『Lovable People』 ［初回生産限定盤 CD+DVD］ アルバム Buppu Label 発売：2015.02.11 BUP-00012〜13 \3,500（税抜） ※スリーブケース付き特別仕様 ［通常盤 CD Only］ アルバム Buppu Label 発売：2015.02.11 BUP-00014 \3,000（税抜） 収 録 曲 01.Theme for Lovable People 02.ミタテ 03.Life Goes On〜like nonstop music〜 04.可愛い人 05.君の書く僕の名前 06.鋭く尖った細い月 07.新しいドア 08.Once Upon A Long Ago 09.言わせて下さい 10.Fall 11.Elderflower Cordial 12.君への愛の唄 13.Alone

（槇原敬之） （スタッフ）

【関連情報】 <Profile> 槇原敬之／シンガーソングライター 1969年5月18日生まれ。これまでにシングル45枚、オリジナルアルバム19枚（今作が20枚目）をリリース。1990年10月にデビュー。91年には「どんなときも。」で自身初となるミリオンセラーを達成。その後も「もう恋なんてしない」や「SPY」、「Hungry Spider」などヒットを連発。2010年に自主レーベルを設立して以降もミュージカルへ楽曲提供するなど活動の幅を広げ、昨年11月には日本テレビ系水曜連続ドラマ『きょうは会社休みます。』の主題歌として話題になった「Fall」をリリース。自身で作詞、作曲に加えアレンジまでこなす稀有なアーティスト。「世界に一つだけの花」（SMAP）など他アーティストへの楽曲提供も多数。今作のアルバムを引っさげた全国ツアーを2015年3月より開催。2015年10月でデビュー満25周年を迎える。

デビュー25周年に突入した槇原敬之が、2年2ヶ月ぶりに20枚目のオリジナルアルバムを2月11日に発売する。小説のようなストーリー性豊かな歌詞とケルトからフラメンコ、ロックに演歌にEDM と多岐に渡るアレンジが、まるで一本のオムニバス映画を観るかのような作品となっている。
そもそも槇原は昨今流行りといっていい、シングル盤を積み重ねていって、しかるべき時にそれらをベスト盤風にアルバムにまとめるというやり方ではなく、まずアルバムを発表してから、その楽曲を歌い聴かせるために全国をライブ・ツアーで回っていくという昔ながらのアーティストのスタイルを守り続けている。今回のアルバム『Lovable People』もまた、まずCDという形でファンの耳元に楽曲を届け、その詩たちがリスナーの心に染み渡った頃に、生の唄を聴いてもらうために全国を飛び回るという趣向になっている。そのためにこの3月から、北は北海道から南は沖縄まで、全国43公演のツアーが組まれている。このツアー日程のボリュームからも、デビュー25周年というメモリアル・イヤーを迎えた、20枚目のオリジナルアルバム『Lovable People』にかける槇原の意気込みが伝わってくる。
槇原の楽曲は、歌声はもちろん、そのメロディーも言葉も温かく、たとえ失恋や挫折や別離を歌っていても、どこかで必ずリスナーを癒し、励ましてくれるのが魅力だ。幼すぎて自分から手放した恋、別れた彼女への想いを歌う「ミタテ」、フジテレビの情報番組『ノンストップ！』のテーマソングで、心の傷から立ち直れと勇気づけてくれる「Life Goes On〜like nonstop music〜」、演歌風なコミカルな曲調で自身を世界で一番幸せなシンガーソングライターだと歌う「言わせて下さい」、先ごろ綾瀬はるか主演で大ヒットしたドラマ『きょうは会社休みます。』の主題歌である「Fall」、控えめな、でも世界一誠実な愛の告白である「君への愛の唄」、そして人々を救うために、たったひとりで困難に立ち向かっていった、ある気高い姿を歌い上げる「Alone」など、キラキラとした言葉が思いもよらない様々なストーリーを描き、その中で巧みにリスナーを勇気づけてくれるのだ。
この冬ゆっくりとこのアルバムを聴き込んだ後、さくら舞う早春から、槇原敬之のコンサートツアーが始まる。その時はカーステレオのスピーカーやポータブル・オーディオのイヤフォンからではなく、同じ空気の中に立った槇原が、すでにあなたの心に染み込んでいる詩を肉声で歌いあげてくれるのだ。今年の春は、そういう楽しみがある春だ。