昨年8月、アルバム『ツナガル』でメジャーデビュー。“iTunes new ARTISTS 2013”にも選出され、ますます注目を集めている現役大学生シンガーソングライター山崎あおいが、通算3作目となるシングル「夏海」をリリース。潮風のような爽やかなメロディーがよけいに切なさを誘う、夏の失恋ソングだ。
もう一生、誰かを好きになったりしない…そこまで落ち込む大失恋を経験した女の子が主人公。
「今年の花火は恋人と行くの」と言う友達を羨ましく思いながら、私は“強いから一人でも平気”と言い張る。本当は、夏を一人で過ごすなんて寂しいし、早く次の恋に進みたい。でも、やっぱり“君”のことしか考えられない。
風の匂いも、花火大会も、海の風景も、何もかもが思い出に繋がり、いつまでも思い出に憧れるばかり…。
新しい夏を迎えながら、次の恋にも進めず、強がることにも疲れてしまった…そんな女の子たちに聴いてほしい等身大の夏ソング。セブン&アイ・ホールディングス“夏ギフト”CMソングとしてもオンエア中。
2曲目の「Pastime」は、高校時代、自転車通学をしていたと言う彼女自身の経験から生まれたナンバー。日々の忙しさも焼きたくないヤキモチも、自転車を飛ばして、どこかに捨てて来てしまおうと歌う、夏の終わりの青春ソング。
続く「Subway」は、地下鉄の駅で、かつて好きだった人とすれ違った“一瞬”の情景と想いを描いた1曲。♪少しでも笑ってくれたら 次の恋に進めるのに〜というフレーズが切ない。
思い出に浸りやすい“夏”という季節にピッタリの3曲が並ぶ、切なくも爽やかなシングルが誕生した。