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moumoon 資生堂“マキアージュ エッセンスグラマラスルージュ”CMソング 一度聴いたら耳から離れない、ポップでキャッチーなサマーチューン! ニューシングル「Chu Chu」リリース!!
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収 録 曲
01.Chu Chu
02.moonlight(English ver.)
03.メドレー(2011 Summer ver.)
04.Chu Chu(CM ver.)
05.Chu Chu(instrumental)
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今年3月に約2年ぶりのオリジナルアルバム『15 Doors』をリリース、6月には自身初となる中野サンプラザで開催された“FULLMOON LIVE TOUR 2011”ファイナル公演も成功に収めた“moumoon”がニューシングル「Chu Chu」をリリース!
今作は、人気女優・武井咲の出演で話題の資生堂“マキアージュ エッセンスグラマラスルージュ”CMソングとしてオンエア中のナンバー。“ぷるるるん うるるるん”というフレーズが一度聴いたら耳から離れない、ポップでキャッチーなサマーチューンだ。
今回は、YUKAを迎えてのロングインタビュー。昨年の「Sunshine Girl」に続き、2年連続で夏の資生堂CMソングを歌うことになった彼女に、ニューシングル「Chu Chu」についてタップリ語っていただきました。さらにc/wの「moonlight(English ver.)」、「メドレー(2011 Summer ver.)」のお話まで、この夏、moumoonを全曲制覇したくなるかも!?

「Chu Chu」の主人公は楽しいものに囲まれて“幸せな状態の女の子”というイメージです。

──ニューシングル「Chu Chu」では、ジャケット写真のYUKAさんの雰囲気が随分変わりましたよね?
これまでは背景というか奥行きがある広い場所で撮っていたので、スタジオでライティングやポップな模様は余り使わなかったですね。それで多分違って見えたりするんだと思います。『15 Doors』のジャケットは真っ白なところで撮っていますし、やっぱり太陽光だから違った雰囲気に見えるかもしれませんね。

──ふんわかした雰囲気から、「Chu Chu」のジャケット写真は“お茶目な女の子”という印象を受けました。
そうですかね。でも結構、写真はパキッとしてますよね。

──「Chu Chu」の歌詞の主人公は、好きな人に突然キスをして、その反応を楽しんでいるような女の子という印象を受けたので、そういうイメージなのかなと。
いつも曲の中で主人公はどんな人なんだろうっていうことを考えてから歌詞を書き始めるんです。「Chu Chu」の主人公はスゴイ愛に溢れていて、いろんな事に興味があって“全部大好き!”って街中のものにキスして歩いているような、スゴク楽しいものに囲まれて“幸せな状態の女の子”というイメージでした。だからミュージック・クリップも美味しいものがいっぱい流れてきて幸せだ〜みたいな。大好きなものに囲まれているハッピー感を、音と言葉と歌で表現出来たら良いなって思っていました。

“ぷるるるん うるるるん”というフレーズはスゴク覚えやすい感じになったと思います。

──「Chu Chu」は、資生堂“マキアージュ エッセンスグラマラスルージュ”CMソングですが、お話があったのは、いつ頃ですか?
最初にお話をいただいたのは4月ぐらいですね。まず、“マキアージュ”のCMの絵コンテと、商品のキャッチコピーやテーマについての紙資料をいただいて。それに対して、ミドルテンポから少しテンポの速い曲とバリエーションを考えて2〜3曲作りました。資生堂さんに聴いていただいて“良いね”ってなったのが「Chu Chu」になりました。
“アネッサ”のときは“moumoonさん、よろしくお願いします”ってお話をいただいて「Sunshine Girl」を作ったんですけど、今回、曲を作り始めた段階では、まだCMソングに使っていただけるかどうか分からない状態だったんです。だから選んでいただいて本当に嬉しかったです。

──CMソングに決まってから、歌詞はどのように考えられたのですか?
CMソングに決まった段階ではサビの部分だけだったので、それを深めてカタチにして行く中で“ぷるるるん うるるるん”というフレーズを入れていただきたいというお話がありました。元々サビの歌詞が全部英語だったので、何処に入れようかなと考えて。サビ頭が良いかなとか色々試した結果、今のカタチになりました。スゴク覚えやすい感じになったと思います。

「Chu Chu」ほどリズムと一緒に遊んで歌いたいと思った曲は無かったから。

──口紅のCMということで、作詞にあたって意識した点はありますか?
キスの歌にしようっていうのは決めていました。ただ、キスの歌と言っても色んなカタチがあるし、どんな風にアプローチしていこうかなって考えて。だから、最初にちょっと触れさせていただいたけど、ただの恋愛の歌だけじゃなくて、ホントに自分が大好きなものにキスして歩いているような、そういう楽しい感じ、聴いてて楽しく踊れる曲にしたかったんですよね。

──言葉やフレーズで特に気を遣ったところはありましたか?
メロディに対して日本語も英語も“聴き心地”というか、聴いててコロコロ転がって気持ち良い感じをどうしたら出せるかなってスゴク考えて。だから言葉を切って跳ねて遊んでるみたいな感じで、いろいろ歌いながら書いていましたね。“これだと気持ち良いな”、“これだと違うな”とか。今回の「Chu Chu」ほど、リズムと一緒に遊んで歌いたいと思った曲は無かったから。最初は打ち込みのデモで作っていたんですけど、ベースとドラムでリズムを録音した時に、スタジオで聴いていて“もっともっと遊びたいな”と思ったので。その印象を傷つけないように、あまりヌルっとした言葉とかは選ばなかったかなと思いますね。
例えば英語でカッコ良く歌ったりするのよりも、日本語はリズムが崩れやすいと思うんです。だから極力そうしたくなかったし、だけど、その中でもキスっていう行為について書きたかったから…キスをすると自分の気持ちがどうだかって分かるじゃないですか。自分が好きな相手にキスをしたら、きっとドキドキするだろうし。自分が何とも思っていない相手だったら、きっと何も感じないんだろうとか。そういうことに気付かされてしまったりするスゴク鋭いものだなとも思うし。だから、“どんなうそつきも 正直にする”っていうのも、自分の心が丸裸にされてしまうっていうような意味で書いていたんですけど。だから結構、客観的に“キスって何だろう?”って思いながら書いてましたね。

“チュッ”という言葉は、“好き”も“愛してる”も全部含んでいる感じがしたので。

──歌い出しは“はじめてのチュウ”ですが、キスではなく“チュウ”としたのは?
歌詞を書いている時に、キスよりも“チュウ”のほうが想像しやすい言葉だと思ったんですよね。そこは意識的に使いましたね。

──タイトルは早い段階から決めていました?
タイトルは、いつも最後に決めるので。“Kiss Kiss”でも良いかもしれないとも思いましたけど、自分が言いたくなる言葉としたらと考えて、最後は「Chu Chu」にしました。キスよりも“チュッ”のほうが意味が広いというか、“好き”も“愛してる”も全部含んでいる感じがしたので。

──前作のトリプルA面シングルの1曲「YAY」の“まるごと全部愛してみる”に通じますね。
最近は、そういう方向を向いている主人公や憧れを思い描くことが多いですね。「YAY」の“まるごと全部愛してみる”って言っている女の子は、多分「Chu Chu」を聴いても共感するんだろうなって思います。

メロディも工夫して多少変えたんですけど、歌詞にマッチ出来たのは本当に良かったです。

──完成したCMをご覧になって、いかがでしたか?
すっごい感動しました。“目が覚める!”って感じ。綺麗な映像が画面いっぱいに…目を奪われますよね。女の子の夢が詰まっている商品じゃないですか。唇からハートが飛び出してくるCGの感じも“ぷるるるん”ってしていて可愛いですよね。出演されている武井咲さんもスゴク素敵ですし、本当に女の子も男の子もときめく、吸い寄せられる感じがします。
──CMバージョンは、歌詞がちょっと違いますね。
“CHU-NEW-LIP”っていうのがコンセプトだったんです。後から言葉を変えたので悩みましたけど、最終的に上手くハマって良かったです。

──CMを見ると“ぷるるるん うるるるん”も、CMバージョンの“CHU-NEW-LIP”も、YUKAさんが考えたのかと思えるくらい、曲と歌詞が非常にマッチしていますよね。
そう思っていただけたら嬉しいんですけど、それは資生堂さんのほうでした(笑)。メロディも工夫して多少変えたんですけど、マッチ出来たのは本当に良かったです。そう思って貰えたのは、無理なくっていうことですもんね。

「Chu Chu」はチャキチャキして楽しい曲ですし、私もライブでやってみてスゴイ好きな曲です。

──サウンドのほうでは、最初に“チリチリチリ”っていうレコードに針を落とした時のような音から始まりますが?
昔のテープみたいな音、ちょっとフィルターがかかった状態の音から、一サビでパッと開けて“ヴィヴィッドな世界に変わる”っていうイメージです。

──右と左で聴こえてくるギターの音色に違いがあって、ジックリ聴くと面白い感じですよね。
チャキチャキして楽しい曲ですし、私もライブでやってみてスゴイ好きな曲です。

──既にライブでも披露されたんですね。
Ustreamと恵比寿ガーデンプレイスはアコースティックで。バンドでは、東京国際フォーラムのイベントで初めてやりました。初のバンド演奏だったので緊張しましたけど、お客さんも“楽しい曲だなぁ”って感じになってくれて、“ライブでも盛り上がるかも”って思いましたね。


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August 3, 2011
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