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KOHSHI、KEIGOのツイン・ヴォーカルに、TAKE(G)、GOT'S(B)、IWASAKI(Dr)がバックを支える5人編成。2003年、海援隊の「贈る言葉」を攻撃的かつポップなパンク・サウンドに乗せたカヴァーで一躍有名に。“3年B組金八先生”の大森巡査も出演したプロモーション・ビデオは今なお根強い人気。同年、メジャー・デビュー。ミクスチャー・ロックの旗手として、シーンを牽引し続けている。
メジャー・デビュー8年目を迎えた今年は、1月、テレビ東京系アニメ“NARUTO−ナルト− 疾風伝”オープンニング「Sign」がチャート4位を記録。5月には、テレビ東京系アニメ“HEROMAN”エンディング「CALLING」を、続けて6月には6thアルバム『MICROCOSM』とリリースを重ねて来た。
記念すべき20作目のシングルとなる「旅立ちグラフィティ」は、8〜9月に開催あされた、最新アルバムを携えてのツアー“FLOW LIVE TOUR 2010「MICROCOSM」”で、初日から披露されてきたナンバー。青春期の焦燥感、挫折感を乗り越え、何かを決意。大人への“旅立ちの時”を描いたストレートな歌詞は、聴く者の心を瞬間に掴み、ライヴ会場では感涙するファンの姿も少なくなかった。
♪優しい風が吹いたら それは旅立ちの合図・・・と、いきなり耳に飛び込んでくる印象的なフレーズ。別れの切なさと決意の強さ、それぞれを感じさせるドラマチックなメロディー展開。柔らかなバンド・サウンド。KOHSHI、KEIGOのツイン・ヴォーカルが巧みに入れ替わり、重なり、様々な表情を見せる。甘酸っぱい感傷のあとに、爽やかな気分が訪れる、まさに「旅立ちグラフィティ」のタイトルが相応しい1曲だ。“卒業ソング”としてもおススメ。
既に、テレビ愛知“a-ha-N”エンディングでオンエア中(11月度)。12月からは、フジテレビ系“ウチくる!?”エンディング・テーマとしてもオンエアされる(12〜1月度)。
カップリングの「ID」は、「青春グラフィティ」とは好対照をなす、攻撃的な高速タテノリ・ロック。“衝動”こそがアイデンティティー、“衝動”のままに生きようと唱える痛快なナンバー。3曲目には、2007年にドラマ“探偵学園Q”オープニグ・テーマとしてリリースされた「ANSWER」のリミックス・ヴァージョンを収録。情熱的な求愛ソングが、ラテン・フレーバーのアレンジに乗り、より色っぽいラヴソングに仕上がった。
ライヴ・バンドとしても定評のあるFLOW。2008年には、1年半に及ぶライヴハウス・ツアー“FLOW LIVE TOUR 2007-2008「アイル」”で、47全都道府県を制覇。今年も精力的にライヴ活動を行ってきたが、年内はこの後、12月1日の“Act Against AIDS 2010”(日本武道館)に出演。来年は5月に、東京・名古屋・大阪のZeppツアーが予定されている。