Tweet 　 �@三浦大知 / music -Music Video-


�A三浦大知 / I Remember -Choreo Video-

　今年の3月にソロデビュー10年目を迎えた三浦大知、待望の18枚目のシングル「music」が6月17日にリリースされた。
　今回のテーマはその名が示す通り「music」＝音楽。音楽に対する基本的で普遍的な思いを今あえて改めてストレートな歌詞とキャッチーなメロディーで表現した、三浦大知の新境地を開拓したポップなミッド・ナンバーとなっている。その歌詞世界のなかでも、本人が気に入っているというフレーズが1番のサビの「たいせつに育んだ音　届けみなのもと｣という部分。それについて本人は「そこには自分が音楽と向き合い色々試行錯誤しながら作品を作っていく中で､一人でも多くの人にこの音楽が届いたら最高だなといつも思っている気持ちが込められています｡音楽を作っている時の気持ちを曲の中で歌詞にするのはなかなか無いことだと思うので､アーティストの人はこういう思いを持って音楽を作っているのだなというところをキャッチしてもらえたら嬉しいなと思います」と語った｡
　そして今回もダンスを収録した「MUSIC VIDEO盤」と「CHOREO VIDEO盤」が用意されている。今回三浦が披露するダンスはミュージカル仕立てになっており、キレキレ、パキパキのダンスではなく、楽しさを全面に押し出したダンスをみせている。その辺のところを本人は「どんなテーマでミュージックビデオを作ろうかと監督と話していて､音楽工場みたいなのがいいのではないかという話になり､音楽が生まれる瞬間､音が生まれている場所を映像化しています。その中で、僕やダンサーやエキストラの方だったりが､パフォーマンスをしながら､黒い粉をハンマーで叩くと､それがレコード盤になってみたり､金の布をくしゃくしゃとまるめるとトランペットになってみたり､そういう風に音が作られている瞬間を表現しています｡音が作られるハッピーな瞬間を感じてもらいながら､フリーで踊っている場面も多いので､一緒にノリノリになって観て頂ければと思います」と語った。もちろんストーリーを感じさせるミュージカル風のダンスであっても、三浦大知が踊るとそこは一味も二味も違うものとなっており、美しい決めポーズから決めポーズへと流れるような動きに、思わず見とれてしまう出来栄えだ。
　一方、c/wの「I Remember｣については、本人が「一番最初に、歌いたいとか踊りたいと思った初期衝動とかそういう気持ちが、歌詞には込められています。それは、僕の場合は､マイケル・ジャクソンとの出会いでしたが､この人みたいなオリジナルな存在になりたいと思った気持ちを忘れずに、それがあるからこそずっと続けられてきたのかなと思います。今年三浦大知がソロデビュー10年というのもあり､“音楽楽しいな！”という最初の初期衝動を忘れずに歌っていくんだという思いが込められております」と語る通り、こちらも聴きモノとなっている。