蒼井優が出演する資生堂アネッサ“You Sun! Sun!”篇CMソングとしてもオンエア中の3rdシングル「憂、燦々」が大注目を集めるなか、クリープハイプが、メジャー第2弾アルバム『吹き零れる程のI、哀、愛』をリリース。
第5回CDショップ大賞の入賞作にも輝いたメジャー・デビュー・アルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』(2012年4月)から1年3ヶ月。尾崎世界観(Vo/G)が生み出す物語性の強い独特の歌世界が更に深化。1曲ごとに異なる主人公を登場させ、それぞれの胸のうちを吐露。タイトル通り、人それぞれの哀しみと愛を描いたアルバムとなった。
「憂、燦々」を含め、これまでにリリースされたシングル3作のタイトル曲を網羅。メジャー1stシングルとしてリリースもされた「おやすみ泣き声、さよなら歌姫」では、とある歌姫を間接的に登場させ、その歌声から彼女の哀しみに感応していく男性が主人公。歌姫に捧げたラヴソングだ。
その1stシングルを聴いたクリープハイプの女性ファンを主人公に仕立てたのが、2ndシングル「社会の窓」。♪すごく大好きだったのに あのバンドのメジャーデビューシングルがオリコン初登場7位 その瞬間にあのバンドは終わった〜と言い、現実社会の中での哀しみや憂鬱を一方的にバンドにぶつける彼女。この歪んだ感情も一つの愛の形だろう。
アルバム・リード曲の「ラブホテル」は、心の隙間を誰かに埋めてほしい女性と、彼女を口説く男の物語。♪会ったら飲んでデキそうな軽い女に見られて〜と憤慨しながらも、ラブホテルで重ねる逢瀬。そこに愛はあるのか、ないのか。互いに虚しく、空虚で、それでも余韻を残す愛の歌だ。
クリープハイプのメンバー4人が互いに牽制し合いながら、一人の女優を口説き、それぞれラブホテルに誘うドラマ仕立てのミュージック・ビデオも大きな話題を呼んでいる。
8〜9月は、各地の夏フェスに出演。10月からは、アルバムを携えての全国ツアー“秋、零れる程のクリープハイプ”がスタートする。
5〜6月にかけて全国8都市を巡った前回ツアーは、初のホール公演となった中野サンプラザを含め全会場完売。今回は更に規模を拡大し、東京Zepp Diver City 2daysを含む14都市15公演を予定している。