『Populus Populus』 アルバム 発売：2011.07.06 TFCC-86360 \2,800（税込） 収 録 曲 01.3 minutes replay 02.kid, I like quartet 03.プロトラクト・カウントダウン 04.きみのもとへ 05.僕らのその先 06.スカースデイル 07.ワールドワイド・スーパーガール 08.CAPACITY超える 09.場違いハミングバード 10.カウンターアイデンティティ 11.未完成デイジー 12.オリオンをなぞる 13.シュプレヒコール 〜世界が終わる前に〜

斎藤宏介（Vo/Gt）、田淵智也（Ba）、鈴木貴雄（Dr）からなるスリーピース・バンド。インディーズでの活動を経て、2008年7月、シングル「センチメンタルピリオド」でメジャーデビュー。“ネクスト・ジェネレーションの大本命”と謳われたUNISON SQUARE GARDENが、デビュー3周年を迎える今月、3作目のフル・アルバム『Populus Populus』をリリース。

ギター、ベース、ドラムとシンプルな構成で放つ、重厚かつ繊細なサウンドが特長。比喩や暗示を重ねて情景や心情を描き、様々なストーリーを想像させる歌詞も大きな魅力だ。
作詞・作曲を手掛けるのは、ベースの田淵智也。♪存外のぞんざいな存在もどうでもよくて〜（「3 minutes replay」）と韻を踏んだり、織姫と彦星の逢瀬に言及しながら♪宇宙に雨なんか降らないのに〜（「プロトラクト･カウントダウン」）と言ってのけたり、♪今世紀最大の ってあおってる割にはちっとも 俺には期待はずれだな（「ワールドワイド･スーパーガール」）と誇大傾向にある世の中を揶揄してみたり、♪そこでハッとして　さらにグッと堪えて〜…♪ねぇマスターお願い 全部が全部忘れちゃうくらいのおかわりちょうだい〜（「CAPACITY超える」）と昭和歌謡のヒット曲をパロってみたり、田淵自身が“歌詞を読みながらCDを聴いて貰うと、また新しい発見がある”と語るように、その歌詞には、随所に様々な遊びや罠が仕掛けられている。ヴォーカルの斎藤宏介が手掛けた「スカースデイル」のSFチックな寓話のような歌世界も印象的だ。

アニメ“TIGER & BUNNY”（MBS他）オープニングテーマ「オリオンをなぞる」、テレビ東京系アニメ“ソウルイーター リピートショー”オープニングテーマ「カウンターアイデンティティ」、講談社“夜桜四重奏（ヨザクラカルテット）”限定版付属オリジナル・アニメDVD使用曲「kid, I like quartet」、ライヴでの人気曲「場違いハミングバード」など、お馴染みのナンバーも収録。“ロックバンドがPOPであること”を模索し続けてきた彼らの“進化と深化”の結晶とも言える1枚となった。

このアルバムを携えての全国ツアーもスタート。東京・日比谷野外大音楽堂（8/20）、名古屋・CLUB Diamond Hall（9/18）、大阪・なんばHatch（9/19）をはじめ、全国16ヶ所でワンマンライヴが予定されている。