑)。

──「『リアルでゴメン…』」は、いつでも元気に人を笑わせ、どんな無茶ぶりにもカンペキ応え、オモロな奴という期待を裏切らず・・・好きな男の子の前で、三枚目を演じてしまう女の子が主人公。これは、近藤夏子そのもの?
そのまんま近藤夏子ですね〜(笑)。こうなっちゃうんですよね、いつも。変顔も、ノリツッコミもすっごい得意なので、やっぱり、期待に応えようとしちゃいますねぇ。乙女モードになったとしても、“キモイ!”って、自分で自分にツッコミ入れちゃうタイプなんですよ。
──歌詞の中にもあるように、乙女モードも考えたりはする?
ホンマはそうしたいっていう自分もいれば、変顔とかしちゃう自分も好き、みたいな。好きな人の前やったら、そんな事やらん方がいいってわかってても、やってしまう。どっちもホントの自分で、どっちを出した方が正解なのかもわからへん。めちゃくちゃ混乱してるけど、でも、とにかく好き。そんな気持ちをそのまま書いた曲ですね。
──楽曲作りはどんな風に?
メロディーが先で、後から歌詞をつける事が多いですね。この曲もメロディーが先だったんですけど、歌詞を書く前に、♪好きになってしまった〜というフレーズが先に出てきたんですよね。“好きになった”じゃなくて“好きになってしまった”。・・・なってしまったという経験、あったなと思って。ゴメ〜ン、好きになってしまったわ〜って・・・その時の事を、実体験を書こうと思ったんです。
──ポップなメロディーなのに、歌詞は切ない。そのアンバランスが近藤夏子?
普段から、切ない事とか辛い事であればあるほど、明るく話してしまうんですよ、私は。“こんな事あってん。めっちゃ切ないやろ〜あたし”みたいな感じで、明るく喋ってしまうんです。それを聞いた友達は、帰り道あたりで気づくんだと思うんです。“今日の夏子、ほんまはけっこう切ない話をしてたんやな”って。それくらいが調度いいんですよ。歌も同じで、こういう切ない歌詞をバラードに乗せて、じっくり聴かせるのは恥ずかしい。アップテンポで明るい歌と思って貰って、2〜3回聴いた後に、歌詞を見たら“え、めっちゃ切ない歌やったんや”って。そんな感じで聴いて貰えるのが、私らしいかなと思うんです。

♪アリガトゴメンネダイスキダカラモドッテキテマジデ・・・早口言葉のようなカタカナにしたのは、言葉のニュアンスまで全部伝えたかったから。

──c/wの「ありがとごめんネ」は、ジャズのテイストも感じる、奔放なピアノに乗ったゴージャスなナンバー。なのに、歌詞は切ない。
恋人との付き合いも長くなってくると、“ありがとう”とか“好き”とか言わなくなるでしょう。何かして貰うのを当たり前と思ってしまったり、自分が疲れている時は相手を大事にできない。それで、別れたりしちゃうんだけど、後になって、“あ〜あの時に、ありがとうって言っておけば良かった”とか後悔する。友達とのお喋りでも、いつもそういう話になって。別れた直後の子が“あの時、ごめんって謝ってたら、こんな事にはならなかったかも”とか。そういう時、今恋愛中の子には、“あんた、今日ちゃんと彼氏にありがとうって言いや〜”って、みんなで言うんです。その時、思ったのは、こういう事、女の子全員がちゃんと気づいたら、別れずに済む人が増えるんじゃないかって。それで、歌にしました(笑)。
──♪アリガトゴメンネダイスキダカラモドッテキテマジデ・・・というカタカナで書かれた1行がとても印象的ですね。
私は、自分が思っている事は、文字でも120%伝えたいっていう思いがあるんです。言葉のニュアンスまで全部伝えたいんです。“好き”という言葉1つでも、漢字で書くのと、ひらがなとカタカナとでは、雰囲気は全然違いますよね。♪アリガトゴメンネダイスキ・・・という部分は、早口な呪文みたいな感じで言っている・・・そのニュアンスまで読み取って貰いたい。そう考えたら、カタカナだなと思ったんです。
──確かに呪文みたいですね。一見しただけでは何が書いてあるのかわからない。
曲を聴いて、“えっ?ナニ言ってるの?”と思って、歌詞カードを見て、カタカナを1つずつ辿っていったら、ア・リ・ガ・ト・ゴ・メ・ン・・・?あ〜ありがとうごめん〜って言ってるのかってわかる。そんな伝え方をしたかったんですよね。そんな所でも、はっきりわかるように言えない、やっぱり照れちゃうと言うのが私なんですよね(笑)。

私にとっては、それがママだったんですけど、一番近くにいて一番うるさく言ってくれる人…それが、その人にとってのヒーローなんだと思います。

──「ヒーロー」は、かなり雰囲気が異なりますね。
そうですね。この曲だけ、バラードです。
──家族への深い愛と大きな感謝が感じられる心温まるナンバーですが、ここで歌われているのは、お父様の事?それともお母様?
ヒーローという男性名詞を使ってますけど、これは、ママなんです。
──お母様がヒーロー?
面と向かって“ありがとう”と言った事はないんですけど、ママがいなかったら、私はここまで来れなかったと思うんです。メジャー・デビューを前にすっごいプレッシャーを感じて、ちょっと歌えなくなっちゃった時もあったんですけど、そんな時も、ママはすっごくプラス志向な人で、不安やプレッシャーを感じる暇があるなら、今を楽しんだ方がいいし、これまで頑張って来た自分を褒めた方がいいし、周りの方にその分感謝した方がいいって、そういう話をしてくれて。すごく心強くなって、私のヒーローは、この人だ!って思ったんです。もちろん、パパも色々助言してくれるんですけど、ママの方が細かく色々言ってくれて、それが癪にさわる時もあるんですけど、その気持ちを♪“いちいちうるさいヒーロー・・・っていう歌にしたんです。
──お母様の反応は?
まだ、聴かせてないんですよ〜。CDも渡してないんです。ちゃんと自分でお金払って買って貰おうと思って(笑)。ママは気づくかな〜。気づいたとしたら、ニヤニヤしながら言ってくると思います。“ヒーローって、アタシの歌とちゃうん?”とか(笑)。
──歌詞に書かれているのは、実際のお母様の姿?“うたた寝バリア”と“フテくされビーム”が得意技?
すぐフテくされるんですよ。すっごいわかりやすい。すぐに“もういい、あたしなんか”って。そういう態度に出ると、私が気にして、後からメールしてくるはずとか思ってやっているんですよ。私にとっては、それは攻撃なんですよね。絶対敵わない必殺技なんです(笑)。
──決め台詞は“なんとかなるか”と“やればできる子”?
何が起こっても動じないですね。何でも“なんとかなるか”で片づけちゃう。“やればできる子”というのも、めっちゃ言われ続けて来ました(笑)。
──聴く人によって、それぞれ自分のヒーローが思い浮かぶでしょうね?
私にとっては、それがママだったんですけど、友達でも、恋人でも、一番近くにして、一番うるさく言ってくれる人・・・それが、その人のヒーローなんだと思います。

私、普段から、“でさ〜”ってよく言うんですよね。だから、神様に話しかける時も、きっと「で、神様〜」って言っちゃうと思います(笑)。

──通常盤にはもう1曲「で、神様」を収録。好きな人と携帯が色違いだった。同時に電話をかけていた・・・そんな偶然を“運命”だと信じたい女の子が主人公ですが、こういう思い込み、女子はありますよね。
ありますよね〜。でも、男子はそうは思わないんですよね。“うわ〜ケータイ色違いやわ〜”って言っても、“たまたまやろ”って。“たまたまちゃうやろ、これが運命っちゅうもんや”って思うんですけど、それを、その本人には言えない。だから、横向いて小声で神様に言うんですよ。♪もっとわかりやすくして〜って(笑)。
──タイトルに“で、”とつくのもユニークですが。
あえて個性的にしようとか思ってつけたわけじゃないんですよ。私、普段から、“でさ〜”ってよく言うですよね。ブログでも、“それで”じゃなくて“で、”って書いてる。すごくよく使うんです。だから、神様に対して話しかけるとしても、“で、神様〜”って言っちゃうと思うんです。ほんとに自分がいつも使ってる言葉のニュアンスをそのまま受け取って貰うのが一番だと思ったので。

インストア・ライヴがたくさんあります。みんなとたくさん話をしたいので、どんどん話しかけてくださいね。待ってます。

──これから、たくさんの人に、近藤さんの歌が届くようになるわけですが、近藤さんは歌を通して、みんなとどんな事を共有したいですか?
私の曲って、本当の事しか書いてないんです。自分が経験した事や友達の話を聴いて感じた事しか書いていない。こんなに赤裸々に書いていいんかいって言うくらい、ぶっちゃけトークで書いているんです。普段のお喋りでも、私がぶっちゃけると、友達も、それまで言えずにいた事とか、密かに悩んでいた事とかをぶっちゃけてくれるので、私の曲を聴いてくれる人も、“なっちゃん、こんな経験してんねや。そしたら、私もなっちゃんに、こんな話してみよう”とか“なっちゃんもこんな経験してんのやったら、私も頑張ろう”とか、私の事を相談相手みたいに思って聴いてくれたらうれしいなと思います。私の事も、みんなに励ましてほしいし、会話してるような感じで聴いて貰えるのが一番うれしいです。
──これから、どんな歌をどんな風に歌っていきたい?
私は、常に今の自分の事を書いているので、2年後に歌詞を書く時には、2年後の私が思っている事を書いていると思うんです。だから、私自身が成長していれば、楽曲も成長してるし、逆に、2年後も全く変わっていなかったら、楽曲も変わっていないんだと思うんですね。でも、今、すっごく成長できる環境にあるので、きっと、書く事も変わっていくだろうなとは思っています。とにかく、いつも、自然体のままで、背伸びせず、自分の中から出て来るものをそのまま書いていこうと思っています。
──リリース後のご予定は?
インストア・ライヴがたくさんあります。時間が許す限り、みんなとたくさん話をしたいと思っているので、遠慮しないで、どんどん話しかけてくださいね。待ってます。

近藤夏子 メジャーデビューシングルリリース記念
全国インストアライヴツアー<ミニライヴ&サイン会>

●5/03(月・祝)兵庫・阪急西宮ガーデンズ 14:00
●5/04(火・祝)愛知・タワーレコード名古屋パルコ店 15:00
●5/09(日) 宮城・タワーレコード仙台パルコ店 14:00
●5/15(土) 福岡・キャナルシティ博多 14:00
●5/16(日) 広島・タワーレコード広島店 14:00
●5/23(日) 大阪・タワーレコード梅田NU茶屋町店 15:00

詳しくは、イベント特設サイトまで http://www.kondonatsuko.com/instore_real/

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April 30, 2010
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