矢川葵、井上唯、和田輪、コショージメグミによる4人組アイドル・グループ、Maison book girl。音楽家・サクライケンタが楽曲制作、総合プロデュースを行い、音楽のみならず、映画出演、ファッションブランドとのコラボレーションなど多岐にわたって活動を展開。その斬新で先鋭的な世界観はアイドルファンのみならず様々なジャンルのアーティスト、評論家からも絶大な支持を得ている。TOKYO IDOL FESTIVAL、@JAM EXPO、夏の魔物などの大型フェスの出演で更なる注目が集まる中、いよいよ11月30日にメジャーデビューシングル「river」をリリースする。ということで、Maison book girlのメール・インタビューをお届けします。「アイドル」という枠組みだけに留まらず、様々なフィールドでの活動を目論む4人の動向から今後も目が離せなくなりそうだ。
──今年8月30日に東京・青山の月見ル君想フで開催されたライブイベント「ekoms presents “夜明けの月と煙 vol.1”」でメジャーデビューを発表された時のお気持ちをお聞かせいただけますか?そのライブで、メジャーデビューシングル収録の「cloudy irony」、「karma」を披露されて、いかがでしたか?
コショージメグミ:メジャーデビューの発表を直接ファンの方に伝えることができて嬉しかったです。誰も予想できないことだったようで、泣きながら喜んでくれる方がたくさんいて、メジャーに向けての気が引き締まりました。その後すぐ「cloudy irony」を初披露して、初披露という緊張も吹き飛びとてもすっきりした気持ちで歌うことができました。
──メジャーデビューが決まって、心境の変化はありましたか?また、家族や友達など周囲の反響はどうですか?
矢川葵:たくさんの方が関わってくれるようになったので今まで以上にメンバー全員がやる気になって、みんなで頑張ろうとひとつになれた気がします。家族や友達もみんな喜んでくれているので、その期待を裏切らないようこれからも頑張ります。
──11月30日にメジャーデビューシングル「river」がリリースされます。CDタイトルは「river」で収録のシングル曲は「cloudy irony」とタイトルが異なりますが、「river」というタイトルは、どのように決まったのでしょうか?
和田輪:「cloudy irony」「karma」「14days」三曲まとめてひとつの「river」という作品としてとらえて貰うために、曲名とは別のタイトルがシングルに付いています。リード曲は「cloudy irony」ですが、三曲それぞれが自信を持って聴いていただきたい楽曲に仕上がっています。
──シングル曲は「cloudy irony」です。どんな風にメジャーデビューシングル曲に決まったのでしょうか?
井上唯:「clody irony」と「karma」は同じタイミングでレコーディングしたのですが、その時点ではどっちをリード曲にするかはサクライさんは迷ってたみたいで、「どっちがいいかな?」と聞かれたんですけど、レコーディング前に送られてきた仮歌を聴いたときに「clody irony」の方がリード曲なんだろうなと勝手に感じてたので迷ってたことに少し驚きました。初めて聴いたときは、今までのブクガの少し暗い感じや変拍子もありつつも爽やかさやポップがあり、いろんな人に聴いてもらえそうと思いました。
──「cloudy irony」は、どのような楽曲に仕上がりましたか? 1stアルバム『bath room』の収録曲「snow irony」と関連はあるのでしょうか?
井上唯:「snow irony」とはストーリーが続いてるわけではないと思うのですが、同じ時間に生きてる私たちと同じ世代の子の日常のストーリーだと感じています。本当の話はサクライさんしか分かりません!
どちらも聴いてもらえると歌詞やダンスがリンクしてる部分が多々あるので楽しめると思います!
──初回限定盤のDVDには「cloudy irony」のミュージックビデオが収録されています。どのような作品に仕上がりましたか?
矢川葵:今までのブクガらしいダークさを残しつつも、楽曲にあわせた爽やかさも感じられるような作品になったと思います。
落ちサビの「僕たちはいつも」のカットは全員撮って誰のが使われるかわからない「僕たちはいつも選手権」(メンバー内でそう呼んでいた)があって、最終的に使われたのは私のカットだったので「僕たちはいつも選手権」、優勝者は矢川葵です!やったー!
──2曲目の「karma」は複雑なリズムのスピード感溢れるナンバーですが、レコーディングは大変でしたか?
和田輪:「karma」はMaison book girl史上最も速いリズムの曲ですが、ほとんど変拍子のこれまでの楽曲に鍛えられてか歌うこと自体にはそれほど苦労しませんでした!初めて他のメンバーの歌声を聴き合える環境で録れたので、4人の声が合わさることを意識してレコーディングしました。
──3曲目の「14days」は、コショージメグミさんが作詞を手掛けたポエトリーリーディングです。効果音が入りドラマのような展開が印象的ですが、楽曲制作はどのように進められたのでしょうか?
コショージメグミ:今回のポエトリーリーディングは先にできていた「cloudy irony」と「karma」からCDタイトルである「river(川)」を連想させ、同じ世界線に登場する川で何かを拾うところから描き始めました。詞を先に完成させてレコーディングをして、あとからインストを創るといった制作過程で「〇〇はどこにもいない」の言い回しはメンバーそれぞれアドリブで何テイクかとりました。インストについてはサクライさんにだいたいのイメージを伝え、物語に沿って創ってもらいました。
──「アイドル」という枠組みだけに留まらず、様々なフィールドでの活動を予定され、さらなる飛躍が期待されるMaison book girlさんですが、今後の抱負、目標をお聞かせいただけますでしょうか?
矢川葵:いろんなことに挑戦していき、たくさんの方達にMaisonbookgirlを知ってもらいたいです。
近い目標だと次のワンマンライブは1000人以上のキャパシティのライブハウスで行いたいです!
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“Hyper Countdown2017”
12月31日(土) 会場:新宿ロフト
出演:大森靖子 / Maison book girl
開場 / 開演:20:00 / 21:40
前売:¥3,500+1D / 当日¥4,000+1D
※当日券:開場1時間前より販売予定
※深夜公演は18歳未満及び高校在学中の方は御入場出来ません。
入場時にIDチェックを実施しております。
顔写真付きで生年月日が記載されている身分証明書を必ずお持ち下さい。
※詳細はLOFTまでお問い合わせください。
チケット:http://eplus.jp ※PC・携帯共通 ※予約:会員登録必須(無料)