ファン待望のleccaの新曲は、観月ありさ主演で話題を呼んだテレビ朝日系ドラマ『出入禁止の女 〜事件記者クロガネ〜』の主題歌。この曲は2月18日に配信リリースされ、「レコチョク邦楽ヒップホップ/R&B/レゲエランキング」と「iTunesトップソング レゲエカテゴリー」で、共にデイリー1位を記録するなど話題を呼んでいる。もうすでに耳にした方も多いと思うが、非常に力強く、leccaらしい楽曲となっている。
「変われるはず 今からも/ごちゃまぜにしたまま 歩いてゆこう/ころんだ記憶や痛みも 背中に背負ったまんま/さぁ今、生き直そう」という歌詞のままに、失恋、失業、挫折、失敗、いろいろある人生のピンチから立ち上がって、新しい一歩を踏み出す人への応援歌で、卒業、入学、就職、転勤などなど様々な転機がやってくる今のシーズンにもぴったりの内容だ。因みにこの曲のテーマとなっている「生き直す」ということについて本人は「成功だけでなく失敗、正解だけでなく間違いを経てきた人間がいるとして、もはや自分に真っ当な道を歩むことのできる能力や素質があるのかすら分からない、自信喪失の状態にあるとする。その人間が、今日という日に今一度自分の過去もひっくるめて自分を認めて、受け入れて、前に進むにはどんな風に考えられたらいいだろう、そう思いながら作った曲です」と語っている。なおこちらもすでに公開されているPVは、人生に行き詰まった一人の男性が主役となるドラマ仕立てになっており、これについてleccaは「ストーリー仕立てのPVは自分の作品のなかでもかなり珍しいんですが、とある一人の大人が自分の弱さや限界と向き合いながら、気持ちを立て直していく様がよく現れていると思います」と本人自ら賞賛のコメントを寄せてくれた。
今回は1曲のみの配信ということだが、これに続く曲も含めてCD化が待ち遠しいファンも多いと思う。相変わらずメロディーに対する歌詞のハマり具合が気持ちよく、たたみかけてくる言葉が心にストレートに届いてくる、これぞleccaを聴かせてくれる「live again」を楽しみつつ、今後の展開にも期待しよう。まずはへこたれて五月病になる前に、通勤通学の定番メニュー曲に加えて欲しい一曲だ。
<Profile>
リアルでストレートなリリックと、屈しない凛とした力強いトラック、人の心を揺さぶる泣けるメロディを生み出すアーティスト、lecca。
2009年、レギュラーを務めた北海道のラジオ番組で、リスナーから募集した“大切な人への想い”というテーマのもとに集まった多くのメッセージから制作されたシングル『For You』が、その楽曲の良さから瞬く間に全国へと広がり、USENリクエストチャートでは6週連続1位を獲得、配信は80万ダウンロードを突破し、USENリクエストチャート年間1位を記録し音楽シーンの注目を集める。その後発売されたアルバム『BIG POPPER』は、オリコンウィークリーチャート4週TOP10入りを果たし、一躍注目アーティストとなり、発売から約1ヶ月後に「ミュージックステーション」へも出演。CDセールスも15万枚突破する。その後も、日本テレビ系水曜ドラマ「ギネ産婦人科の女たち」主題歌『My measure』や、CD発売前に異例の100万ダウンロードを突破し話題を呼んだ『TSUBOMIfeat. 九州男/Snow Crystals』など、数々のヒット曲を連発し、2012年には初の日本武道館公演を成功させている。
近年では、MTV VMAJで2年連続で“Best Reggae Video”に選出されるなど、決してぶれる事無いその音楽性が高く評価されている。
また、2015年1月15日(木)よりスタートする観月ありさ主演のテレビ朝日系ドラマ「出入禁止の女 〜事件記者クロガネ〜」主題歌にleccaの新曲「live again」が決定するなど、2015年も更なる躍進が期待されている!