今年2月、シングル「サブリナ」で鮮烈デビューを飾った現役高校生シンガーソングライター・家入レオが、1stアルバム『LEO』をリリース。
自身の名前をタイトルに冠した、リアルな私小説集のような1枚。夢、希望、決意、愛情、友情、挫折、葛藤、焦燥感・・・無邪気なままでもいられず、かと言って大人でもない、17歳ならではの様々な想いを言葉にしている。
人気アニメ“トリコ”エンディング主題歌としてもオンエア。自分の中に潜む“もう一人の自分”=“サブリナ”を描いた、スリリングなデビュー曲「サブリナ」、ドラマ“カエルの王女さま”主題歌として書き下ろされた、心強い応援歌「Shine」、♪愛なんていつも残酷で もう 祈る価値ないよ〜というフレーズが強いインパクトを放った「Bless You」と、これまでのシングル3作のタイトル曲を網羅。
心のままに生きようと決意し新しい一歩を踏み出す「Say Goodbye」、♪諦めるなって 言ったじゃない!〜という叫びが印象的な「Last Stage」など、以前からライヴで歌われて来た人気曲もCD初収録。
全曲の作詞・作曲を本人が手がけ(作曲は、プロデューサー西尾芳彦との共作)、“17歳の<今>という瞬間だからこそ歌える作品をめいっぱい詰め込んだ”と語る家入レオ。
何気ない描写の中に未来への想いを託した「明日また晴れますように」、自身のシンガーとしての決意を描いたような「Second Dream」、大切な人から少しずつ気持ちが離れていく様を綴った「キミだけ」、愛を信じきれない苛立たしさをぶつけた「Fake Love」、ある女優に捧げたと言う物語性の強い鎮魂歌「Lady Mary」、♪壊したい あの娘たちの笑顔を 「友情」と偽り続けて〜というフレーズが強烈な「Linda」など、実に多彩な歌世界。♪かっこつけてよ Mr〜という歌い出しの「ミスター」は、大人世代へ向けたメッセージだろうか。
話し言葉で綴られた日記のような歌詞が潮流となっている最近のJ-POPシーンにおいて、家入レオの歌詞は異彩を放つ。1曲ごとに異なる主人公が登場し、展開されるストーリー。自分の考えを主人公に託し、物語として世に問う、非常に完成度の高い歌詞だ。
17歳の少女の<今>を切り取ったリアルな作品集であると同時に、シンガーソングライターとしての強い決意が感じられる1stアルバムとなった。
来年1月には、初のワンマンツアー“家入レオ 1st ワンマン Tour 〜LEO〜”を開催。既に追加公演(3月)も決定するなど、大きな注目を集めている。
家入レオ 1st ワンマン Tour 〜LEO〜
2013.01.17(木)福岡DRUM Be-1
2013.01.19(土)梅田クラブクアトロ
2013.01.20(日)名古屋クラブクアトロ
2013.01.25(金)渋谷クラブクアトロ
<追加公演>
2013.03.09(土)大阪BIGCAT
2013.03.17(日)赤坂BLITZ