『アオイロ』 初回限定盤（CD+DVD） アルバム 発売：2013.01.08 Colourful Records VIZL-615 \3,570（税込） 通常盤（CDのみ） アルバム 発売：2013.01.08 Colourful Records VICL-64090 \3,045（税込） 収 録 曲 01.Just Friend 02.恋の予感 03.夏海 04.カランコロン 05.花火のあと 06.東京 07.嘘だった 08.もっと 09.Blue days 10.レイコさん 11.各駅停車 12.スコーレ 13.強くなる人

2013年は「強くなる人」「夏海」「恋の予感」の3枚のシングルを発表した、札幌出身の現役大学生シンガーソングライター・山崎あおい。リリース毎に全国各地でフリーライブイベントを精力的に行い、USENのリクエストチャートの上位を席巻するなど、人気急上昇中の彼女が、待望の1stアルバム『アオイロ』をリリース!! 今作は、これまでリリースした全てのシングルの他、日本カーリング協会オフィシャル応援ソング「もっと」を含む全13曲を収録。歌詞の世界観が同世代の女子に圧倒的な支持を受けている彼女らしい胸キュン必至の楽曲はもちろん、自身の感情や内面を歌った楽曲もあり、山崎あおいの“今”の魅力がギュッと詰まった1枚。本人が“自信作”と語るのも頷ける、内容の充実した作品に仕上がっている。『アオイロ』を引っ提げ、3月には“山崎あおい 1st ワンマンライブツアー 2014 〜アオイハル〜”の開催も決定!! 2014年、年明けからスタートダッシュをかける山崎あおいの動向に大きな注目が集まっている。

──ファーストアルバム『アオイロ』は、どのような作品に仕上がりましたか？
自信作に仕上がりました。私の色々な面が見られるアルバムになっていると思いますし、上京したり、デビューしたりと大きな出来事がたくさんあるなかで揺れ動いた気持ちをぎゅっと詰め込むことができたと思います。

──『アオイロ』というアルバムタイトルは、どのように決められたのですか？
アルバムが完成してから、最後に決めました。
ファーストアルバム、私“あおい”の色々な音楽が入っている“あおいのいろ”という意味からの『アオイロ』、そしてこのアルバムに入っている曲の持っているカラーが、爽やかな曲だと水色、暗い曲だと深い青…のように“あお”という色が色んな形でおさめられているなあと感じ、『アオイロ』にしました。

──『アオイロ』の制作にあたって、特に意識されたことは？ また、レコーディングは、いかがでしたか？
“ポップ”という軸のなかで、できるだけ色んな事をやってみたいなと思い、挑戦しました。
「レイコさん」でクラップのレコーディングをしたのですが、みんなでわいわい遊びながら手拍子をしているのが、バンドっぽくて楽しかったです（笑）。

──『アオイロ』初回限定盤の特典DVDは、どんな作品に仕上がりましたか？
「強くなる人」のMVはフルで見ると本当に綺麗です! 私も「強くなる人」のMVは発売当日に買ったくらい（笑）。
曲中にどんどん日が沈んでいく“マジックアワー”に一発録りで撮影したので、映像としても見応えがあると思います。

──ファーストアルバム『アオイロ』を通して、リスナーにどのような想いを伝えたいですか？ もしくは、どのようなところに注目して聴いてもらえたら嬉しいですか？
今までのシングルでは見せられなかったような面や、今までは表に出してこなかった私の内面的な部分を歌った曲が多いので、“あ、本当はこんなこと考えていたんだ”と思って頂ければ嬉しいですし、 そこに共感したりしてくれる人がいれば更に嬉しいです。

──それでは収録曲についてお聞きします。まず、6曲目の「東京」は、どんな楽曲に仕上がりましたか？
歌詞もサウンドも普遍的な、“THE上京ソング”になったのではと思います。
よくあることを歌っているわけではないですが、いつの時代もこの曲のような、人と人との距離の離れ方はあると思いますし、サウンドも良い意味で歌謡曲っぽく、懐かしい感じになったと思います。

──「東京」の詞曲は、どのように作り上げていったのですか？
上京して半年くらい経った頃に書きました。
私も地元から出てくるときに、友達や家族などたくさん大切な人を残してきていて、一緒のタイミングで上京した子の中には恋人を残してきた人もいたりして。
どうしてそのような“残してきた人”との距離が離れていってしまうのか考えたときに、“自分から離れているんだな”と気付いて書いた曲です。
新しい環境に馴染むことに必死で、今まで甘えてきた人に“甘えてはいけない”という気持ちが強くなりすぎて、自分から一旦突き放してしまう。
“今はまだ頼っちゃダメだから”と言って、そのまま本当に、戻れないくらいの距離まで離れてしまう。
前に進むためには必要なことだし、なにも間違ったことではないのに、 なんだか寂しいな、と思ってしまって、そんな気持ちを曲に込めました。

──「東京」の歌詞に“都会には悪い人が　たくさん居るんだと思っていた”というフレーズがありますが、実際に東京で生活をされて、いかがですか？ また、受験・卒業シーズンを控え、今年、東京で新たなスタートを切るであろう人たちに、ご自身の経験からアドバイスをいただけますでしょうか？
東京は怖い場所だと思っていました（笑）。
私の聞く東京ソングはみんな“東京は怖い〜”とか歌っていたので。
でも実際は何も変わらなくて。色んな場所から来た人が集まっている場所が東京だし、なんだかんだ日本だなあ、って思いました。
これから東京に来るひとへのアドバイスは……
“通勤ラッシュに負けないで”です（笑）。

──続いて、8曲目の「もっと」は、2013年2月に日本カーリング協会公認オフィシャルサポーターに就任された山崎さんが、カーリング日本代表チームに向けて書き下ろしたそうですが、どんな楽曲に仕上がりましたか？
カーリングの応援歌として書いた楽曲です。女子代表チーム、小笠原歩選手のストーリーを基にして書きました。
その小笠原選手は一度現役を引退したのですが、そこからもう一度ソチオリンピックのステージを目指していて。
一度一線を退いたにも関わらず、もう一度トップを目指し始めるのにはきっと、ものすごい勇気とエネルギーがいると思うんです。私は世界を相手にして戦ったことはないので安易に“共感”とかは言えませんが、いまの自分の境遇や心境も重ね合わせながら書きました。

──「もっと」の曲作りは、どのように進められたのですか？
特に“こんな曲を”といったご提案は無かったので、純粋に、いちカーリングファンとして、そしてオフィシャルサポーターとして選手の皆さんを応援する気持ちで書いていきました。やはり、小笠原歩選手の選手人生を聞いて、自分にもあてはまることがあったので、むしろ自分の背中も押すような気持ちで書きました。

──最後に、ファーストアルバム『アオイロ』のリリースからスタートする2014年の抱負をお聞かせいただけますでしょうか？
スタートダッシュが大事な一年間だと思うので、まずアルバム、そして春のツアーもしっかりとかっこよく決めたいです！