7月23日にメジャー2枚目となるシングル「この恋のストーリー」を発売した藤田麻衣子は、ファン急増中のシンガー・ソングライターだ。名古屋市出身の彼女は、2006年にシングル「恋に落ちて」でインディーズ・デビューを果たすと、フリーライブを積極的に行い、着実にファンを増やしていく。2011年には47都道府県を回るフリーライブツアー「あなたの街へ歌いにいきます」を敢行し、そして2013年にはその集大成として、なんと大胆にも日本武道館で弾き語り無料ワンマンライブを企画。前代未聞のこの試みは当日8,000人のファンを集め大成功を収めた。その他にも結婚式で花嫁が両親に送る手紙をイメージして書いたインディース時代最後のシングル「手紙 〜愛するあなたへ〜」では、「あなたの結婚式に歌いにいきます」というユニークなキャンペーンを実施。こちらも応募300組超えと大盛況で、すでにキャンペーンは終了しているにもかかわらず、未だにオファーがあるという。こうして実力を蓄えてきた藤田麻衣子は、2014年3月にシングル「涙が止まらないのは」でメジャーデビューを果たした。
心を癒やす歌声と、ごくありふれた日常を心に響くシンプルな言葉で切り取っていく楽曲は、特に草食系女子に大人気。共感できる恋愛歌詞&自分に当てはまる応援ソングとして高い評価を得ている。まず今回のタイトル曲である「この恋のストーリー」は、いつも歌詞先行で曲を作っていくという藤田麻衣子が「この夏は何か違う」という言葉から紡いでいったストーリー。夏のワクワクする感じとともに、恋をした時の女の子の一人バタバタ感だったり、上がったり下がったりする気持ちがいきいきと描かれている。続いてc/wの「オレンジ」は、一転して男目線の世界観で、「可愛いと言い難い時ほど愛しくなる不思議」を歌っていく。3曲目の「このまま電車に乗って」は、まさに癒やしの一曲。自身がへこんだ日の帰り道、電車の中で書いたというリアリティ溢れる歌詞に、勇気をもらえるバラードに仕上がっている。そしてピアノ、バイオリン、チェロのメンバーと一発録りで作ったという「涙が止まらないのは(Studio Live Ver.)」では、しっとりとした歌声を聴かせてくれる。
Twitterに「この歌詞泣ける」「涙がでる」というつぶやきが絶えないフジタマ・ワールドが、いよいよこの夏から大ブレイクの予感だ。
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全国フリーライブツアー 〜フジタマの恋スト!!〜