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Tiara ロングインタビュー「さよならをキミに... feat. Spontania」に続く、 メジャー第2弾シングル 「キミがおしえてくれた事 feat. SEAMO」リリース!
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「キミがおしえてくれた事 feat. SEAMO」
キミがおしえてくれた事 feat. SEAMO

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シングル
playlist ZERO/CROWN RECORDS
CRCP-10241
発売:2010.01.27
\1,200(税込)
収 録 曲
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01.キミがおしえてくれた事 feat. SEAMO PV視聴
02.Chocolate Kiss
03.Don't Stop
Tiara オフィシャルサイト

2曲目は、バレンタインデー・ソング。男性諸君に、女の子はこんなにこんなに一生懸命なんだよって事を伝えたかった(笑)。

──2曲目の「Chocolate Kiss」は、ズバリ、バレンタインデーの曲。この季節にピッタリですね。
実はかなり以前に作った曲で、いつかバレンタインデーに合わせてリリースできたらいいなと思っていたんです。私の曲は切ない曲が多くて、ライヴの時にしっとりし過ぎちゃうんですよね。それもいいんですけど、もっと、ライヴにバリエーションを持たせたいと思って、明るい曲がほしくて作った曲です。
──これはもう、全ての女子のテーマソングですね。♪手作りが良いだなんて 言われた訳じゃ無いのに〜とか、女子だったら誰もが“そうそう、そうなの!”と叫びたくなるようなフレーズばかり(笑)。
そうでしょう!(笑)男子は何もわかってないですよねぇ。バレンタインデー前夜なんて、キッチンはもう大変な状態になっているじゃないですか。ラッピングだって、女子はリボン1本にしても、何色にするかで悩みに悩んで、ちゃんと好きな色を選んだ事わかってもらえるかな、とか。なのに、リボンの色なんか気にもとめず、ラッピングを無造作にビリビリって破いて開けちゃう男子もいるじゃないですか。
──確かに、男子には、♪何色が好きなのかな? 人波をかき分けて探したリボン・・・この一行の重さ、わからないでしょうねぇ(笑)。
ほんとにね(笑)。だから、男性諸君に、女の子はこんなにこんなに一生懸命なんだよって事を伝えたくて、この曲を作ったんです(笑)。
──女子は、いくつになっても、バレンタインデーは無視できない。
そうですよねぇ。私も必ず毎年、何かしら贈っています。恋愛していない時でも、女の子の友達にあげたり、お父さんには毎年送ってますし。もう、イベントが大好きなので、毎年、何か作りますね。ケーキだったり、クッキーだったり。

「Chocolate kiss」を1週間くらい前から聴いて、テンションあげてもらえるといいかも(笑)。

──楽曲作りは、どんな風に?
これは、ひどかったです(笑)。この曲のアレンジはYANAGIMANさんではなく別の方にお願いしたんですけど、いつものように鼻歌のデモをお渡しするのもどうかと思って、弾けもしない鍵盤で何とかコードだけ押さえて、それに合わせて歌って、“これで何とかお願いします”って。悲惨でしたね(笑)。
──正にバレンタンデー向けの1曲ですけど、実は、けっこう大人のラヴソングですよね。
私の声自体は決して大人っぽくはないのですが、サウンド面で、ぐっと大人っぽさが出たんじゃないかと思います。
──バレンタインデーに向けて、この曲を聴きながら、みんなに頑張ってほしいですよね。
1週間くらい前から聴いて、テンションあげてもらえるといいかも(笑)。

「Don't Stop」は、まだ“付き合っている”とは言えない男女のお話。次のドライブの時、何気にこの曲を流して、相手に“ン?”と思わせてみては?

──3曲目の「Don't Stop」は、またガラリと雰囲気が変わり、すっごく色っぽいスリリングなナンバーになりましたね。
今までにない挑戦的な曲です。この曲は、私の作曲ではないのですが、別の方のメロディーに歌詞をつけるというのもあまり経験がなく、そういう意味でも挑戦でした。
──車の中の男女を描写したストーリーですよね。最初は、彼が別れ話を切り出すのを察して、それで気まずい雰囲気なのかと思いました。意外な展開でした。
徐々に進んでいくストーリーなので、意外な展開とか、こう来るとは思わなかったと言ってもらえるのはれしいですね。
──友達から一線を越えられない、曖昧な2人の物語ですよね。
そうです。まだ“付き合っている”とは言えない男女のお話で、助手席にいる“私”の方が、私達はどこに向かっているんだろう、どんな答えが出るんだろうって思っている曲なんですけど。正に今、そんな関係になっている男女に聴いてほしいですね。どちらが聴かせるのかわからないけど、次のドライブの時、何気にこの曲を流して、相手に“ン?”と思わせる。そうなったらいいな。
──歌詞を深読みすれば、けっこうエロティックですよね。♪止まった交差点 この先はハンドル握るキミ次第・・・とか、かなり遠まわしにですけど、匂わせてますよねぇ(笑)。
そうですねぇ。大人の皆さんには、好きに妄想していただくって事で(笑)。

くじけそうになった時、繰り返し観た“コヨーテ・アグリー”。

──デビューは、2009年9月。デビュー曲「さよならをキミに... feat. Spontania」が、レコチョク着うたフル(R)週間ランキング総合5位、クラブ・うたフル1位を獲得。音楽配信ダウンロードが55万回を突破と、輝かしいデビューを飾ったわけですが、振り返ってみて、いかがですか?
私は本当に遅咲きで、輝かしいデビューなんていう感覚は全然ないんですけどね。
──メジャー・デビューしたんだって改めて実感したのはどんな時でしたか?
自分の歌が、街中やコンビニで聴こえてきた時ですね。一番印象に残っているのは、渋谷のセンター街で一人でお買い物している時に、普通にBGMで流れてきて、え〜っ!って。
──CD店にも足を運びますか?
インディーズ時代から、発売当日にCD店に行き自分で1枚買うと決めているんですね。「さよならをキミに... feat. Spontania」の時は、“特典です!”って、CD屋さんで自分のポスターを貰いました(笑)。実は、ポスターって本人はなかなか貰う機会がないので、すっごくうれしかったです。今でも大切に保管しています(笑)。

──くじけそうになる事も少なくなかったと思いますが。
それはもう何度もありましたよ。
──そんな時、支えになったものは何ですか?
私は、映画が大好きで、その頃から週に4〜5本はビデオを観ていたんですけど、“コヨーテ・アグリー”という映画がとにかく好きで、それを毎晩観ていました。主人公は、シンガーソングライターを志して、田舎町からN.Y.に出てきた女の子。デモテープを何百本送っても全部送り返されちゃって、それでも、クラブ・ダンサーのアルバイトをしながら、頑張り続けるというストーリー。私も、オーディションは何回も落ちているし、アルバイトをしながら生活していたので、自分と重ね合わせて、ほんとに毎日毎晩観ていましたね。アルバイトとは言え、仕事には責任があるから、それはそれでキッチリやっていたんですけど、仕事を終えて家に帰ってくると、もうそれだけでどっと疲れが出ちゃって、音楽の事を考える余裕が全くなくなっちゃったり。生活するのに精一杯で“あ〜私、いったい何やってるんだろう。なんのために東京に出てきたんだろう”って虚しくなったり。そういう時に“コヨーテ・アグリー”を観て励みにしていました。“また明日からも頑張ろう”って。
──まさに“キミがおしえてくれた事”ですね。
ホントにそうですね。ようやくデビューできて、今は本当に充実していて、だからこそ、これまでの全ての事に感謝したいって思うんですよね。

──これから、どんな歌を歌っていきたいですか?
些細な事をもっと上手に表現できるようになりたいと思います。今のところは、経験に基づいた心情を書く事しかできていないので。例えば“彼が置いていったコーヒーカップ”とか、そういう身のまわりにある物を題材にできる表現力を持てるようになりたいと思います。雨とか風とか自然を取り入れたり、普通の身のまわりの事を書いていけるようになれたらと思います。

〈LISMO ミュージック LIVE〉
Tiara 2nd Single「キミがおしえてくれた事 feat. SEAMO」発売記念ライブ

※詳細はオフィシャルHPをご確認ください。オフィシャルHP:www.tiaraweb.com
[日時] 1/26(火)開場17:30/開演18:00
[会場] 原宿・KDDIデザイニングスタジオ
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January 22, 2010
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