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<Profile> 逆向きのアール“Я(やー/ろしあ/ろしあもじ)”を取り入れた、文字変換に苦戦するSNS泣かせなバンド名も注目を集めているティーンズガールズバンド“ЯeaL(りある)”。メンバーは、Ryoko(Vo./Gt.|1997年12月12日生まれ)、Yurika(Gt./Cho.|1997年8月12日生まれ)、Fumiha(Ba./Cho.|1997年8月30日生まれ)、Aika(Dr./Cho.|1998年2月11日生まれ)の4人。 作詞作曲を手掛けるRyokoのポップメイカーとしてのポテンシャルの高さと、圧倒的なライブパフォーマンスが話題となり、関西を中心に人気急上昇中。その演奏力の高さを認められメジャーデビュー前にして「SUMMER SONIC 2015」に出演。 LINE公式アカウントのフォロワーが2万人を突破、さらにLINE公式BLOGのランキング1位、デビューシングル「秒速エモーション」が、着うた(R)配信サイト1位、女子高生が選ぶ音楽ランキング「クルコレランキング」1位を獲得するなど快進撃が止まらない。 2016年3月9日に「秒速エモーション」でメジャーデビュー。 さらにデビュー直後の3月27日(日)には、大阪城野外音楽堂にてデビューレコ発イベント「ЯeaL "至上最大無謀なデビューレコ発ライブ" at 大阪城野音 〜ゆずれない想いが野音にある!〜」を開催。 2017年3月リリースの3rdシングル「カゲロウ」が、オリコンウィークリーチャート初登場19位、配信サイトのTOP3を独占するなど、スマッシュヒットを記録。 無謀だと言われても夢を叶えていく“ЯeaL革命”が始まる。 |
ЯeaL『カゲロウ』Music Video(Short Ver.)
圧倒的なライブパフォーマンスで人気急上昇中の、Ryoko(Vo./Gt.)、Yurika(Gt./Cho.)、Fumiha(Ba./Cho.)、Aika(Dr./Cho.)の4人から成る、大阪発のティーンズガールズバンド“ЯeaL(りある)”。大人気TVアニメ『銀魂』 新シリーズのオープニングテーマとして話題を呼んだ3rdシングル「カゲロウ」がヒットを記録し、勢いに乗る彼女たちが、メジャー1stアルバム『19.(ナインティーン ピリオド)』をリリースする。そこで、作詞作曲を手掛けるボーカル&ギターのRyokoにインタビューを敢行。「今のЯeaLに出来る最高傑作を創り上げる!」という意気込みで制作したという今作を、本人は「トンカツ唐揚げ弁当ぐらいのボリューム」と語る。しかし、「カゲロウ」という豪華な前菜に始まる11曲は、何度でも味わいたくなる「極上のフルコース」と言えるのではないだろうか。超ハイテンションながら耳に残るポップでキャッチーな楽曲、超絶テクニックが奏でる変幻自在のバンドサウンド、さらにSNS世代の誰もが心に秘めている本音を鋭く描写した歌詞に、ロック大好き少年少女は、きっと心を鷲掴みにされるに違いない。是非お試しあれ!
──メジャー1stアルバム『19.』は、Ryokoさんの真っ直ぐな歌声と圧倒的な演奏力のサウンドに耳を奪われました。さらに、恋や友情をモチーフにSNS世代の本音を綴った歌詞が秀逸です。誰もがきっと心の中に秘めているであろう想いを鋭く描写した歌詞は共感を呼びそうです。
ЯeaLというバンド名は「ありのままの私たちを見せて行く」というのが由来です。私は歌詞に対してウソをつきたくないし、共感できないから綺麗事も書きたく無いんです。私自身は暗い事が9あったら楽しい事が1はあると思っていて、人生は上手く行かない事のほうがきっと多いと思うんです。学校に行きたくない日も絶対あるし、決して全てがオールOKでハッピーな訳ではないと思います。私はそういう所も隠したくなくて、この『19.』というアルバムでは光と同時に闇も歌いたくて、日常生活の全てのシーンに寄り添える楽曲をラインナップしたかったんです。日常に何があっても、どんな気分の時でも、「『19.』を聴こう!」とこのアルバムに辿り着いて欲しいというのが私の願いです。恋に落ちた時も、友達関係に悩んだ時も、苦しい事があった時にもЯeaLを聴こうと思って貰いたいんですよね。
歌詞は自分の素をそのままさらけ出すというか、自分の身を削って書いています。それは苦しい作業ですけど、そういう風にして初めて、リスナーとЯeaLの距離が縮まるのかなと思います。収録曲の全てをそういう想いで書きましたし、バンド結成当初からの「自分にウソをつかない」というテーマに寄り添って完成したアルバムじゃないかなと思います。
──アルバムタイトルは、メンバー全員が間もなく二十歳を迎えるЯeaLさんを表しているように思います。さらに、ラストナンバーが「スタートライン」で、このアルバムから新たなスタートを切るという意気込みも感じました。
中学3年からバンドを始めて、今年で結成5年を迎えます。信じる音楽をブレずにずっとやって来て、メジャー1stアルバムはその集大成にしたかったし、5年間の活動が間違いでは無かった事も証明したかったんです。さらに、『19.』のリリース以降は、もっと新しい事にもチャレンジしたいという思いもあります。それで、1つの区切りを付けるという意味を込めて、初めは『ピリオド』というタイトルにしようかなと思っていました。
──それではバンドが終わってしまう感じです(笑)。
そうなんですよ(笑)。それで、メンバー全員が19歳やし、10代の終わりというのは大きな意味があるから、「19」を付けて『19.』に決まりました。「19歳にピリオドを打つ」というタイトルで、聴き始めてラストナンバーに辿り着いた時に「スタートライン」を切る。5年間の集大成であり、このアルバムが出来たからこそ更なる未来に向けて走り出せる。その想いをキチンとこのアルバムで表現できたかなと思います。
──収録曲は何曲ぐらいから選んだんですか?
高校時代から書き溜めたストックが100曲以上あります。どの曲も鮮度が落ちていなくて、歌詞も曲も完成当時のまま書き換えなくても納得出来る作品です。ただ、テンポの遅い曲が苦手だったので表現できなかった曲がありました。メジャーデビューから1年を経てライブを重ねて、人としても様々な経験をしたからこそ、今回の「チョコレートコスモス」のようなロッカバラードもシッカリ聴かせる事が出来るようになりましたし、8ビートとか4つ打ちだけではなく、「カタリナ」という変拍子にも挑戦できたんだと思います。曲が完成した当時は、それを表現できるだけのスキルもメンタルも無かったんですよね。メンバー4人が楽曲に追いついて、やっと等身大で表現できるようになったと思います。それで、『19.』という舞台が、この11曲の一番輝く場所と素直に思えたから、選曲は迷わなかったですね。結果、トンカツ唐揚げ弁当ぐらいのボリュームだと思います(笑)。メロディも歌詞もボリューミーだけど、この1枚を聴いた後に、さらに「ЯeaLの違う面も見てみたい」と思って貰えるような作品に仕上がったと思います。このトンカツ唐揚げ弁当だけでも大満足だけど、あわよくば鍋も食べてみたいなと思って貰えるかなって(笑)。
──全て高校時代に作った曲ですか?
1曲だけアルバム制作中に作りました。収録曲を並べた時に「ちょっと濃いか!?」と思って。「それなら歌詞もメロディも深い意味の無いライブで盛り上がれる曲を入れようか」という話が出て。それで作った曲が「ナンセンス」です。
──まさにタイトル通りですね(笑)。
私自身は深い意味の無い曲を作るのは嫌だったんですけど、トンカツ唐揚げ弁当の中のお新香みたいな、箸休め的な曲が欲しかったんですよね。それで、まず「ナンセンス ナンセンス ぱっぱっぱらーらー」というフレーズとメロディだけのオケを作って4人でレコーディングしました。それでも全然歌詞が決まらなくて。「もう“あいうえお”って歌えばエエやん!」とヒネクレそうでしたね(笑)。だけど、時間を置いて心に余裕が出来た時に、あらためて何も考えずに歌詞を書いてみたら15分ぐらいで書き上がったんですよ(笑)。
──たった15分でこれだけの歌詞を?
電車での移動中に書き上げました。アルバム制作中に書いた唯一の曲だし、ЯeaLの新たな可能性が見える楽曲になったんじゃないかな。それに、リスナーのみんなに対して「大丈夫」「私たちが守ってあげる」と言えるようになったのも成長かなと思います。
──「いつでも僕らは誰かに銃口を/向けられたまま日々縛り付けられる」というフレーズは、SNSで繋がる誰もが同じ想いを抱いていそうです。
例えば学校や仕事や世間体、スマホもそうだし、私たちはいつも何かに縛られているように思います。銃口の意味も人それぞれで親の時もあれば友達かもしれないし。社会にはどうにもならない関係性もあるだろうし。それでも、ライブハウスに来たのなら「嫌な事は全部忘れて楽しもうよ!」と言いたかったんです。どうせライブが終わったらまた現実に戻るなら「ライブハウスに居る今この瞬間は大丈夫だよ!」って。
私は人と向き合う時に、絶対に相手の苦しみを全て分かってあげる事は出来ないし、その苦しみを取り除いてあげることも絶対出来ないと思っています。何故なら、そういう苦しみから脱しようとするのは、最終的には自分次第だと思うんです。ただ、苦しみを抱えているのは貴方だけではないし、独りぼっちではないという事は絶対に伝えたくて。一緒に苦しんで、一緒に歩いて行こうと歌いたいんですよ。だから、ЯeaLのライブが「ここの場所だけは大丈夫」というセーフポイントに成れたらいいですね。そこをバネに現実の世界で頑張って貰えたら嬉しいし、またライブに来て騒いで楽しんで欲しいという事を初めて歌詞で言えたのが、この「ナンセンス」です。次へのステップとなる新境地を開拓できたかなと思います。
──全然「ナンセンス」では無い、ターニングポイントと言えそうな曲です。
SNSやケータイで繋がる事が人生の全てでは無いし、苦しめられている全ての事に意味は無いと言ってあげたいなと思って。そうすれば気持ちはすごく楽になるかもしれないし。どうにもならない現実があったとしても、ライブの間だけは「そんなんもうエエやん」と言ってあげたいなって。
──「エゴサーチ症候群」でも「手のひらサイズの機械の中/僕らの探してる答えなんてあるわけないの」と歌っています。
同じ集合体の中で自分だけが知らされない事があるのはきっと恐怖だし、知らないと話についていけなくなる孤独感もあるから見たくなくても見てしまう。どうしようもない雁字搦めだと思います。
──そんな人たちが口に出せない本音だから、歌詞が共感を呼ぶのではないでしょうか。
素直に書いているからこそ、友達とは歌の話はしないです。友達から「曲を聴いたよ」と言われると「うわっ!聴かれた」って思います(笑)。自分の日記を読まれた気分なんです(笑)。
──ドキドキのラブソングもあります。Ryokoさんがツイッターで「正反対のラブソングを取り揃えました」と、「H.O.L」と「それを恋と呼ぶのなら」の2曲を紹介しています。まず、「ちょっぴり危険な恋の歌」という「H.O.L」は何の略ですか?
「Hate Or Love」です。嫌いか好きか。すごいストレートです。先に出来た曲を聴いた瞬間に歌詞が降りてきて、家のリビングで5分ぐらいで一気に書き上げました。タイトルは後から付けましたね。
──一方の「それを恋と呼ぶのなら」はストレートな青春ラブソングで収録曲では異色の歌詞です。
自分で書いていてゾワゾワしましたもん(笑)。恥ずかしくてライブでも皆の目を見て歌えないです。
──好きな人をイメージして書いたから恥ずかしいとか(笑)。
そうではないです(笑)。高校時代に「こういう曲があったらいいな」と思って書きました。この2曲は両極ですけど、ありのままの自分です。両方の気持ちを持ち合わせているとはいえ、やっぱり「それを恋と呼ぶのなら」の歌詞は照れますね。「H.O.L」のほうが私らしいなと思います。
──そして、ラストナンバー「スタートライン」はメジャーデビューシングルのカップリング曲です。唯一のシングル・カップリング曲なので、とても大切な曲なのかなと思いました。
メジャーデビュー前、メンバーと喧嘩した後に書いた曲です。その喧嘩の後に1つ大人に成れたような気がして「君を隣でずっと守るから」と歌詞に綴りました。
──歌詞にある「どん底にいた 僕ら4人」はЯeaLさんの事ですか?
そうです。ただ、当時は少し背伸びをして歌詞を綴っていたと思います。この歌詞に見合う私たちに成れていないように感じて、デビューシングルのリリースツアー以降のライブでは「スタートライン」をあまり披露していなかったんです。それだけ大切にしたかった曲ではあります。この間は「自分たちの夢を叶えて行くんだ!」というインディーズ時代の「HOME」を歌っていましたが、私たちも少しだけ成長出来たし、この歌詞がЯeaLの等身大になったように思います。だから、デビューシングルの時と今とでは歌詞に対する想いも捉え方も変わったし、今だからこそライブでも歌えるようになったと思います。
──ツイッターで「カゲロウ」を「最高傑作が出来た」と書いていますが、『19.』を聴くと今後更なる傑作が生まれる予感がします。
「秒速エモーション」も「仮面ミーハー女子」を書いた時も、いつも全身全霊で書き上げているから、毎回「これ以上の作品は書けない」と思ってしまいます。だけど、「カゲロウ」を書いてから自分の新しい可能性が見えてくるようになりました。『19.』の制作中は「今のЯeaLに出来る最高傑作を創り上げる!」という意気込みで取り組みましたけど、レコーディングが終わって聴いた後に「まだまだ出来る事が沢山あるな」と思えたんです(笑)。『19.』というアルバムが「この作品が私の限界では無いんやな」と教えてくれたように思いますね。
──今作を作る事で、ご自身はもちろん、バンドとして更なる可能性を見い出す事が出来たと。
5年間の集大成として1つのピリオドを打とうと思ったからこそ新しいモノが見えたのかもしれません。例えば『19.』には様々なアレンジの曲がありますけど、それをもっと振り切ったらどうなるのか。「ミディアムテンポだったらどうなるんだろう?」、「ダンスチューンが出来るかも?」、「私がシンセサイザーを弾いても面白いかな」とか新たな可能性を考えられるようになったように思います。今まで「ЯeaL」という大きい枠の中でメロディも凝り固まっていたんですけど、最近はその枠からハズレた曲を書いたりもしていますね。
──昨年3月にシングル「秒速エモーション」でメジャーデビューされてから1年が経ちますが、振り返っていかがですか?
ЯeaLを応援してくれているファンの皆さんや、支えてくれているスタッフの皆さんに、心から感謝出来るようになった事が、この1年の大きな成長だと思います。バンド結成当初は「ガールズバンドだから」と結構ナメられたりして卑屈にもなったし、でも負けたくないし、会う人会う人みんな敵みたいな気持ちで尖っていましたね(笑)。
──ЯeaLさんのオフィシャルYouTubeチャンネルに上がっていたライブのMC集を拝見しましたが、Ryokoさんは悔しさをバネに頑張るタイプですか?
そうですね。高校時代、制服のままライブハウスに入ると「あいつら何なん?」と冷たい目で見られたりして、楽屋に居づらくて女子トイレに4人で縮こまって喋っていた事もありました(笑)。だから、「絶対に見返してやる!」とずっと思っていたし、「どんな事があっても私たちは挫けない!」と思っていたから周りの人たちが敵やったんですよ。その当時は、本当に「今に見とけよ!」という気持ちのほうが強かったように思います。
──感謝の気持ちを持つようになったキッカケはありますか?
今年に入って「カゲロウ」が『銀魂.』のオープニングテーマとしてオンエアされて、この3ヶ月ぐらいで少しずつ考え方が変わっていったと思います。「カゲロウ」は書き下ろしではなく、『銀魂』の制作スタッフの方が私たちの曲を選んでくださったんです。私たちの音楽を認めてくれる人たちが居る事を知った喜びもあり、さらに「カゲロウ」を受け入れてくれた『銀魂』ファンの皆さんの優しさも、すごくありがたいと思いました。『銀魂』からЯeaLを知ってくれる人が増えて、デビューシングルの「秒速エモーション」まで遡って聴いてくれたり、「ЯeaLの曲はいいね」という感想も頂くようになったりした事も自信に繋がりました。そういう皆さんのおかげで、私たちの音楽を信じて歩んで来た事が間違いでは無かったと実感が湧いて、素直に「ありがとう」と言えるようになったのかなと思いますね。
──「カゲロウ」は、YouTubeで既に120万再生されています。
「そんなに再生されるんだ!?」ってビックリしましたね(笑)。
──ご自身のツイッターでは「聴いてくれれば絶対に好きになってくれるハズ」とありました。楽曲に自信があると言う一方で、文末の「ハズ」にRyokoさんの本心を感じました。
楽曲に自信はあるんですけど、メンバー全員が「豆腐メンタル」なんですよね。
──豆腐メンタル?
強気な事を言いますけど、「パンッ!」てされたら心がグシャグシャに砕け散ってしまうんです(笑)。「弱気になってはダメだ!」と自分に言い聞かせて、強気な事を言っているところもあります。自信を持って作品を出しているからこそ、好きと言って貰えなかった時に、メンバー全員がすごい落ち込みますね(笑)。私たちは不安な時は不安だと言うし、エゴサーチをしてツイッターとかネットの書き込みをメチャクチャ気にするし、メンバー全員が同世代の皆さんと変わらないと思います。普通の人間だから不安や苦しいと思う事もあって「一緒に頑張って行こう!」と素直に言えるし、飾らずありのままの気持ちを伝えて行く事で皆と寄り添えるのかなと思います。
──ところで、映画を観るのがお好きだそうですね。
昨年は280本ぐらい観ました。
──これまで観てきた中で、特に印象に残っている映画は何ですか?
『バットマン ビギンズ』という映画に名言があるんです。主人公のブルース・ウェインが、子供の頃にコウモリが居る井戸に落ちるシーンがあるんですけど、井戸から助けた父親が彼に「人はなぜ落ちる?這い上がるためだ」と言うんです。そのセリフは心に響きましたね。
──ちなみに、映画に触発されて作った曲はありますか?
『19.』には無いですけど、2ndシングル収録の「ひらり舞う」という曲は、少女マンガが原作の『オレンジ』という邦画に触発されて書きましたね。
──そして、5月27日からワンマンツアーがスタートします。今回のツアーに向けての抱負をお聞かせいただけますか?
私たちの10代最後のツアーになると思います。『19.』同様に、結成から5年間の全てを出したいです。どの公演に来て頂いても、きっと楽しいライブになると思います。
──資料に「無謀だと言われても夢を叶えていく”ЯeaL革命”が始まる」とありますが、今後の目標をお聞かせいただけますか?
日本武道館でワンマンライブをやりたいです。実は、バンド結成前は、西野カナさん、いきものがかりさん、aikoさん、BIGBANGさんが好きでよく聴いていたんです。
──意外です。
当時はバンドが嫌いでした。ライブハウスは地下にある事が多いし、怪しい集会みたいな怖いイメージがあって(笑)。それでダンス・ボーカルをやりたかったんです。
──さらに驚きです。
ただ、ダンスのセンスが無かったんですよ(笑)。ずっとクラシックバレエを習っていたんですけど、ヒップホップのアップダウンのノリについていけなくて変な動きになってしまうんです(笑)。さらに、オケに勝ってしまうぐらい強くてストレートな声質だったから、バンドぐらいの音圧が無いと歌とサウンドが釣り合わなくて。それで「私がやるとしたらバンドなのか」と。だったら、私の大好きなアーティストのようにメジャーらしい曲、ポップやキャッチーな曲調にこだわって、やるからには絶対に売れるバンドを目指そうと思いました。だから、人気アーティストの証となる日本武道館でワンマンライブをやりたいです。日本武道館は、日本の人気アーティストだけでなく海外の有名アーティストがライブをされて様々な記録を作ってきた場所です。そこで何かをやらかしたいなと思っています。例えば初の武道館で3daysとか、ガールズバンド史上最速のワンマンライブとか、とにかく記録を作って行きたいという想いがあります。そして、将来的な夢として、「Billboard Hot 100」など海外のチャートにもランクインするような、世界規模で活躍できるバンドになれたらいいですね。
< LIVE >
ЯeaLワンマンツアー2017 “1st Album「19.」Release Tour”
5月27日(土) 大阪府・心斎橋BIGCAT [開場]16:30 [開演]17:00
6月11日(日) 愛知県・名古屋CLUB UPSET [開場]16:30 [開演]17:00
6月17日(土) 福岡県・福岡Queblick [開場]16:30 [開演]17:00
6月25日(日) 東京都・渋谷TSUTAYA O-WEST [開場]16:30 [開演]17:00
※各公演の詳細、最新のライブ情報はOfficial HPをご確認下さい。
http://www.realgirlsband.com/