|
||||||||||||||||
The Floor:https://twitter.com/the_floor_ ササキハヤト(Vo):https://twitter.com/hytssk_floor 永田涼司(Gt):https://twitter.com/ngtgdgd ミヤシタヨウジ(Ba):https://twitter.com/yoz_sank コウタロウ(Dr):https://twitter.com/mitarasi0001 |
||||||||||||||||
<Profile> 2012年10月に結成された北海道札幌市在住4人組ロックバンド。 2016年に初の全国流通盤をリリースすると、タワレコメン選出やRISING SUN ROCK FESTIVALへの出演権を勝ち取るなど突如シーンに登場。海外インディーロックの系譜を持った世界水準のサウンドと、抒情的かつ温かな歌声は絶妙なバランスで共存。無邪気に「音」と遊ぶバランス感覚は、フェスシーンからJ-POPシーンまでを横断する、新たなギターロックのスタンダードを北の地から鳴らす。 |
The Floor「革命を鳴らせ」Music Video
ササキハヤト(Vo)、永田涼司(Gt)、ミヤシタヨウジ(Ba)、コウタロウ(Dr)から成る北海道札幌市在住4人組ロックバンド、The Floor。「泣きながら踊れる音楽」を標榜し、今年2月に1stフルアルバム『ターミナル』でメジャーデビュー。オリジナリティ溢れるキャッチーでダンサブルなギターサウンドに耳を奪われたロックファンも多いのではないだろうか。そんな彼らがメジャー1stシングル「革命を鳴らせ」をリリースする。The Floorらしいメロディアスなギター全開の疾走感溢れるロックチューン。自分の中の“革命”を起こすという決意を歌った歌詞は、現状を打破し新たな1歩を踏み出そうとする人々の背中を押してくれるハズだ。リリースに寄せて、The Floorからビデオ・メッセージが到着。タイトルナンバー「革命を鳴らせ」誕生の経緯や、ライブの定番曲「マジック」とエレクトロポップな「FASHION」のカップリング2曲の制作について、メンバーを代表しヴォーカルのササキハヤトが語ったメール・インタビューと併せてお楽しみください。
──1stシングル「革命を鳴らせ」は、2月のメジャー1stフルアルバム『ターミナル』から約8ヶ月ぶりのリリースとなります。「革命を鳴らせ」を記念すべき1stシングルに決めた理由、経緯をお聞かせ頂けますか?
「次はシングルでいこう」と決まって、それからたくさん曲を書き始めました。その中で今までメンバーとして距離が近かったからこそ暗黙にしていた部分、目指す終着点はどこなのか、どういう存在になりたいのかというのを改めて話し合いました。例えば目標を地元北海道のフェス「RISING SUN ROCK FESTIVAL」の一番でかいステージにいつまでには立とうとか、自分らが好きな音楽をどうやって伝えたいのかとか、時間はかかってしまったんですけど、そういった道を歩いてギターの永田が持ってきたのが『革命を鳴らせ』のメロディーで、今回はこの曲しかない、この曲でいこうと思いました。
──「革命を鳴らせ」は、新たな1歩を踏み出す勇気を与えてくれる歌詞と、The Floorさんらしいギターサウンドが耳に残る1曲です。作曲は永田涼司さん、歌詞はササキハヤトさんとコウタロウさんの共作ですが、楽曲制作はどのように進められたのでしょうか?また、タイトルになっている「革命を鳴らせ」というフレーズは、どのように発想されたのでしょうか?
基本的にメロディーは弾き語りだったり、パソコンである程度のアレンジをしたものをギターの永田が書いてきて、それから全員で固めていくことが多かったのですが、今回『革命を鳴らせ』は弾き語りで聴いて「これだ!」となりました。僕らの中では今までにないメロディーでいい意味で永田っぽくないというか、、、永田はスタッフさんの声に耳を傾けて作ったと言っていて、主観と客観の融合があってThe Floorらしさと今まで以上にドラマチックなメロディーが生まれて僕は胸を打たれたんです。前作のアルバムの『ファンファーレ』でもそうなんですけど、決意に満ち溢れた曲にしたいと思って、その決意の瞬間の鐘を僕らが鳴らして、聴いてくれた人の胸にこの曲が共鳴して欲しいという想いが生まれました。小さくても確かな、少しでも変わるためのきっかけになる、その人だけの革命を胸に鳴らしたいという想いで「革命を鳴らせ」という言葉を歌っています。
このとき歌詞は俺とドラムのコウタロウで並行して書いていて、お互いの良さがあったから「革命を鳴らせ」のワードを基盤に置いて、また一から2人で書き直したんです。2人で書いたからこそ、自分が言いたい事と「それがどういう言葉を使えば伝わるのか?」を議論することができて、そのおかげで今までよりもこの曲を聴いてくれた人に寄り添うことができる歌詞に仕上がったんじゃないかと思っています。
──歌詞に「不意にバイブレーション 些細な一行に背中押されて 負けないと誓ったんだ」というフレーズがあります。例えば歌詞や小説、メール、手紙など、作詞中に具体的に思い浮かべた「背中を押された一行」はありますでしょうか?
ここのフレーズは誰でも思い当たる節があると思うんです。友達だったり恋人だったり仕事仲間だったり、しんどいときに側に居てくれる人を思い浮かべました。
例えば、僕らは札幌から本州へライブに行くときに結構滞在するんです。2~3週間出っ放しのときもあったりするときに、家族から「飯ちゃんと食ってるか?」とか「頑張れよ」とかそういう連絡をもらったりする時にすごく背中を押されますね。
──メロディアスなギター全開で疾走感溢れるイントロから耳を奪われますが、レコーディングはいかがでしたか?
「The Floorらしさ」を追求したレコーディングだったなと思います。フレーズ一つ一つに全員が拘っているし、曲中裏で鳴っているシンセサイザーの音にも、ああでもない、こうでもない、言いながらすごく時間をかけて丁寧に作った印象があります。イントロだけでも何パターンも作って、何日か使いましたね(笑)。いい思い出です。じっくり聴いてくれた人に丁寧すぎて「めんどくせぇ曲だな!いい意味で!」とも言われました(笑)。
やっぱり、僕はサビのメロディーが美しくて好きで、実際にレコーディングで拳を振り上げて歌っているので、力強く歌ったサビはしっかり聴いて欲しいです。
──リリースに先駆けて、「革命を鳴らせ」のミュージックビデオが公開されていますが、どのような作品に仕上がりましたでしょうか?また、撮影はいかがでしたか?
すごく楽しい撮影でした!ただ真夏の炎天下、秋の服装で挑んだので滝のように汗が止まんなくて、その度に中断して汗拭いて車で休んで、の繰り返しでした(汗)。僕汗っかきなんで申し訳なくて、、それだけは本当に大変でした(汗)。
脇坂監督がアイデアを持ってきてくれて、なにを壊そうか話してたときは盛り上がりましたね。「脇坂監督の実家の車とかどうですか?」「あ~、聞いてみます!」みたいな(笑)。
壊せなかったのが残念です…
なにかを変えるってことは壊すことでもあります。イメージにぴったりなメッセージの強い素晴らしい作品になりました。
──カップリングの「マジック」は、真骨頂と言えるギターロックチューンです。既にライブの定番になっているそうですが、いつ頃制作され、ライブの定番曲に育って行ったのでしょうか?
『マジック』の印象的なギターフレーズは1年以上前からずっとあって、それをようやく曲として形にできたのが今年の初めくらいだったと思います。ライブでみんなで遊べる曲にしたかったので、できあがってすぐライブで披露して新曲なのにみんな楽しそうに踊ってくれていたのが印象的でした。歌詞はその逆で別れを歌っていて、その寂しさや悲しさを笑い飛ばしてくれる“マジック”のような楽しい楽曲に仕上がりました。
──3曲目の「FASHION」は、くだんの2曲とはまた違った魅力を放つ、シンセサイザーが特徴的なエレクトロポップに仕上がっています。アレンジはどのように進められたのでしょうか?
僕らはもともと2000年代の海外シンセポップ・ロックが好きで、ずっとこういう曲はやりたかったんです。だから、この曲はまた新しくThe Floorの扉を開いてくれた一曲になりました。ドラムも一音ずつ撮って切り貼りする試みをしてみたり、シンセサイザーの音も「こうした方が~」とか僕らの楽しいと思うアイデアを純粋に盛り込んだので制作はすごく楽しかったです。心と身体を素直に揺らして聴いてもらえたら嬉しいです。
──そして、11月より東京、名古屋、大阪、札幌の4箇所を巡る、The Floor Presents「fantastic!! Tour」ツアーの開催が決定しています。今回のツアーに向けての抱負をお聞かせ頂けますでしょうか?
ライブをずっと続けてきて、伝えたい音楽や想いがどんどん増えていきました。「fantastic!! Tour」、、、僕は誰しも抱えるなにかを少しでも僕らの音楽で笑い飛ばせるようにしたい。遊びに来てくれた人はもちろん、The Floorにとっても素晴らしく革命的な1日にします。今とこれからのThe Floorを詰め込みます。目撃しに来てください。
取材・構成:岡村直明
< LIVE / EVENT >
The Floor Presents「fantastic!! Tour」The Floor Major 1st Single「革命を鳴らせ」発売記念インストアイベント
内容:ミニライブ&CDジャケットサイン会
10月10日(水)18:30~ 【北海道】タワーレコード札幌ピヴォ店
10月14日(日)14:00~ 【北海道】HMV札幌ステラプレイスイベントスペース
10月20日(土)12:00~ 【東京】タワーレコード新宿店7Fイベントスペース
10月21日(日)13:00~ 【大阪】タワーレコード梅田NU茶屋町店イベントスペース
※各公演とリリースイベントの詳細、最新のライブ情報はオフィシャルサイトをチェック!
http://thefloorthefloor.com/