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メジャーデビュー5周年を記念して、サクラメリーメンが、初のシングル・コレクション『NAME』をリリース。
これまでにリリースされた「サイハテホーム」から「りりぃの愛の歌」までの全7作に加え、配信限定曲、流通限定シングルも網羅。更にインディーズ時代の代表曲「ロマンチック」もCD初収録。5年分のサクラメリーメンを凝縮した集大成アルバムとなった。
小西透太(Vo/G)、イッペイ(B)、森西亮太(Dr)の3人組。“胸キュン・ロックバンド”の異名も取るサクラメリーメンだが、作詞・作曲を手掛けているのは、ヴォーカルの小西透太。親しみやすく、それでいて1曲毎に大きく表情を変える多彩なメロディー。様々な主人公が登場し、様々なドラマが展開される物語性の強い歌詞。主人公の姿とその場の景色がハッキリと見え、音が聞こえ、温度や匂いまでも伝わってくる、目の前に情景が広がる歌詞が大きな魅力。
インディーズでの活動を経て、2006年7月、シングル「サイハテホーム」でメジャーデビュー。長澤まさみが出演した“カルピスウォーター”CMソングに起用され大きな話題に。遠距離恋愛中の彼女を突然に尋ねてみようと思い立ち、列車に飛び乗った主人公。♪テレパシーを送るから 駅で待っててくれないか?ってないか〜と自問自答。ホーム到着までの数時間を切り取った、短編小説のような1曲だ。
今作では、「サイハテホーム」を1曲目に収録。続けて、青春期の揺れる心をオレンジ色の夕やけに重ねた「黄昏オレンジ」、かつての恋を振り返る「マーガレット」、未来への希望を太陽のコロナに託した「コロナ」、とっても愛らしい求愛ソング「君のカケラ」、まだ見ぬ恋に想いを馳せる「待ちぼうけ」、ウエディングソングとしてもピッタリな「リリィの愛の歌」と、シングルのタイトル曲をリリース順に収録。
後半は、楽曲のテーマが更に多彩に。ひと夏の刹那な恋を描いた、ちょっと怠惰な雰囲気の「夏影」、幸せの青い鳥に題材をとったメッセージソング「ブルーバード」、NHK“みんなのうた”でも話題を呼んだ、わがままな王様を主人公に友情の大切さを説いた「王様のたからもの」といった配信限定曲を網羅。東北LAWSON限定シングルだった、美しいラヴバード「てとて」も収録。
ボーナストラックとして、地元・神戸で活動していたインディーズ時代に、ライヴで一番よく演奏されていた代表曲「ロマンチック」を新録音。夏の日の夕暮れ、浜辺で見上げる花火、伝えたい想い・・・夏の日の恋を描写した、文字通り“ロマンチック”なナンバーだ。
“この1枚でサクラメリーメンの全てがわかる、名刺代わりの1枚。だから『NAME』と命名した”と語る小西透太。古くからのファンには、思い出を辿る1枚として、新しいファンには入門編として最適な1枚。“50分でわかる!サクラメリーメン”そんなアルバムだ。