callme / Hello No Buddy -Lyric Video-
セルフプロデュースによるクリエイティヴィティ—溢れる世界観が人気のKOUMI、RUUNA、MIMORIの3人から成るガールズユニット・callmeが、ニューシングル「Hello No Buddy」をリリースした。MIMORIが作詞作曲を手掛けた今作は、callmeらしい洗練されたサウンドと切ない歌詞が胸に迫るミディアムラブ・バラード。2月24日に東京・ヤマハ銀座スタジオで開催されたワンマンライブではリリースに先駆けて披露し、今までに無い大人のムード漂う歌とパフォーマンスで超満員の観客を魅了した期待の1曲だ。ということで、前作シングル「One time」に続き、callmeの3人にメール・インタビューで話を聞いた。リリースに寄せて届けられたビデオ・メッセージと併せてお楽しみください。
──6枚目となるニューシングル「Hello No Buddy」がリリースとなります。最初に、今までに無い大人の雰囲気漂うジャケット写真に目が留まりました。ジャケットの制作はどのように進められたのでしょうか?
RUUNA:20歳を迎えてみて、自分達が描いていた20歳というのを余り感じなくて思ったより何も変わらなかったギャップがあったので、一度はやって見たかった「クラブ帰り」をテーマに今回のジャケットの方向性にしました(笑)。
楽曲も今までとは違い、等身大の自分達を曝け出した作品だったので同世代の子達が経験する事を取り入れたいと思い挑戦しました。
背伸びではなく、割と自然体な姿で撮影も出来てすごく新鮮でした。
──タイトルナンバーの「Hello No Buddy」は、切ない歌詞が印象的なミディアム・バラードです。MIMORIさんが作詞、作曲を手掛けていますが、いつ頃、どのように楽曲制作を進められたのでしょうか?
MIMORI:最初は配信用として、甘い恋愛をテーマにした曲を書いていたのですが、経験が乏しくテーマに沿った歌詞がまったく書けず、さらに音源面でももう少し頑張れるとなり、それならいっそ違う曲にしようと新たなアイデアとして出てきた曲が「Hello No Buddy」です。なので歌詞の内容は、前曲で悩んでいた“好きってどういうものだろう?”という自分自身の恋愛に対する思いをそのまま書きました。タイトルはあえて、誰もいないという意味のNobodyにせず、誰か一人を意味するBuddyを使い、少し皮肉を交えた言葉にしました。
──「Hello No Buddy」のミュージックビデオは、どのような作品に仕上がりましたか?また、ダンスの注目ポイントもお聞かせ頂けますでしょうか?
KOUMI:今作はミュージックビデオではなく、より等身大の作品に仕上がったので、歌詞をじっくりと見てもらいたい思いもあり、リリックビデオを作成しました。
振り付けは、今までの表題曲よりもスローテンポに仕上がったので、よりグルーヴィーにかつキャッチーにしました。
テンポ感と歌詞の切なさをより際立たせられるよう、あまりキレを意識せずのびのびとした踊りに注目してほしいです。
──一方のカップリングですが、MIMORIさんとKOUMIさんが作詞作曲を手掛けた2曲目「You don't know me」は、畳み掛けるように放たれるラップ調の歌とバンドのスリリングな掛け合いに惹き込まれます。レコーディングはいかがでしたか?
MIMORI:「You don't know me」は、彼氏の為に、世間でいう可愛いを演じる彼女が、“私は本当はそんな子じゃない”という心のストレスを吐き出した曲なので、Rapの所では言葉を詰め込み、畳み掛けるように、吐き出しています。Rap部分はKOUMIがアレンジャーのRumbさんとブースに入り、メロディーっぽくする部分と、語りのような部分をやりながら決めて、コーラス含めてどんどん出来上がっていきます。
歌のレコーディングでは、全体的に言葉が詰まっている分、リズムと滑舌を意識して、聞き取りやすくというのを心がけました。
息をたっぷり含めて呟くように歌った「Hello No Buddy」とは逆に、爆発したように強気に歌うのが楽しかったです!
──3曲目は、2ndアルバム『This is callme』の収録曲「Sing along」のリミックスです。「Sing along」をリミックス収録された経緯をお聞かせいただけますでしょうか?
MIMORI:毎回Remixはどれにする?というのをRumbさんと、スタッフ含めてみんなで話合います。それで今回は「Sing along」をRemixしたら面白くなるということで、Rumbさんがやってみたいアレンジがあったので、お任せして出来上がりました。原曲では、みんなで歌って踊って楽しもう!というテーマで作った明るい曲調ですが、Remixではダンサブルに仕上がり、臨場感ある音になりました!ぜひ、引っ掻くようなシンセの音に注目して聞いてください!
──Type-Cのカップリング「Don't be afraid」は、callmeさんの代表曲「step by step」の流れを汲むライブで盛り上がり必至のナンバーです。前作「One time」のインタビュー時にRUUNAさんが、昨年10月に開催された東京・恵比寿LIQUIDROOM公演に向けて制作した楽曲でリリースは未定とおっしゃっていました。あらためてカップリングとして発表する事が出来ていかがですか?
KOUMI:もともとライブだけの曲ということで、アップテンポの曲を作ろう!ということになり、聴いていて元気がでるような明るめの歌詞にしました。
周りからの目線が気になって思うように行動できなかったり、自信がなくなってしまうことがあるけど、周りで信用して支えてくれる人たちと一緒に前向きに突き進んでいこう!というポジティブな思いを描きました!
今回発売が延期になって、そのぶんファンのみなさんをお待たせしてしまったので曲数を増やそう!という考えでカップリングに追加しました。
みなさんの日常で背中を押せるような一曲になったら嬉しいです!
──Type-A/B付属のDVD/Blu-rayには、その東京・恵比寿LIQUIDROOM公演のDigest Videoが収録されています。大盛り上がりで幕を閉じた恵比寿LIQUIDROOM公演の感想と、ダイジェスト映像の見どころをご紹介いただけますでしょうか?
RUUNA:今回はDVDの内容が盛りだくさんです!
恵比寿LIQUIDROOMのダイジェストのオープニングはRumbさんのピアノソロから始まり、1曲目の「Way I am」ではダンスの先生Team Black Starzさんにバックダンサーとして入って頂き音楽的にもパフォーマンスもまた一つ挑戦できたライブでした。
「It's own way」と言う曲はこの日だけのアレンジになっていたのでフルで収録しました。その他にも、ライブとは打って変わってゆる〜いオフショットムービーも入っているのでぜひギャップを楽しんで頂けたらなと思います。
──さらに、2月24日に開催された東京・ヤマハ銀座スタジオ公演では、「Hello No Buddy」に収録される新曲をリリースに先駆け披露されました。2018年最初のワンマンライブだったそうですが、ニューシングル収録の新曲を披露されていかがでしたか?
RUUNA:今年に入ってからイベントやツーマンツアーなどたくさんライブをやらせて頂いていたので、今年初の単独ライブという実感が余りなかったのですが、「All I Need」「You'll be fine」「Prayer」の3曲初披露だったので3人とも少しそわそわしていました。
新曲はどれも全く違う雰囲気の振り付けで、無機質な動きのダンスに今回初めて挑戦しました!また一つライブの幅が広がったと感じ、自分達自身わくわくした気持ちになりました。
──そのライブも大盛況に終え、益々の活躍が期待されますが、2018年の抱負、目標をお聞かせ頂けますでしょうか?
RUUNA:2018年の目標も、挑戦し続ける事です。
いい意味で日々色んな事や物に触れ、色んな事を取り入れて行きたいと思っています。そして、飛躍の年にしたいです!
何より、1人でもたくさんの方にcallmeの音楽を聴いてもらえるように頑張っていきますので皆さん応援よろしくお願いします!
< EVENT / LIVE >
仮面ライダーGIRLS・callme・アプリコット・レグルスの3マンライブ※各公演の詳細、最新のライブ情報はオフィシャルサイトをチェック!
http://avex.jp/callme/