BUMP OF CHICKENが待望のニュー・シングル「R.I.P./Merry Christmas」を、11月25日に発売する。2008年6月のシングルB面集アルバム『present from you』以来となるCDリリース。シングルとしては、2007年10月の「花の名」「メーデー」以来、約2年ぶり。6thアルバム・リリースへの大きな布石となる1枚だ。
2008年1月から7月まで、全国33ヶ所41公演の大規模ツアー“ホームシック衛星”“ホームシップ衛星”を敢行、22万人を動員。ファンとの信頼関係を更に強めたBUMP OF CHICKEN。
ツアー終了後は、次作アルバムに向けての制作活動を開始。藤原基央は、約1年を費やして、アルバム1枚分に及ぶ新曲を書きあげた。ニュー・シングル「R.I.P./Merry Christmas」は、その新曲の中からの2曲をカップリングしたもの。
「R.I.P.」とは、Requiescant in Pace(ラテン語)=Rest in Peace(英語)の頭文字をとった略語で、“安らかに眠れ”の意味。欧米で、お悔やみの言葉として使われる慣用語で、墓石に刻まれる事も多い。
疾走感あふれるバンドサウンドに親しみやすいメロディー。爽やかなロック・チューンだ。が、歌い出しの ♪そこに君が居なかった事 そこに僕が居なかった事 そんな当然を思うだけで・・・のフレーズにドキリとする。後半、♪ここに誰が居たかっただろう それが僕にもなり得る事 こんな当然を思うだけで・・・と置き換えられた言葉に、また、ドキリとする。戦争、自然災害、事件、事故・・・昨今の様々なニュースや歴史上の出来事が頭をよぎる。今ここに自分が居られる事、家族や友人や恋人…愛する人と共に居られる事。それがどれだけ尊い事なのか。CDジャケットには、地球を埋め尽くす無数の薔薇。星空に浮かぶ「R.I.P.」の文字。放たれたメッセージは、とても深い。
一方の「Merry Christmas」は、優しさにちょっぴり哀感が加わった、藤原基央ならではのクリスマス・ソング。電飾に彩られキラキラ輝く街を行き交う人々を独特な視点で描写し、自分自身の心情と重ねた詞。ほんわりと温かなサウンド。まさに、BUMP OF CHICKENからファンへのクリスマス・プレゼント!
CDの発売は、11月25日(水)。それに先駆け、うたまっぷでは、「R.I.P.」の歌詞を先行公開!読めば読むほど奥深い歌詞。何度でも読み返したい。 |