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和紗ロングインタビューフジテレビ系火曜22時ドラマ“逃亡弁護士”主題歌 「Stand Up For Love」リリース! c/wには藤井フミヤの大ヒット曲カバー「TRUE LOVE」を収録!
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「Stand Up For Love」
「Stand Up For Love」 amazonから購入
シングル
Sony Music Associated Records
AICL-2068(初回限定デジパック)
発売:2010.09.01
\1,000(税込)
収 録 曲
01.Stand Up For Love
02.TRUE LOVE
03.Distance -voice&piano-
04.Stand Up For Love -instrumental-
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「Stand Up For Love」着うた®、着うたフル®好評配信中!
Official Web Site
Kazusa.RADIO 和紗の〜はんなり茶屋〜
毎週金曜日、和紗からメールが届きます。
その圧倒的な歌唱力から“ずっと聴いてたい声”と賞賛される女性シンガー・和紗が、フジテレビ系火曜22時ドラマ“逃亡弁護士”主題歌「Stand Up For Love」をリリース。自身初のドラマ主題歌となる今作は、号泣者が続出する和紗のライブで1年以上前から育て続け、ライブで歌われるたびに問い合わせ、熱烈なCDリリースのリクエストが殺到していたというキラーバラードだ。さらにc/wには、こちらも自身初のカバー作品で、藤井フミヤの93年の大ヒット曲「TRUE LOVE」を収録している。
デビューシングル「アイタクテ」、2ndシングル「Distance」に続く3回目のロングインタビューは、「Stand Up For Love」がどのようなキッカケから生まれたのか、そして「TRUE LOVE」をカバーした理由、さらには自身のオフィシャルサイトでスタートした“ネットラジオ”について、たっぷりお話をしていただきました。CDを聴いた後は、ライブ、ネットラジオも要チェック!!

「Stand Up For Love」は元々ライブで歌い続けて育ってきた曲をドラマ“逃亡弁護士”の主題歌に選んでいただいたんです。

──3rdシングル「Stand Up For Love」は、初のドラマ主題歌ということ、和紗さんご自身が作詞を手掛けていないことが、これまでの2枚のシングルとは大きく違いますが、まず、ドラマ“逃亡弁護士”主題歌に決まって、いかがでしたか?
「Stand Up For Love」は、元々1年前ぐらい前からライブで歌い続けて育ってきた曲で、それを“逃亡弁護士”の主題歌に選んでいただいたんです。それで、最初にプロデューサーの方が“「Stand Up For Love」を主題歌に選んだときにドラマの方向性が見えた”っていうことを言ってくださったんです。だから、何度も脚本を読み直したりして、こういう風に歌ったほうが言葉がより伝わるんじゃないかとか、もっとドラマのストーリーに寄り添って聴いてもらえるんちゃうかっていうことを、今まで以上に意識して考えました。だから、ただ主題歌を歌ったというだけじゃなくて、レコーディングが終了するまでスゴク親密にそういうやりとりを出来たことが私自身とても嬉しかったです。
“逃亡弁護士”は全話欠かさず観ていますけど、スタッフの方々も「Stand Up For Love」を意識してドラマを作ってくださってるんやなって感じたりしますし、ストーリーと「Stand Up For Love」が寄り添い合って一体になっているんじゃないかなって思います。
ただ、“逃亡弁護士”を観ている時は「Stand Up For Love」が流れているのは分かってるんやけど、いまだに自分が主題歌を歌っているっていう実感が湧かないっていうのがホンマのところで…。

──それは他人が歌っているように聴こえてしまうとか?
実際、1話1話スゴイ感動するっていうか、良い意味でグサッてくるんですよ。そやから、ドラマの感動に浸り過ぎて、自分の曲が流れてるんやけど別の人の曲のように感じてしまうみたいな感じは正直あります。

歌に込めた想いは、彼氏を一途に想い自分の全てを捨てて東京に出て行った友達のイメージです。 いろんな方法で曲と向き合いたいと思ったので、いしわたり淳治さんに作詞をお願いしました。

──1年前からライブで歌い続けてきたというお話ですが、曲作りはどのように?
最初はおぼろげな曲のテーマみたいに“Stand Up For Love”というイメージだけがあって。壮大な中で私が歌っているっていう。そのイメージで川口大輔さんが曲を作ってくれたのが始まりです。曲を聴いたときに浮かんだのは彼氏を一途に想い自分の全てを捨てて東京に出て行った友達のイメージでした。

──ご自身と川口大輔さんの共作詞だった「アイタクテ」、「Distance」と違い、「Stand Up For Love」は元スーパーカーのいしわたり淳治さんが作詞を手掛けていますが、それはどのようなイキサツで?
この曲に対しては、「アイタクテ」や「Distance」とも違って、自分の見方だけじゃなく、作詞家さんからの見方とか、いろんな方法でこの曲と向き合いたいと思ったので。最初自分で歌詞を書いたりもしてたんですけど、でも、大きく言えば“誰かのために自分を捨ててもいいと想う女性”の代弁者ぐらいの気持ちで歌に集中したかったので、歌いたい壮大さと、おぼろげなテーマだけをお伝えして、いしわたりさんにお願いしました。

──川口さんとお二人で作った歌詞と、作詞家さんが作られた歌詞では、歌うときに違いはありますか?
いしわたりさんの歌詞から、こういう風な見方とか言葉の表現の仕方があるんやなっていうことを学びました。“愛が鏡なら”、“愛が飾りなら”とか愛を色んなモノに例える言い回しは、自分やったらそういう表現が出来なかったですし。だから、歌詞をいただいた当初、自分はこの歌詞をちゃんと深いところまで理解できてるんかなって思いました。それで、例えば自分にとっての“愛が鏡”って何なんやろとか、歌詞の一つ一つのワードに対して突き詰めて考えました。「アイタクテ」、「Distance」のように自分で作った歌詞やったら感情や衝動で歌ってしまうようなことも、なんか自分がどこか冷静になっているというか、いしわたりさんが表現してくれた一つ一つのフレーズを責任を持って歌っている感じもスゴイあります。歌ってそんな堅苦しくやることじゃないとは思うんですけど、そういう意味では今まで自分の歌詞を歌ってきた時とは、やっぱり全然違いましたね。

“あなたのためならば 捨てれる物ばかり”というフレーズが、一番の本音が出ているところです。

──いしわたりさんの歌詞で、ご自身が共感したところは?
2番のサビの“あなたのためならば 捨てれる物ばかり”というフレーズです。この曲の中で、その女性の一番の本音が出ているところなので。そこも最初は違う歌詞やったんですけど、今の歌詞になって、より歌詞の主人公の本音がキチンと出せたと思います。

──ライブで歌ってきた曲をあらためてレコーディングするときに、特に意識したことはありますか?
いしわたりさんの歌詞を見た時に、もっともっと多くの人に届けられる曲やなって思いました。女の子が彼氏に対して思うような感情以上の、それこそ母親が子供に抱く愛情であったり、人それぞれカタチが違うけど“自分を捨ててもいい”そういう愛がきっとあるんやなっていうのを、歌詞を通してより強く感じたんです。そういう想いもあって、いろいろ考えましたけど、やっぱり自分の中で一番大切にしたかったのは「Stand Up For Love」のイメージとなった友達に向けて歌うことでした。それが結果、沢山の人の心に届く曲に育っていけば素敵やなって。それに、一途な気持ちの中にある強さや不安は一緒やと思ったから、その友達と“逃亡弁護士”の主人公・成田誠のイメージが重なったりもしましたし。だから、レコーディングのときは、ずーっとその友達を意識して、むしろそこだけに集中して歌いました。

“誰かのために自分を捨ててもいい”と一途に想っている人が自信を持って前に進めるような曲になったら嬉しいです。

──「Stand Up For Love」を通して、リスナーにどんな想いを伝えたいですか?
“誰かのために自分を捨ててもいい”と一途に想っている人、そのたった一人の人を守りたいと思っている人って、“自分を犠牲にしてる”、“自分が犠牲になってる”とは、きっと思っていないと思うんです。その一方で、“ホンマに自分でいいんやろか”、“この人をちゃんと守っていけるんやろか”という不安はあるような気がして…言葉で言うのは簡単やけど、一人の人を想い続けたりするのは苦しいじゃないですか。この曲のイメージになっている友達のことも、傍から見てたらそこまでしてって思われるかもしれへんけど、その一途な想いをうちは素直に素敵やなって思ったし。不安やったり悩みを抱えているんかもしれんけど、もっと自分に自信を持って欲しいし。だから、誰かのために一途に想っている人を応援したいと思ったんです。「Stand Up For Love」が、自分を捨ててもいいって一途に想っている人にとって“これでいいんやろか”って悩まんで、自信を持ってもっと前に進めるような曲になったら、そういう想いで聴いてもらえたらスゴイ嬉しいなって思います。

──和紗さんは“誰かのためにすべてを捨ててもいい”と思ったことはありますか?
今がまさにそうです。
高校生よりもっと前から歌手になりたいって思っていて、自分の夢を叶えるために毎日毎日そのことだけを考えて生きてきたので、その当時は両親がどう思うとか正直考えたことが無くて。でも、デビューしてから今ここに至るまでって、シングル2枚出さしてもらって、沢山の人にライブに来ていただいて、自分の実体験で出来た曲が誰かのためになってるんやなっていうことを目の当たりにしたり、東京と京都を往復するような生活が始まったりする中で、本当にいろんな人たちにスゴイ支えられているんだということに気付く瞬間が、それこそ毎日あります。日に日にそういう気持ちが増してきたときに、自分が人のためになってるんやっていうのを実感しながら生きているほうが素直に楽しいなって思ったんです。今はホンマに、家族やったり、友達やったり、周りのスタッフやファンの方々に対して、自分に出来ることは何なんやろって、考えるようになりました。だから、うちにとって“誰かのために自分を捨ててもいい”っていうのは、まさしく今そういうことなのかなって思います。

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September 10, 2010
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