昨年末にリリースしたフルアルバム『Luna』以来、約11ヶ月ぶりのリリースとなる塩ノ谷 早耶香の新作は、ミニアルバム「S with」。これからの季節にぴったりの切ない感あふれる一枚だ。
タイトル名の“S”はShionoya SayakaのSを意味し、“with”は今作に関わる様々なアーティストや著名プロデューサー達を意味している。というのも収録されている6曲すべてがコラボレーション楽曲という仕掛けになっているのだ。注目のコラボレーション相手は、嵐やJUJU、三代目J Soul Brothers、東方神起などに楽曲を提供しているヒット・プロデューサーErik Lidbomを始め、SPICY CHOCOLATE、T-SK、MLC、August Rigo、CREAMといった面々。これら錚々たるクリエイターたちが、塩ノ谷 早耶香のヴォーカルの魅力を余すことなく引き出していく。
まず、一曲目に収録されている「流れ星」は、今の季節にぴったりの“失って気づく愛”を描いたバラード。塩ノ谷自身が作詞しているこの曲は、11月21日から全国ロードショーされる映画『流れ星が消えないうちに』の主題歌に決定しているという。因みにこの映画は発行部数30万部を突破した同名ヒット小説の映画化作品で、現在放送中のNHK連続テレビ小説『あさが来た』の主演女優、波留が主演をつとめるというこの秋話題の作品だ。また2曲目に収録されているMLCとのコラボ曲「Destiny feat. MLC」は『バレーボール2015/16Vリーグテーマソング』に決定している。さらに5曲目のSPICY CHOCOLATEとのコラボ曲「こんなにも愛してたんだ」は収録曲中せつなさマックスの名バラード。そして最後を飾る「Sky falls down」ではほぼピアノ&ヴォーカルというシンプルな構成で、聴きものの一曲となっている。
そんな塩ノ谷 早耶香、本人から元気あふれるコメントも!こちらも合わせてお楽しみ下さい。