アイドル群雄割拠時代に、ぶっちぎりで走り続ける我らがももいろクローバーZ。特にそのライブ・パフォーマンスは並ぶものなしの面白さ&ハイ・クオリティーで、2009年8月のデビュー以来、全国からももクロ・ライブに駆けつけるモノノフたちは未だに増加中の様子だ。
そんな彼女たちが満を持して、春の歌の定番、ど真ん中の卒業ソングを出すことになった。それが14枚目のシングルとなる「青春賦」、3月11日に発売となる。
このシングル、全曲が学校の春を彩る歌となっており、まさに今、このシーズンに聴くのにピッタリ。
まず、タイトル曲の「青春賦」は、ピアノのイントロで始まり、途中に混声合唱団のコーラスがインサートされ、そして最後はオーケストレーションで盛り上がるという王道の卒業ソングとなっている。しかもその歌詞世界には「何億光年の孤独? 僕ら 離れ続けたってさ 宙(そら)の 底から見れば くっついたままだ」という、ももクロらしい宇宙を巻き込むドでかいスケール感が盛り込まれているのが楽しい。さらに歌の途中で、メンバーたちのセリフが入るなど聴きどころも満載だ。
今回のシングルにはタイトル曲以外に3曲が用意されており、まず「Link Link」は、すぐにカラオケに行って声を張り上げて歌いたくなるような楽曲。歌詞の世界観では「アウトロのラストはチャイム 開け放される扉 一緒に歩きだすんだ その先もきみと Link Link」というように、最後の授業のチャイムが鳴り終わって外に飛び出す瞬間に、これからもLINKして変わらぬ友情で一緒に歩いて行こうという呼びかけソングとなっている。また「走れ! -Zver.-」は春を舞台にした恋愛ソング。恋の予感から告白へ、一直線に疾走していく高校生をイメージさせる。そして「行く春来る春」は、進級、そして新しいシーズンの始まりに、期待膨らむ元気ソングだ。
今回のシングルは、ももクロのメンバーが主演する映画『幕が上がる』の主題歌、挿入歌でもある。2月28日から全国で公開されているこの映画、舞台となるのはとある高校の演劇部で、最後の大会を地区予選敗退で終えた先輩たちに代わり、高橋さおり(百田夏菜子)が部長としてまとめることになるという筋書きだ。なんとか全国大会に出たいという夢を持って、部員たちが選んだ演目は「銀河鉄道の夜」。演出は部長のさおりで、それを演じるのは看板女優でお姫様キャラのユッコ(玉井詩織)、黙っていれば可愛いがるる(高城れに)、一年後輩でしっかり者の明美ちゃん(佐々木彩夏)、そして演劇強豪校からのスーパー転校生中西さん(有安杏果)らの部員たち。果たして彼女たちの夢は叶うのか…、と展開していく。
ももクロたちが役者として、スクリーンの中でどのようなパフォーマンスをみせてくれるのか楽しみな内容で、まずは、モノノフ映画館に全員集合の春になりそうだ。
<Live>
■公式ファンクラブ「ANGEL EYES」限定イベント
「〜ホワイトベレー全員祭り〜ももクロどんたく」
日程:2015年4月4日(土) 開場 15:00/開演 17:00
4月5日(日) 開場 14:00/開演 16:00
場所:福岡 ヤフオク!ドーム
■月刊TAKAHASHI
※AE会員限定(ファンクラブ会員限定)イベント
<開催日時・会場>
2015年03月12日(木) Zepp Tokyo
2015年04月12日(日) Zepp Sapporo
2015年05月12日(火) Zepp Namba
2015年06月12日(金) Zepp Fukuoka
2015年07月12日(日) Zepp Sapporo
2015年08月12日(水) Zepp Nagoya
2015年09月12日(土) ゼビオアリーナ仙台
2015年10月12日(月・祝) Zepp Fukuoka
2015年11月12日(木) Zepp Namba
2015年12月12日(土) グリーンドーム前橋