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新レーベル“D-GO”の第1弾アーティストとして、3月21日、ミニアルバム『心の指すほうへ』でデビューする新人バンドgrram(グラム)。
収録曲の「悲しいほど 今日の夕陽 きれいだね」が、人気アニメ“名探偵コナン”の新エンディングテーマに起用され(2月4日からオンエア中)、デビュー前から大きな話題を呼んでいる。
grramは、作詞とヴォーカルを担当する久川実津紀(クガワ ミズキ)を中心とした4人組バンド。2010年の秋、あるミュージックスクールの定期オーディションで歌っていた彼女がプロデューサーの目にとまり、女性ヴォーカリストを探していたメンバーと合流、バンド結成。バンド名は、石や鉄も切り裂いたと言われている北欧神話に登場する剣“Gram”と、コンピュータの主記憶装置“RAM”を重ねた造語で、“いつまでも心に深く刻み込むような音を真摯に届けたい”というメンバーの想いが詰まっている。
そんなgrramを背負って立つ、ヴォーカリスト久川実津紀にデビュー直前インタビュー!
──デビュー前から大注目の新バンド“grram”を背負って立つこととなった久川さんですが、ヴォーカリストを志したのは、どんなキッカケからですか?
小さい頃から歌うことが大好き、音楽が大好きだったのですが、中学生のすごく辛かった頃にマイケルジャクソンのライブ映像を見た瞬間、その「大好き」が「夢」に変わりました。
自分の全てをかけて歌っているかのような彼の姿から人に何かを伝えるということの素晴らしさを感じ、私もそういう人になりたい!と思ったことがキッカケです。
──最初からプロになることを意識していましたか?
中学生の頃から、私がここにいるんだということを誰かに知ってもらいたくて、プロになって大勢の人の前で歌えるようになりたいとずっと思っていました。やるからにはとことん出来るところまでやりたいと思っていました。
──オーディションへの参加がデビューのキッカケとなったとお聞きしていますが、grramへの参加が決まった時は、どんな事を思いましたか?
それまで、バンド活動の経験はなかったのですが、最初に音合わせをした瞬間から、このバンドでやっていきたい!と思いました。メンバーの皆が必要としてくれた喜びと共に、リード・ヴォーカルとしての責任を強く感ています。
──初めてのレコーディングは、いかがでしたか?
レコーディングボックスに1人きりで、マイクを相手に歌うのは、普段のヴォーカルと温度差が出てしまうのではないかと心配していたのですが、 逆に、集中して自分の世界に入り込むことができました。同じ曲を何度も歌い直すことで、どこをどう歌えばもっと伝わるのだろうかとか、曲への理解を深めることができたので、レコーディング期間中は、とても有意義な毎日でした。
──完成した作品を前にどんな手応えを感じていますか?
全体を通して、とても強いメッセージ・アルバムになったと思います。迷いながらも夢を追いかける決心を歌った「心の指すほうへ」で始まり、「オレンジの空」では自分の存在に自信をなくしてしまった姿を描き、それでも最後には「新しい朝は来る」んだという流れになっていて、アルバムを聴き終わったあと、必ず前向きな気持ちになれるはずです。きっと、聴いてくださる方の胸にも何か響く作品だと思います。
──リリース後、どんな人にどんな風に聴かれるのか想像したりしますか?
すっごく想像します。聴いてくださる方の、その時の気分1つで感じ方は違ってくると思うので、想像しているときりがないんですけど、自信をなくしている人や、夢を信じきれずにいる人に聴いていただき、また新たな一歩を踏み出せるきっかけとなってくれたら嬉しいです。それから、ほとんどの曲が、1番から2番へとストーリーが続いているタイプのものなので、是非、フルサイズで歌詞を追って聴いてほしいです。
──収録曲6曲のうち、5曲が久川さん自身の作詞ですが、デビュー以前から歌詞を書かれていたのでしょうか?詞(詩)を書くようになったキッカケは?
音楽を始める前から、短い詩はノートにたくさん書き溜めていました。言葉での表現そのものが好きだったことと、辛くても人に言えない気持ちを、どこかにぶつけたいという思いがあったことが最初のキッカケです。
──歌詞を書くときは、どんな所から発想していくのでしょう?
曲を聴いたときに、まず頭の中で浮かんできた景色や色などから書き始めます。実体験を書く場合は、その頃に自分が過ごしていた場所、見ていた風景、感じていた想いなどが、ほとんどそのまま戻ってきて、言葉になっていくので、よりリアルな詞になっていると思います。
──歌詞を書くときに、久川さんが信条としていることは?
心で感じて書くことを何より大切にしています。言葉に関しては、自分なりの表現の仕方を探すことや、歌ったときの音の響き方も重視しています。
──リード曲の「心の指すほうへ」のテーマは、久川さんと同世代の多くが感じているものだと思いますが、この曲を通して、久川さんが最も強く訴えたかったのは、どんなことだったのでしょう?
タイトルそのままに“心の指すほうへ”進んでみればいいということです。特に10代の頃は、将来を考えたり、周りと自分を比べたり、色々と悩み自信をなくす時期だと思うんですけど、でも、失敗しても、道を間違えても、それらはすべて経験であって、ちゃんと先の自分に繋がっていると思うんです。だから、上手くいかない毎日でも、その時点で値段を付けるのはもったいないし、自分が主役の人生だから、振り返ったときに後悔しないよう、心に正直でいることが一番大切だと思います。
──いよいよデビュー。デビューに際して、どんな抱負を?
自分が望み続けてきた場所なので、焦ることなく、突き進んでいきたいです。そして何より、いつも感謝の気持ちを忘れず、変わらない自分でいること。曲も、1曲ずつ丁寧に増やしていき、全国各地でライブができるくらい、多くの方々から支えてもらえるバンドに成長していきたいです。
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