うたまっぷ
UTAMAP review
ハジ→
7月16日にシングル「sumire。」リリース!
8月13日にアルバム『超ハジバム2。』リリース!
この夏、ハジ→の世界がハジけまくる!!
NEW
「sumire。」
「sumire。」 [初回限定版 CD+DVD]
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シングル
発売:2014.07.16
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UNIVERSAL MUSIC
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「sumire。」 [通常版 CDのみ]
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シングル
発売:2014.07.16
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UNIVERSAL MUSIC
\1,200(税抜)
収 録 曲
〈CD〉
01.sumire。
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02.迷子。
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03.サマ→ズラバ→。(★STAR GUiTAR REMIX)。
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04.sumire。instrumental

〈DVD〉
01.「sumire。」MUSIC VIDEO(Lyric ver.)
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02.「sumire。」MUSIC VIDEO(uView ver.)
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『超ハジバム2。』
『超ハジバム2。』 [初回限定版 CD+DVD]
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アルバム
発売:2014.08.13
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アルバム
発売:2014.08.13
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\3,000(税抜)
収 録 曲
〈CD〉
01.ヘイ・ユ→!!!!。
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02.sumire。
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03.音楽のチカラ。feat.TEE
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04.more BEAUTIFUL☆。
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05.マヤカシ♀。
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06.理想にJUMPッ♂。
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07.Sea Side Holiday♪。
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08.ワンダフルデイズ。
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09.迷子。
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10.White Winter Love。
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11.逆転満塁ホ→ムラン☆♪。
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13.茜色の小さな手紙。
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12.卒業サヨナラ。
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〈DVD〉
☆『White Winter Love。』『卒業サヨナラ。』『sumire。』MUSIC VIDEO
☆「ハジ→見参☆春爛漫ツア→♪♪。~おい!生(ハート)でやらかすぞっ!!●◎(20 ̄(エ) ̄14)b〜」ツアーファイナル新木場コーストLIVE映像(5曲)
※DVDは初回盤にのみ付きますコメントもどんどん投稿しちゃおう!
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【関連情報】
<Profile>

2005年、地元仙台にて歌い手“HAZZIE”としての初舞台を踏む。以後、市内のCLUBを中心にLIVEを重ね、着実にその知名度を上げていった。2010年1月より、九州男、C&Kを擁するNSV(ニュースタイルヴィジョン)に所属。同時にアーティスト名をHAZZIEから“ハジ→”へと改名。ライブ活動を行う一方、YouTube自身の楽曲『 おまえに。』の歌詞付き手作り動画をアップロードしたところ口コミで話題になり、リリースが決定。デビュー作『ハジバム。』は累計50,000枚のセールスを上げる大ヒットとなった。そして2013年3月に、シングル『Only One。』で待望のメジャーデビューを果たす。同年7月に4thシングル「for YOU。」をリリース。オリコン初登場デイリー10位を獲得、配信では自身初となるレコチョクシングルデイリー1位を獲得するなど、大ヒットを記録。2013年8月、自身初のフル・アルバム「超ハジバム。」をリリース。オリコンチャートにてデイリー初登場3位、ウィークリー初登場5位を獲得し、自身最高位の記録を更新。10000%現場叩き上げの圧巻のLIVEパフォーマンスと「ラップするように歌い、歌うようにラップする」ハジ→のスタイルは、まさに唯一無二のハジ→ワールド。「シンガーソング・エンターテイナー」を自称するにふさわしいアーティストである。

2005年地元仙台から飛び出したハジ→は、2011年のデビュー・アルバム『ハジバム。』で5万枚といういきなりのヒットを飛ばし、以来メキメキ頭角を表している注目の「シンガーソング・エンターテイナー」だ。その「ラップするように歌い、歌うようにラップする」と言われるハジ→のスタイルは、まさに唯一無二のハジ→ワールドを確立している。そんなハジ→が、これぞハジ→というべき、究極の純愛ソング「sumire。」を7月16日リリース、そして8月13日にはアルバム『超ハジバム2。』をリリースとアクセル全開だ。秋にはアルバムを引っさげての全国ツアーも予定され、まさしく下半期の音楽シーンの話題を独占しそうな勢い。そんなハジ→に緊急インタビュー。いろいろなことにこだわりまくり、ジャケットでは顔を明かさない、ハジ→の素顔が見えてきます。

「sumire。」という楽曲があったから、今がある

──7月16日にシングル「sumire。」が発売になりますが、ズバリどのような作品になりましたか?
ハジ→(以下H):シンプルに人を好きになる気持ちを歌っている楽曲で、いわゆるラブソングです。
──制作されたのはいつ頃ですか?
H:この曲はデビュー前の、6年前に作りました。
──最初にこの歌詞を読んだ時に、これは当時のハジ→さんの実体験だと思いました。でも実はお友だちの話なんですってね。
H:この歌詞のエピソードのもとになっている人は、6年前に出会った男友だちです。多分運命だったと思いますが、奇妙な巡り合わせで出会って、そこから友人関係になりました。彼には「僕は歌をやっていて、こんな夢を持っている」ということを話したりしていました。当時の僕は仙台の小さなライブハウスとか、クラブとかで、数十人のお客さんの前でライブをしていた頃です。それを彼は見に来てくれたりして、そこから彼の恋愛話を聞いているうちに、「実は本気で好きになった女の子が出来たので、その思いを彼女に伝えるために、自分の思いを歌にしてプレゼントできないか」という話になった。それで彼の彼女に対する思いを、メールにして送ってくれって言ったのです。その送られてきたメールをもとに歌詞を作り、曲を作っていきました。もちろんその中には彼の気持ちに重ね合わせた僕の気持ちも入っています。こうして出来たのが「sumire。」です。
──確かに実話に基づいているせいか、非常にストーリー性の強い歌詞になっていますね。
H:そうですね。メールで送ってきた彼の文章が、具体的な思いや出来事を細かく描いていて、そういう部分から組み立てていったので、よりストーリー性を感じるかもしれませんね。彼のメールには本当に人を好きになった時の純粋な気持ちが溢れていて、自分自身も「人を好きになったらこういう気持ちになるよなぁ」って思いましたね。例えば「生まれて初めて 自分を人間らしく思えた瞬間でした」というフレーズがありますが、そういった自分も共感できる言葉が散りばめられていましたね。
──そのお友だちは音楽関係の方ですか?
H:全然違います。ちょっとヤンチャな感じの(笑)、歳も僕より下で、歌詞に出てくるような「汚い靴のまま土足で 踏み荒らすように生きてた」人ですね(笑)。まあ当時で言えば面倒くさい感じの(笑)、不良というかそんな感じです。でも生き方は不器用だけど、彼は彼女に出会って変わっていきましたね。イキイキとしだして、それまでは不良の頂点を極めようではないけど、外見もそういう感じだったのが、恋をして男が磨かれました。人を好きになるというのは、女性も恋をすると綺麗になるっていいますけど、本当に凄いパワーになるんですね。
──相手の女性にも会っているのですか?
H:僕は一度も会ったことはなくて、そこは全くの想像です。
──因みにタイトルの「sumire。」は彼女の名前ですよね?
H:そうです。彼女の名前がスミレさんだったので、そこからスミレの花を調べていった。そして花言葉が「小さな幸せ」ということを知って、サビの歌詞のインスピレーションが湧いきて、この花言葉を入れたいなぁってなっていきました。
──実話がベースなのに、女性の名前といい、その花言葉といい、絶妙なマッチングですね。
H:そうなんです。まさしく運命ですね。
──ご自身のツイッターでも、「sumire。」を特別な思いがある一曲として挙げていらっしゃいますね。ご自身で聴き返して涙を流したという。
H:この曲が出来た6年前というと、僕はデビュー前ですが、アルバイトをしていて、お金もなくて…。当時は居酒屋でバイトして、ギリギリの一人暮らしをしていて、そういう頃にある人間と出会って、実はその時に人の思いを歌うことのきっかけになった曲が二曲出来たんですが、それがこの「sumire。」と「おまえに。」という二曲です。この二曲が初めて人に「いいね」って言ってもらえた曲なんです。それまでの僕の歌は、ただの自己主張でしかなかったのかなって、今思うとそういう気がします。つまり音楽で自分を主張したいという思いが溢れていたんですね。でもそうではなくて、自分が歌っているものが人の人生とか、人の心に寄り添えた時、その時に僕の心も嬉しいんだということに気づかせてくれた二曲で、特に「sumire。」は僕にとってそういう思いが強い楽曲ですね。
──「sumire。」がアーティスト活動の転機になったと言っていい?
H:もちろんです。間違いなくそうですし、「sumire。」という楽曲があったから、今の事務所にも入ることが出来たのです。
──じゃあ、聴くとその頃のことが蘇ってくる?
H:そうですね。でもエピソードのもとになった友人とは一度絶交状態になってしまったので、「sumire。」も正直憎しみみたいな感じになっていて、一生歌いたくないみたいな感じでした。まあ彼もやんちゃで突っ走っちゃうタイプなので(笑)、相当色々なことで振り回されてしまって、「もうコイツはしんどいや」ってなってて、絶交した訳です。ですから事務所に入ってからも、「sumire。」はハジ→にとって大きな一曲なるという予感は感じていましたけど、基本的には温めておこうということになった。実は去年「for YOU。」という楽曲を出しているのですが、その時に「sumire。」を出そうという意見が多かった。でも僕は、その時はこの曲に対する気持ちの整理がついていなくて、僕は出すのがイヤで、今は「sumire。」よりこれですよという思いで出来たのが「for YOU。」という曲なんです。ですから「for YOU。」があのタイミングで出来たのも、間接的には「sumire。」のお陰でなんですね。
──でも今回シングルにしたということは、わだかまりは解けたのですか?
H:その友人とも久々に合うことが出来ました。その時に彼も凄く変わっていて、人間的に共感できる人間になっていて、「当時は申し訳なかった」って謝ってくれました。それに対して「こちらこそ、この「sumire。」があったから、今の事務所に入ることが出来たり、今があるんだよ」ということで、二人で酒を飲み交わしながら、「sumire。」を世の中の沢山の人に届けようという話になったのです。つまりその部分で言えば、「sumire。」は二人の友情の曲でもあるのです。

句点といい、矢印といい、記号マニアですね

──「sumire。」のタイトル表記ですが、小文字を使って、しかも句点が打ってある。だいたいハジ→さんの曲名には全て句点が打ってありますが、このこだわりはなんですか?
H:まず句点をつけ出したのはデビュー後からですので、最初は「sumire」で、句点はついていなかった。アルファベットについては、漢字、平仮名、カタカナ、英語と、色々なものを書いてみて、その中で一番しっくりきたのが小文字の英語表記だったのです。
──全曲のタイトルに句点をうつというこだわりは?
H:まず、僕が調べた限りでは、日本人で全部のタイトルに句点を打った人はいないということ。つまり誰もやっていないことをやりたかった(笑)。そして句点は日本の文化であると思っています。英語だとピリオドという点だけど、日本語はマルなんです。そうすると外国人は、このマルは何だっていうことになります。これからの僕の夢であり目標は、日本という国、日本の良さを届けられる人になりたいということです。活動は世界を目指しているし、そのときに句点はアイキャッチになると思うのです。そうやって日本の文化を世界に発信したいなと(笑)。
──なるほど、壮大な野望ですね(笑)。
H:あと隠れた意味として、句点は「よし、できた!」という感じも出しているのです。相田みつをさんの判子みたいなもんかもしれませんね(笑)。
──因みにハジ→の矢印は、どこから来ているのですか?
H:ハジーというのはアダ名で、もともとはアルファベットで表記していました。HAZZIEです。でもそれだと「ハッジイ」とも読めるし、「ハッチエ」とも読めるので、音は変えずに表記を考えて、平仮名、カタカナ色々並べてみて、カタカナのインパクトが気に入り「ハジー」にしました。そして音引きの棒を矢印にしたのは、記号にすれば人の目に止まったりとか、当時は「矢印といえば誰」というアーティストさんが他にいないように思えたので、僕はそれになりたいなって思って、「ハジ→」になりました。句点といい、矢印といい、記号マニアですね(爆笑)。
──さらにこだわりポイントで、ジャケットやアーティスト写真にイラストを使っていますね。
H:これは僕の友人で、仙台の路上で似顔絵を書いたりしている笑顔絵師こたろさんっていう仲間がいるんですけど、その友人がデビュー前にプレゼントしてくれた絵です。それでデビューの時に、アーティスト写真をどうするってなって、当時、僕は顔をあまり出したくなくて、想像させたいというのがあったので、「こんなイラストがありますけど」って見せたら、「それ、いいじゃん」になって、未だにそれが続いています(笑)。このイラストは凄くインパクトがあるので気に入っています。当分これでいきたいですね。なんかハジ→っぽいんですよね。今や僕のアイコンになっていますから。
──今回は「sumire」のMVが3バージョンありますね。「lyric ver.」と、ファンのみなさんが投稿された写真が写っている「uView ver.」と「Live ver.」です。さらに企画あって、大好きな人への思いを綴った手紙を投稿してくださいという募集もかけています。“あなたの恋の想いがsumire。PVになっちゃうかも企画”です。
H:最初に「uView ver.」の企画で写真の投稿を募って「sumire。」のMVをみんなで作ろうということでやったら、予想以上の反響と応募がありました。しかも出来上がった映像もすごく良くて、歌がファンの方とハジ→との絆みたいに聴こえてくるのです。昔からあった曲を6年経って、ようやくワンマンライブもできるようになって、そのライブ映像とみんさんの投稿写真がシンクロするように進んでいくと、凄くイイなあと思えたし、試聴盤で自分の写真を見つけた人が喜んでくれたりとかもあって、とても良かったなぁと思います。だから手紙の企画もはじまっちゃいました。こちらも投稿を楽しみにしています。
──今度は手紙という文字で表現されたファンの皆さんの思いが、歌とシンクロして、素晴らしいMVになるといいですね。
H:そうですね。この「sumire。」という曲は不思議な曲で、この曲を初めて聴いたのにボロボロと泣いてしまう方がいる。そのくらいパワーがあるのです。男性でも女性でもどこか自分の片思いに繋がる、人を好きになった経験にかぶるようです。ですからこの曲を自分の歌として聴いてもらえるようにしたときに、そこに投稿をかぶせるという発想になったのです。皆さんのエピソードや言葉が音楽と共存して流れて見える時に、もっともっと、「sumire。」という曲が、その人たちの歌になってくれる、ひとりひとりのラブソングになってくれるんじゃないかという気がして、企画しました。
──因みに今回の初回限定版シングルに「lyric ver.」と「uView ver.」の入ったDVDが同梱されます。一方C/Wの「迷子。」ですが、これも本音と建前というか、本当の自分を巡る主人公の葛藤が描かれていますが、この曲はいつ出来たのですか?
H:この曲は「人にどう思われているかより 自分がどう思うかでいきていきたいのに 周りばかり気にして 僕じゃなくなってく」というラインだけが2、3年前に出来ていて、メモしてありました。そこから今回のアルバム『超ハジバム2。』を作る時に過去の曲を振り返っていて、このラインがいいなぁとなった。最後まで書ききってみたくなって、そこから断食をして、集中力と色々な感覚を高めて、作りました。
──断食ですか(笑)。
H:僕はここ一番の集中が必要な時には、結構、断食するんです。そうやって曲が完成したのが2、3ヶ月前です。これは「sumire。」とは違って、僕個人の歌ですけど、もともと僕はこの歌詞にあるようなネガティブな人なんですね(笑)。意外に思われることが多くて「ポジティブ全開でしょ」みたいに思われがちですが、実はこれが90%で、みんなといる時は元気を演じられるという感じです。
──確かに意外です(笑)。
H:それがだんだん変わってきてはいます。ハジ→としての活動が皆さんに受け入れられてきて、共感してくれる人や仲間が増えて来ることで、いい意味での自分への自信というか、「君は君でいい」という部分が自分の中で増えてきて、つまり迷子ではなくなってきていていますね。でもやっぱり未だにこういうネガティブな自分はいて、なぜこういう歌を歌うかというと、みんなに「僕も一緒だよ」って言いたかったのです。多分、世の中の多くの人の中には、こいういう自分がいて、それを抱えて生きていると思うからです。
──そこに共感するから、この歌詞が胸に刺さるというか、凄く良く分かりますね。
H:どんなに強そうで悩みがなさそうな人でも、凄く輝いている世界で輝きだけで生きているように見えている人でも、本当はこんな気持ちを抱えながら、自問自答して毎日を生きているから、「君だけじゃないよ」って歌いたかったのです。実は心が苦しい時にハジ→と出会ってくれる人が非常に多いので、この曲にグサッと来る人は多いと思います。あとこの曲はハジ→史上初の、光がささずに終わる曲です。いつもハジ→の曲は最後に光がさすのですが、この曲は迷子のまま終わる。こういう作りは初めての挑戦です。闇のままで終わると、聴いてくれたその人を結局おいてきぼりにしちゃったとか、救ってもらえなかったっていう気持ちになっちゃうのかなって思って、今まで世に出す勇気がありませんでした。
──敢えてそこに挑戦した理由はなんですか?
H:今回は、CD全体で考えるようにしました。この「迷子。」の後に「サマ→ズラバ→。(★STAR GUiTAR REMIX)という凄く陽気な曲が来る仕掛けになっています。そこで「迷子。」から抜けだすという作りになっているのです。そうすれば一曲の中で全てを伝えなくていいし、光がささない状態で終わる曲があっていいと思ったのです。実はこの夏に出るアルバムも、そういった考え方で曲順を決めていきました。

何度聴いても抜けられないアルバム

──お話に出たアルバムは8月13日、通称「ハジ→さんの日」に(笑)出る、『超ハジバム2。』です。こちらはどんな感じの作品になりましたか?
H:つい最近、ちょうど曲順が固まったところです。冒頭から「ヘイ・ユ→!!!!。」「sumire。」「音楽のチカラ。feat.TEE」の三曲にしたのですが、新しくハジ→を知ってくださる方もまだ沢山いらっしゃると考えた時に、冒頭の三曲は大事になりますよね。そこでこの三曲でいかにハジ→の人間性や音楽の核の部分を伝えるかを考えた時に、このキー曲である「sumire。」と「音楽のチカラ。feat.TEE」を持ってくることが有効だと思いました。ふらっと聴いてくれた人でも、「ヘイ・ユ→!!!!。」でちょっと捕まって、「sumire。」でグッときて、「音楽のチカラ。feat.TEE」で僕の生きている意味というか音楽のチカラで世界を変えられると思っているというメッセージを受け止めてもらえる。この曲は今旬の仲良しのTEE氏と歌っている楽曲だし、TEE氏も凄く声が生きていて、僕自信もこの楽曲めちゃめちゃ好きで、いい曲だと思っているんですが、ここをバババッて聴いてもらってから、四曲目に「more BEAUTIFUL☆。」が来るわけです。ここから日本の四季が始まっていくんです。
──なるほど。
H:実は今回は春夏秋冬という部分を意識していて、それを本来二曲目から始めるつもりでした。でも「sumire。」と「音楽のチカラ。feat.TEE」でハジ→を伝えた上で、さらにここから始まっていくハジ→の物語があるという構成に変えました。ハジ→を伝えた後に日本の四季があり、それで最後まで聴いてもらって「卒業サヨナラ。」しちゃっても、再び「ヘイ・ユ→!!!!。」に戻ってきて…。
──輪廻していくんですね。抜けられなくなる(笑)。
H:「なんだ、これは!何度聴いても抜けられないぞ、この音楽の洪水から」っていう(笑)、そんな順番になりました。同時にハジ→をすでにご存知の方に聴いて頂いても、過去の曲達からも違ったハジ→の魅力が出てくるアルバムになっていると思います。
──アルバムが大変楽しみになってきました。そして11月からはツアーがスタートします。今回はワンマンをやったことのないエリアでツアーを組んだそうですね。
H:そうですね。ワンマンで行ったことがない街ばかりなので、どうなるかは予測不能です。もしかしたらお客さんが全然集まってくださらない場所もあるだろうし、逆にパンパンの場所もあるだろうしということで。でもその時、その時、その場、その場に来て下さった方に特別な時間を提供させて頂いて、今まで公言してきた全国四十七都道府県ツアーをやるという、それが実現できるまではアナタの街から一番近いところに申し訳ないけど来てくださいって、そういう約束を皆さんとしていたので、例えば青森なら青森でハジ→の言葉を信じて待っていてくれた人との約束が果たされる日になっていくわけです。そのひとつひとつの約束を果たしていきつつ、「またここに来れるときは、沢山の仲間たちがそこに集まれるように、僕も活動を頑張るから、みんなももし良かったらハジ→の音楽を必要としてそうな人に、この曲聴いてごらんって広めていただくことで、規模は少しずつ少しずつ大きなっていくと思う。これからもハジ→という音楽、ハジ→というプロジェクトを大きくしていこうぜ!よろしくお願いします!」という思いを伝えに、行ってきたいと思っています。だから、みんなに会えることを、今からとても楽しみにしています。

【LIVE情報】

“超☆応援するyour タウンっ♪ tour→2014。 〜全国47都道府県はじツア→実現への道〜”
11/7(金)長野 ライブハウスJ
11/8(土)金沢 AZ
11/15(土)盛岡 CHANGE WAVE
11/16(日)青森 QUARTER
11/20(木)神戸 VARIT.
11/21(金)京都 KYOTO MUSE
11/23(日)岡山 CRAZY MAMA KINGDOM
11/28(金)愛媛 松山サロンキティ
11/30(日)長崎 DRUM Be-7
12/6(土)埼玉 HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3
12/7(日)新潟 GOLDEN PIGS RED
12/12(金)浜松 窓枠
12/13(土)横浜 BAYSIS
※ 詳細はハジ→オフィシャルHPにて。

July 15, 2014
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