うたまっぷ
UTAMAP review
DOES からビデオ・メッセージ  もやもやとして先が見えない今日の状況を打破して、 未来への希望を歌った人生賛歌! カラフルに大変身! 4thアルバム『MODERN AGE』リリース!
NEW
『MODERN AGE』
『MODERN AGE』 amazonから購入
アルバム
発売:2010.12.15
Ki/oon Records
KSCL-1693
\2,800(税込)
収 録 曲
01.バクチ・ダンサー
02.ロッカ・ホリデイ
03.天国ジャム
04.スーパー・カルマ
05.ユリイカ
06.神様と悪魔と僕
07.群青夜
08.僕たちの季節
09.ジャック・ナイフ
10.サイダー・ホテル
11.夜明け前
12.波に乗って
コメントもどんどん投稿しちゃおう!
コメントもどんどん投稿しちゃおう!
DOES official web site

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

氏原ワタル(Vo/G)、赤塚ヤスシ(B)、森田ケーサク(Dr)から成る3ピースバンド。2006年11月、シングル「明日は来るのか」でメジャーデビュー。
3ピースバンドとして、ギター、ベース、ドラムだけの音にこだわり、デビュー以来、モノトーンの音作りに徹してきたDOESだが、通算4作目となるニュー・アルバム『MODERN AGE』で、新たなスタイルを提示。キーボードを加えるなど音数も増え、アレンジのバリエーションもぐっと広がった。写真でも絵画でも、モノトーンとカラーとでは、同じ対象を描写していても印象は大きく異なるものだが、DOESの大変貌はまさにそんな印象。アーティスティックな色黒写真から、ぐっと身近なカラー写真へ。そんな喩えが相応しいだろうか。

作詞・作曲を手掛け、DOESのサウンド・リーダーでもある氏原が、3ピースバンドならではの音作りを「やり切った」と感じ、新たな方向性として刺激されたのは、英米から次々と現れる新世代バンドの音だった。90年代オルタナティヴ・ロックに造詣が深い事で知られる氏原だが、最近は、新しい音楽しか聴かないと言う。ビートルズもボブ・ディランもクラブ・ミュージックもHIPHOPも全部聴いた上で独自の感じを出している、英米の最先端のバンド・サウンドに触れ、奮い立つものがあったようだ。「同時代の音楽なんか興味ないようにみんなに言われるけど、実はこれがめっちゃモダン」(氏原)。それを体現したアルバムだから『MODERN AGE』というタイトルをつけたと言う。

ポップにカラフルに、より親しみやすくなったサウンドの変化に加え、歌詞もぐっと身近なものとなった。英単語を用いない日本語にこだわった作風、歌詞カードが“縦書き”なのもこれまで通りだが、「以前は、アンビエントな事を歌って、漠然とした感情を喚起させるような方向性だったんだけど、今はもっとはっきりとしたメッセージを伝えたい」(氏原)と言うように、誰かに呼びかけ、励ますような歌詞が多くなった。

長引く不況、就職氷河期と言われて久しい。「だからこそ、ちゃんとひとつひとつに向き合って現実を見て、乗り越えていく、その面白さとか大変さとかを後押ししたいって気持ちはすごくある。それって、自分としてはすごく大きな変化」(氏原)と言う。更に、「今は過渡期だと思う。みんな苦労しているんだけど、だからこそ面白いとも言える。人生は、自信を持ったりなくしたり、盛り上がったり堕ち込んだりの繰り返し。でも、その起伏がないと面白くない。ずっとぬるま湯だったら強くならない。打ちのめされて強くなるし、走らないと水は美味しくないから。それが今回のテーマでもあるかな」とも言う。

こうした心境の変化には、昨年、大きな困難を乗り越えた自身の経験も大きく影響しているようだ。
昨年、ドラマーの森田がバンドを脱退。数ヶ月を経て復帰に至ったのだが、バンドの存続が危ぶまれた時期があった。ぶつかり合い、互いが少し距離を置く事で、改めて互いの必要性を感じ、より強い信頼が生まれる。そうした経験から生まれたのが、未来への希望を高らかに歌った「夜明け前」(2010年2月、9thシングル)であり、続く「バクチ・ダンサー」(4月、10thシングル)では、まっしぐらに進むさまを表す“驀地(ばくち)”という言葉を冠した。

アルバムには、「夜明け前」「バクチ・ダンサー」に加え、最新シングル曲「ジャック・ナイフ」も収録。1888年にイギリスで発生、未解決のまま迷宮入りした連続猟奇殺人事件“切り裂きジャック”を題材としたダークな詞世界もまた、アルバムの中に置かれると、いまを生きる我々への大きなメッセージとして聴こえる。全12曲、歌詞を目で追いながら、1つ1つの言葉を感じ、じっくり聴いてほしいアルバムだ。

リリース後、年末にはカウンド・ダウン・イベントに出演。来年1月からは、全国ツアー“DOES 2011 tour「MODERN AGE」がスタートする。

左から、赤塚ヤスシ(B)、氏原ワタル(Vo/G)、森田ケーサク(Dr)ライヴ・イベント情報

■SPC presents 〜bootleg theater vol.4〜Friends Forever
[公演日] 12/27(月)
[会場] 新宿ロフト

■COUNTDOWN JAPAN 10/11
[公演日] 12/28(火)
[会場] 幕張メッセ国際展示場1〜8ホール、イベントホール

■FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY
[公演日] 12/29(水)
[会場] インテックス大阪

DOES 2011 tour 「MODERN AGE」
■1/13(木) 鹿児島 SR HALL
■1/15(土) 福岡 BEAT STATION
■1/16(日) 山口 LIVE rise SHUNAN
■1/18(火) 岡山 PEPPER LAND
■1/20(木) 松山 SALON KITTY
■1/22(土) 和歌山 GATE
■1/23(日) 四日市 CLUB CHAOS
■1/29(土) 札幌 PENNY LANE24
■2/03(木) 宇都宮 HEAVEN'S ROCK Utunomiya
■2/05(土) 盛岡 CLUB CHANGE
■2/06(日) 仙台 JUNK BOX
■2/11(金・祝) 長野 J
■2/12(土) 金沢 AZ 
■2/18(金) 大阪 BIG CAT
■2/20(日) 名古屋 DIAMOND HALL
■2/27(日) 東京 SHIBUYA-AX

[info] http://www.vintage-rock.com/

 

December 21, 2010
(C) 2001-2010 utamap.com All Rights Reserved.