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2009年6月、1st single 「SAD TO SAY」で衝撃的なデビュー後、NE-YO JAPAN TOURのゲストアクト、前代未聞の全国ZEPP FREE LIVE TOURなどで注目を集め、デビューから1年を経て発売された1st Album『GOLD』は、歌詞の鋭いコトバ選びや魂の歌声が話題となり、ほぼメディア露出のない中、新人として異例のオリコン週間ランキング3位を記録!
一昨年末にソニー"ウォークマン"「Play You.」メッセンジャーに大抜擢され、"ウォークマン"CMソングともなった 6th single「ONE」では「キミの知らない音へ。」をコンセプトに、音にこだわりぬいた新しい曲作りにチャレンジ。2011年7月には、愛の深さと強さを歌いあげた7th single「ONLY YOU」をリリース。
新世代を担うシンガーソングライターJASMINEの1年ぶり超待望の新作「Best Partner」がここに完成!!
──前作「ONLY YOU」から1年ぶり、ということで1年を振り返ってみてどうですか？
すごく長かったようであっという間の1年でした。リリースはしていなかったのですが、雑誌の連載をしていたり、Acoustic Liveやったり、香港・台湾でLiveをしたり貴重な体験が色々できました。あとはひたすら楽曲制作と歌のスキルアップに時間使っていましたね。
制作に関しては、特に昨年の春くらいから、正直ちょっと苦しい時期もありました。それでも色々トライして、生み出した種の中から、今だからこそこの“かけがえのない人への想い”をきちんと形にしたいと思って。
──具体的にどなたへの想いなのですか？
曲作りを進める中で色んな人の顔が浮かんだんですけど、1番最初、デモを作りはじめた時に頭に浮かんでいたのはお姉ちゃんですね。
──お姉ちゃんですか。それでこの曲ということは、すごく仲がよさそうですね？
今はすごくいいです。でも、10代の頃、3年間くらい口を聞いてないんですよ、実は。まぁ、私がぐれてた時期なんですけど、お姉ちゃんはそれが許せなかったみたいで、話してもケンカになるんで、話さなくなっちゃった。
──3年のブランク、どうやって仲直りできたのですか？
ある日、お姉ちゃんの部屋に呼び出されたんですよ。最初はヤバい何がおこるんだろう、ってびくびくしてたんですけど、何か、今まで気づけずにいてゴメン、みたいなことを突然言われて。超ビックリしましたね。そもそも私がぐれてたのって、んー、両親の問題、みたいのがあって。お姉ちゃんは器用な方だったから、私だけが感じてたツライ気持ちとか分かってくれてない！と思ってたんですけど。それに対してお姉ちゃんからゴメン、みたいな。抱きしめてくれて。
逆にお姉ちゃんは、私が歌手になりたいって夢を持ってるのに、それに反するようなことをしてたのが許せなかったんだ、っていうのが私も分かって。
レコーディングの時は、その仲直りしたときの部屋にいる感覚を思い出して歌入れしました。
──それでこんなに強い想いの歌詞が生まれたのですね。
そうですね、私からお姉ちゃんへの想いでもあるし、お姉ちゃんがこういう風にしてくれてたから。お互い正義感みたいのが強いのかもしれない。お姉ちゃんがふられたって話しを聞いて、もう相手への怒りがふつふつと。
──サビが「泣いてるなんて ゆるさない 笑ってなきゃ ゆるさない」ですもんね？
最初はサビのリリック、違ったんですよ。もうちょっと泣いてもいいよー、みたいな。それで、1回レコーディングしたんですけど、いや、違うぞ、やっぱ泣いてるのはイヤだ！！！って、書きなおしました。すごい大切な人の泣き顔見るのってやっぱりイヤじゃないですか！で、泣かしたやつもむかつくし、ぶっ飛ばしてやるっ！って気持ちになるんで。私、嘘がなによりキライなんですよ、だからストレートな思いをそのままリリックにしました。
──お姉ちゃんはこの曲をもう聞いたのですか？
お母さん経由で渡してもらいました（笑）。直接は恥ずかしいんで。泣いてたみたいです。実は、その後すぐにお姉ちゃんは会いに来てくれたんですよ。そう、同じように、この曲聞いたらあの人に会いに行こう!!とか誰か思い出して、実際に会いに行ってくれたりしたら嬉しいですね。
──「Best Partner」というタイトルにした理由は？
相棒！！お互い一人っ子時代（口を聞かない3年間）もあったので、それを経て、なんか友達みたいだし、親友っていうか、戦友っていうか。うーん、“ベストパートナーだな！”って。
──他にもJASMINEにとって「Best Partner」といえる人はいますか？
いますね。特に女友達とか。だから聞いてくれた人が、それぞれの相棒を思い浮かべてもらえたらいいですね。あと、1年間待っててくれたファンのみんなが、BlogとかTwitterとかのコメントで「私にとってはJASMINEです！」って言ってくれたりして、それはホントめちゃくちゃ嬉しいですね。私もだぞーーー！！みたいな（笑）。
──MUSIC VIDEOも完成していますが、今までと少し雰囲気が違いますよね？
そうですね、ちょっと大人っぽいですか？（笑） 監督さんとも色々昔の話とかをして、この曲への想いとかも語って。最終的に、すごくつらい思いや悲しい思いをしてる子、特に女の子の味方になりたい、という気持ちを、映像として表現してもらいました。
──必見ですね。そして、カップリングはまた全然違った雰囲気ですけどJASMINEらしいと思いました。
ですね、これはこれでJASMINEだな!って自分でも思います。「B*TCH*S」は地元の友達たちに触発されて、トラック聞いた瞬間から、音にまかせて勢いよく作れましたね。「Touch me on the Beach」は特に夏リリースなので、みんな楽しむぞーーーー！！って踊れて、しかも夏のキュンとする感じを歌いたくて。カップリング2曲のこういう感じのテンションの音も大好きなんで、気に入ってもらえたら♪
──最後に今後の予定や目標などをどうぞ。
この夏は、イベントやキャンペーンとかで色んなところに行けるし、LIVEも多いので楽しみです！あと、ファンクラブサイト「JASMINE WORLD」っていうのも最近出来ました！気になってくれた人は是非！今後の目標は、そうだな、難しいことかもしれないけど、自分も特にネガティブな時とか、たくさんのアーティストに救われてきているんで、自分もそんな存在になれたら最高ですね！