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JAY'ED2010年第1弾シングル「PRAY」リリース! 出会いと別れをテーマにした、ドラマチックなR&Bナンバー!
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「PRAY」
JAY'ED「PRAY」

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シングル
発売:2010.05.26
TFCC-89304
\1,000(税込)
収 録 曲
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01.PRAY PV視聴
02.Golden
03.夢のステージが待つ向こう
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音楽活動のスタートはクラブ・シーン。ソングライティングの手法も、現場で見て、覚えていきました。

──その後、どんな風に音楽活動を始めていったのですか?
バンドとか弾き語りとかじゃないから、どこで歌ったらいいのかわからなかったんですけど、そのうちに“クラブ・シーン”というのを知って、クラブで歌うようになったんです。
──ソング・ライティングは、どのようにして身につけていったのでしょう?
見て覚えたというのが大きいですね。クラブで歌い始めてから、色んな人にフィーチャリングで呼んでいただくようになって、レコーディングの現場というのも初めて知って、みんなこうやって録ってるんだとか、こういう機材があるんだとか、実地で覚えて行った感じです。
──それまでは?
最初は、家で古いラジカセを2つ並べて、1台からトラックを流して、それに合わせて歌うのを、もう1台で録音。それを繰り返して多重録音する。そんなやり方をしてたんです(笑)。
──トラックはどうしていたのですか?
シングルCDにインスト・ヴァージョンが入っていたりするでしょう。そういうのを使ったり、色んな曲の間奏だけをカセットテープで繋ぐようにしてトラックを作ったり(笑)。僕の家は、大阪の中でも田舎の方だったから、音楽情報も全然なくて、ラジオの深夜番組で、木曜日に30分間だけ、ブラックミュージックの番組があったんですけど、それをテープに録って一生懸命聴いていた。そんな時代です(笑)。今は、どこに住んでいても、ネットでダウンロードとか、すごく簡単に音楽が手に入るから、今の子達は羨ましいなと思います(笑)。

出会いと別れ、環境の変化。それが、僕の人生の1つのテーマなのかも。そこを軸にして、恋愛ストーリーに仕立てたのが、今回の「PRAY」なんです。

──今は、どんな風に楽曲作りを?
トラックメーカーと一緒にスタジオに入って、僕のイメージを伝えながら、こんな曲にしていこうというのを決めていく。トラック先行で、そこにメロディーを乗せて、一番最後に歌詞を書く、というパターンが多いですね。
──新曲「PRAY」のテーマは、どんな所から?
去年11月に、5年ぶりにニュージーランドに帰ったんですよね。1stアルバム『MUSICATION』をリリースして、全国ツアーも終わったタイミングで。5年も帰っていなかったから、ニュージーランドの生活は全く忘れていたんですけど、何日か過ごすうちに、すっかり昔の感覚に戻っている。その時に、思ったんですよね。僕の人生は、環境によってどんどん変わって行っている。それが、僕の人生の1つのテーマなのかもって。そこを軸にして、恋愛ストーリーに仕立てていったのが、今回の「PRAY」なんです。
──軸となっているのは、出会いと別れ?
そうですね。僕は、ニュージーランド人として生まれて、その環境を当たり前のものとして暮らして来たんですけど、10歳の時に、急きょ家族で大阪に引っ越す事になって、その時は、日本が“外国”だったんですよね。だけど、大阪で暮らし始めて1〜2年も経ったら、僕も大阪弁を喋っていたし、すっかり日本人として生活するようになっていた。その後、僕は活動拠点を移して、今は東京で暮らしているんですけど、そんな自分の人生を振り返ってみて、本当に出会いと別れが多い人生だなって、しみじみ思ったんですよね。ニュージーランドと言うのは、とにかく家族愛がすっごく強いんですね。久しぶりに、そういう中で過ごして、出会いと別れに対する意識が強くなったのかもしれないですね。

彼女と別れた数年後まで描きながら、実は、それは夢だった・・・という映画のような設定。1曲の中でしっかりストーリーが成り立つ歌を、ずっと書いてみたかった。

──歌詞のストーリーとしては、夢を追いかけて去っていくのは女性ですが。
そうなんですよね。女性の方が旅立っていくストーリーにしたのは、僕自身を、逆の立場に置いて書いてみたいと思ったからなんです。僕自身が、ニュージーランドから大阪へ、大阪から東京へと移っていったわけですけど、その時に、見送ってくれた人は、こういう気持ちだったんだろうなって。そちら側からストーリーを書いてみたかったんです。こういう書き方をしたのは初めてで、すっごく勉強になったし、新鮮でしたね。
──主人公の男女の人物像がクッキリ浮かんで来る、とても映像的な歌詞ですね。
そう感じて貰えるのは、すっごくうれしいですね。「PRAY」は、最初から、ストーリーものを作りたいと思って制作にかかったんです。僕の歌は、これまでは、自分の心情を歌う事が多かったんですけど、僕としては、1曲の中でしっかりストーリーが成り立つ歌というのを書きたいという想いがずっとあって、「PRAY」は、本当にじっくりと自分の中で物語を描きながら書いていった曲ですね。
──物語を書いていくという点で、バックボーンとなっているものはありますか?映画だったり、本だったり?
映画は大好きでよく観ます。映画って、最後に大ドンデン返しがあったりするでしょう。実は「PRAY」も、そういうストーリーになっているんですよ。彼女と別れた数年後まで描きながら、実は、それは夢だった・・・という設定で、また、冒頭の彼女が旅立つ日のシーンに戻っていく。こういう展開は、映画からヒントを得たものですね。本もよく読みますよ。普段は使わない単語とか言い回しに気づくという事もあるし、それぞれの登場人物から、あぁこういう気持ちになる事もあるんだなって思ったり。

僕は、日本のアーティストとしてやっていきたい。これからも、歌詞は日本語で書いていくと思います。

──これから先は、どんな曲を作っていきたいですか?
今回のシングルは、3曲入りなんですけど、全体的にデジタル色が強かったと思うんですね。でも、これからは、例えば、もっと楽器の生音を取り入れたいとか、レゲエっぽいものをやってみたいとか、色んな興味が湧いてきていて、試行錯誤しながら、色んな音楽のスタイルにチャンレンジしていきたいと思っています。
──歌詞については、いかがですか?「PRAY」は、ほとんど英単語が出てこない日本語詞でしたが。
元々は、英語で書く方が得意だったと思うんです。ずっと聴いてきたのがブラック・ミュージックだったし、ずっと練習してきた曲もそうだったから。だから、最初は、英語で詞を書いていたんです。だけど、クラブで歌い始めてから、もっとみんなに自分の歌を理解して貰いたいと思って、日本語で書くようになったんですよね。それから、ずっと日本語ですね。特に、主義主張があったわけじゃないんですけど、ラヴソング1つ歌うのでも、日本語で歌った方がみんなに伝わるじゃないですか。最初は漠然としたものだったと思うんですけど、毎回ライヴをやっていく中で、僕は、日本のアーティストとしてやっていきたい、洋楽じゃなくて邦楽としてやりたい、日本の音楽シーンの中でやっていきたいという意識がハッキリして来たんだと思いますね。これからも、歌詞は日本語で書いていくと思います。
──ヴォーカル・スタイルについては、どうですか?
今回のシングルの2曲目に「Golden」という曲があるんですけど、かなりイケイケなハードな曲なんですよ。それで、ヴォーカルも、僕は普段は割とふんわり歌う方なんですけど、この曲は、かなりハードに歌っています。そういうヴォ−カルのバリエーションも、自分の中でチャレンジしていきたい事の1つですね。
──これから先も、また新たな出会いと別れがあり、環境の変化もあるかと思います。そういう中で、生まれて来る歌もヴォーカルもまた変化していくんでしょうね?
あんまり年はとりたくないですけど(笑)、年齢を重ねて初めて表現できる事というのもありますからね。僕が普段聴いているのは、大人っぽい・・・レイドバックと言うか、ゆったりした音楽が多いんですよね。そういうものも、やりたいと思うんですけど、今やっちゃうと、すごく説得力に欠けるような気がするんですよ。もう少し年齢を重ねて、説得力が出て来たら、渋いものもやってみたいと思います。僕は、できるだけ長く音楽をやり続けていきたいと思っているので、常に、今できる事をしっかりやって、それを積み重ねて、ステップアップしていきたいと思います。

ライヴでは“これが2010年の僕です”というのをしっかり見せられるようにしたい。僕のライヴが少しでもみんなのパワーになれたらいいなと思います。

──いよいよ、「PRAY」がリリースとなりますが、みんなにどんな風に聴いてほしいですか?
みんな人生の中で、色んな出会いと別れを経験してきていると思うんですよね。進学のために故郷を離れるとか、転勤で知らない土地へ行く事になったとか。色んな別れがあったと思うんです。そういう思い出の中で、自分にとって大事な人との別れを思い返しながら、聴いて貰えたらうれしいですね。
──リリースの後は、どんなご予定ですか?
これから夏にかけて、ライヴ・イベントが続きます。
──ライヴに向けては、どんな抱負を?
「PRAY」は、2010年を迎えて最初のシングルで、その後のライヴという事で、新しい気持ちで、これが2010年の僕です、JAY'EDというのをしっかり見せられるようにしたいと思います。「PRAY」で初めて僕の事を知ってくれた人もいると思うし、生まれて初めてライヴに来るという人もいると思うんです。その中で、「PRAY」だけじゃない、僕の歌の世界観全てを感じて貰えたらと思います。そして、僕自身がかつて、ライヴに触発されて大きく変われたように、僕のライヴが少しでもみんなのパワーになれたらいいなと思います。みんなで楽しみましょう!

JAY'ED ライヴイベント・スケジュール

MTV WORLD STAGE VMAJ 2010
[日時] 5/29(土)
[会場] 国立代々木競技場第一体育館
MTV LIVE 05.30.10
[日時] 5/30(日)
[会場] 国立代々木競技場第一体育館
Freedom 2010 in 淡路島
[日時] 6/6(土)
[会場]淡路島・国営明石海峡公園芝生広場
花の万博20周年記念FM802 SPECIAL LIVE「LOVE FRIENDS」
[日時] 6/13(土)
[会場] 大阪城ホール
ESP学園 presents COLORS2010
[日時] 7/3(土)
[会場] 新木場STUDIO COAST
REVOLUTION〜お台場ノ乱〜
[日時] 7/18(日)
[会場] お台場・野外特設会場(青海臨時駐車場)
北九州 GENKI祭2010
[日時] 7/18(日)
[会場] 西日本総合展示場【新館】
MTV ZUSHI FES 10 supported by RIVIERA
[日時] 8/14(土)
[会場] 神奈川 リビエラ逗子マリーナ特設会場
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May 26, 2010
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