岩佐美咲「鯖街道」2017年1月10日発売

AKB48を卒業し、本格派演歌歌手として昨年11月には待望のアルバム『美咲めぐり〜第1章〜』をリリースするなど、抜群の歌唱力で活動の場を広げている岩佐美咲が、2017年のスタートを飾るニューシングル「鯖街道」をリリースする。前作シングル「ごめんね東京」に続き、秋元康氏がプロデュースと作詩、福田貴訓氏が作曲を手掛ける今作は、福井県から京都府を結ぶ山道“鯖街道”を舞台に、恋に破れた切ない女心を情感たっぷりに歌い上げている。初回生産限定盤のカップリングには川中美幸の「ふたり酒」、通常盤には北原ミレイの「石狩挽歌」と演歌の名曲をカバー。さらに通常盤には、本人自らギターを演奏する卒業ソングの定番「なごり雪」のアコースティック・バージョンを収録している。そして、1月29日には2年連続となる浅草公会堂ソロコンサートが開催されるということで、3週に渡り岩佐美咲のボイス・メッセージをお届け。新曲「鯖街道」から2017年の抱負を語ったメール・インタビューと併せてお楽しみください。

──昨年3月にAKB48を卒業されましたが、演歌歌手として一本立ちしてから、この間の活動を振り返っていかがですか？
AKB48を卒業して環境がすごく変わり、大きく変化のあった1年でした。自分で決めて、新たな環境に足を踏み入れることが出来たのは、これも大きな成長だったのかなと思います。
3年ぶりにアルバムを出せた事は嬉しかったですし、タイトルが『美咲めぐり～第1章～』なので、第2章、第3章と出せるように頑張りたいと思います。

──昨年の「ごめんね東京」に続き、2017年も新曲のリリースからスタートします。ニューシングル「鯖街道」はインパクトのあるタイトルですが、どのような楽曲に仕上がりましたか？ ちなみに「鯖街道」のことはご存じでしたか？
鯖街道の事は、知らなかったのですが、この曲を頂いてから調べさせて頂きました。
毎回、切ない恋に破れた女性がテーマになることが多いのですが、今回も切ない恋に破れた女性で始まりますが、最終的にはその恋を経て、前向きな気持ちになる、また強くなる女性の歌になっているので、聴いていて元気になる曲だと思っています。

──今作も、秋元康さんのプロデュース・作詞で、作曲は「ごめんね東京」の福田貴訓さんが手掛けていますが、レコーディングはいかがでしたか？秋元康さんからアドバイスはありましたか？また、カラオケで歌う時のポイントを教えていただけますでしょうか？
レコーディングは、毎回同じディレクターなので、スムーズに進めることが出来ました。秋元先生からのアドバイスは、特にありませんでしたが、曲が出来た後に、ご連絡は頂きました。
テンポのある曲なので、暗くなることはないと思いますので、カラオケでは、リズムよくテンポにのって、元気よく唄って頂ければと思います。

──「鯖街道」のミュージックビデオは、どのような作品に仕上がりましたか？ また、撮影はいかがでしたか？
今回初めて2か所で、ミュージックビデオの撮影を行わせて頂きました。画の数は今までで一番多く、贅沢で、豪華なミュージックビデオになっているのではないかと思います。

──「鯖街道」の歌詞にちなんで質問です。もしも岩佐さんが、“終わった恋を塩漬けにして”“未練背負い 一人旅”をするとしたら、どんな旅をしますか？
一人旅はしたことがないのですが、賑やかな街よりも淋しい街の方に自然と足が向くような気がします。
廃虚とか凄く興味があるので、行ってみたいです。どん底まで気持ちを落ち込ませたら、そこからは上がるだけなので…。

──カップリングでは、初回生産限定盤は川中美幸さんの「ふたり酒」、通常盤が北原ミレイさんの「石狩挽歌」と、異なる演歌の名曲をカバーしています。それぞれカバーにあたって、ご自身がこだわった点などお聞かせいただけますか？
「石狩挽歌」は、どこか強い海の女のイメージなので、力強ｌく歌うように心掛けました。
「ふたり酒」は、男歌なので、男っぽく、爽やかに可愛くならないように心掛けました。

──通常盤にはもう１曲、卒業ソングの定番「なごり雪」のカバーをアコースティック・バージョンを収録しています。ご自身でギターを演奏されていますが、レコーディングはいかがでしたか？ また、これからの季節にピッタリの名曲ということで、岩佐さんの卒業にまつわる思い出もお聞かせいただけますか？
ギターを録音するというのは、今までやったことがなかったのですが、普段プロの方達を録音されている方に見守られて弾くのは手汗をかくくらい緊張しました。とはいえ、中々経験出来ない事だと開き直り、楽しく貴重な経験としてやらせて頂きました。
AKB48を卒業して環境が変わったけれど、元々ソロの歌手になりたいというのが夢だったので、メンバーと離れる淋しさはありましたが、ずっと仲間だと思って頑張っていこうと思っています。

──そして、お誕生日前日の1月29日（日）には、昨年に続き、東京・浅草公会堂でソロコンサートが開催されます。このソロコンサートに向けての抱負をお聞かせいただけますか？併せて、2017年の抱負、目標もお願いします。
1回目に来た方には、2回目の今回のほうが楽しかったと言ってもらえるコンサートにしなくてはいけないなと思っていて、去年よりもプレッシャーを感じています。
2017年は、このソロコンサートを成功させてこそ良い1年になると思っているので、また新たな気持ちで頑張っていきたいと思います。
プライベートでは5年連続同じ目標ですが、友達を作りたいです。そして、社交的な人間になれるように頑張ります。
人に話しかける時には、目を泳がせないようにしたいですね。