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kumi女子高生の圧倒的な支持を得て、 リリース前から、着うた(R)で大ヒット! セツナ系片想い応援ソング「君に伝えたくて」
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「君に伝えたくて」
kumi「君に伝えたくて」

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シングル
TSUBASA RECORDS
XNT-4562
発売:2009.10.14
\1,155(税込)
収 録 曲
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01.君に伝えたくて
02.どこまでも
03.君に伝えたくて(inst)
04.どこまでも(inst)
kumi OFFICIAL WEB SITE
片想い中の女の子の切ない想いをポップなメロディーに乗せた片想い応援ソング「君に伝えたくて」。自分の想いに気づいてほしいのに、自分からは言い出せず、ハラハラドキドキを繰り返す女の子の切ない胸のうちを綴った歌詞に共感が集まり、8月から先行した事前配信では、各サイトで軒並み1位を獲得。高校生を中心に10代の女の子から熱い支持を得ている注目のシンガーソングライターだ。
宮城県仙台市出身の28歳。10代から音楽活動を始め、地元・仙台と東京を拠点にライヴを重ね、インディーズ・デビューを経て、今年、つばさレコーズへ移籍。「君に伝えたくて」が第1弾シングルとなる。
高校時代は女子サッカー部に所属。全国大会での優勝経験も。そんなスポーツ少女が、どんなキッカケで音楽の道へ?音楽との出会いから、「君に伝えたくて」に込められた想いまで、たっぷりお話を聞かせていただきました!

高校時代、女子サッカー部の部室で練習後にギターを!サッカーへの夢を歌ったのが、シンガーソングライターの原点!

──kumiさんは、女子サッカーの選手だったそうですね。サッカーは、小さい頃から?
kumi:サッカーを始めたのは5歳の時ですね。幼稚園、小学校では、男女混合チームだったんですけどね。
──高校時代には、全国優勝(全日本高等学校女子サッカー選手権大会で優勝)も経験されていますが、強豪校(聖和学園高校)の女子サッカー部選手と音楽というのは、イメージが一致しないのですが・・・。
kumi:サッカー部に、ギターが上手い先輩がいて、練習が終わってからよく部室で聴かせてもらっていたんですよ。それで、私も家にあったギターをいじり始めて、すぐにオリジナル曲を作ったんです。それを、部室でみんなに披露するようになって・・・。
──いきなり、オリジナル曲?どんな曲を?
kumi:「変わらないもの」というタイトルで、その時の気持ちを書いたんですけど。サッカーの夢を追っていて、全国大会でゼッタイ優勝したかったし、将来はプロのサッカー選手にもなりたかった。そういう夢をテーマに、夢というのは変わらないもの、変わっちゃうのは自分。だから、自分さえ変わらずにいたら、いつまでも夢に向かっていける・・・そんな歌でした。押さえられるコード3つだけで作ったんですよ(笑)。
──チームメイトの皆さんの反応は?
kumi:全国優勝というのはみんなの夢だったし、みんな同じ目標を持っていたから、すごく共感してくれて。それから、みんなが私の声を褒めてくれたんですよね。私は小さい頃から声が低くて、男みたいな声ってよく言われて、それがすっごくイヤだったんですけど、歌を歌ったら“声がカッコイイ”って。それもうれしくて、新しい歌をどんどん作って、部室で聴いてもらっていました。そういう意味では、サッカー部の部室が、私のシンガーソングライターとしての原点ですね(笑)。

モヤモヤ、イライラした気分をパンクが吹き飛ばしてくれた!パンクを通過したからこそ、素直な自分を再発見できた。

──その後もサッカーと音楽を両立?
kumi:進学してサッカーを続けたいという想いはあったのですが、色々な事情があり断念して、高校卒業後は就職をしたんです。友人の中で就職したのは私だけだったんですね。進学してサッカーを続けてる友人を羨ましくも思ったし、妬ましくも思ったし。とりあえず大学に行っている・・・そんな感じの同世代に対して憤るような気持ちもあったし。そういうモヤモヤしたやり切れない気持ちの時に、パンクロックと出会って、スカっとしたんですよね。自分の中のイライラや鬱憤を発散させる事ができた。それで一時期、パンクロックに傾倒していた時期もあったんですけど。
──そこから、また、原点回帰とも言うべき、アコギ一本に戻ったのは?
kumi:出しきった感があったんですよね。自分の中の屈折した毒々しいものを全部吐き出す事ができたと言うか。それで、とっても楽に素直な気持ちで歌えるようになった。
──それは、自我の確立というか、ご自身の中に揺るぎない核・軸になるものができたという事だったんでしょうね。
kumi:そうですね。10代後半から感じていたコンプレックスみたいなものがすっかりなくなって、自分の音楽に確信が持てるようになったのは確かです。

「君に伝えたくて」は、1通のファンレターがキッカケで生まれた。自分の弱い部分も隠さず出して、みんなの“片想い”を応援したい!

──再スタート第1弾となる「君に伝えたくて」が、いよいよリリースとなりますが、この曲はどんな想いから?
kumi:ここ数年は、弾き語りのスタイルで音楽活動を行ってきたのですが、今年、つばさレコーズに移籍して、メジャーからリリースできる事になって、すっごくうれしかったし、もっともっと頑張らなくちゃと気持ちを新たにした時に、1通のファンレターをいただいたんですよね。私のラヴソングを聴いて、すっごく励まされたって。女の子の弱い部分も隠さず書かれていて、すっごく切ないんだけれども、それが返って励みになったって。それを聞いて、私自身もすっごく感激して。だったら、私も、もっと自分自身をさらけ出して、ストレートにラヴソングを書いていこうって思ったんですよね。
──片想いをテーマにした曲と言うと、メロディーも切ない曲が多いですが、「君に伝えたくて」は、すっごくポップなメロディー。そこが、とても新鮮に感じましたが。
kumi:片想いって“苦しい”“悲しい”もあるんだけど、ワクワクする部分もあるでしょう?彼と目が合っただけでドキドキしたり、遠くから見ているだけでトキメいたり。そういう胸がキュンとする想いを、アップテンポなメロディーに乗せたら、その方が、みんなの片想いを応援できるんじゃないかって思ったんですよね。

この歌の主人公は私自身。高校生の頃の片想いを思い出しながら書きました。だから、10代の女の子に共感してもらえるのだと思います。

kumi──CDリリース前から、着うた®等で大反響を呼んでいますが・・・。
kumi:リリース前から本当に多くの方が、色々なサイトで聴いてくれて、特に10代の女の子達から、歌詞に感動した、共感したというコメントがたくさん届いて。私としても、本格的な再スタートの第1弾だし、不安もあったのですが、そういう声援をたくさん貰って、感じた事を素直に歌っていくという姿勢に自信が持てるようになりました。
──主人公は、10代の女の子と思われますが・・・?
kumi:高校生の頃の片想いを思い返しながら書きました。だから、この歌の主人公は、私自身です!(笑)。相手の男性は、かなり年齢が上で、私なんか子供だし全然相手にしてもらえないって、そんな風に思っていた人。その時の、高校生だった私の気持ちを素直に書いたので、それがみんなに伝わって、共感してもらえたのかな、と思います。
──歌の中では、“伝えたいよ”で終わっていますが、この主人公は、このあと、彼に想いを伝えるんでしょうか?
kumi:私が描いた歌のストーリーでは、ちゃんと自分の想いを告げに行きます(笑)。実際に、歌詞を書いている時は、駅で彼を待っていて・・・彼が近づいてきた、あ〜どうしようとか、そういう場面も書いていたんですよね。
──そういう経験、高校生の頃ってみんなありますよねぇ。友達に付き合ってもらって、一緒に駅で待ってて、“あっ来たよ。早く行きなよ”とか、ね。
kumi:そうそう。制服着て、駅前で待ってる高校時代の自分がカンペキに蘇ってました(笑)。でも、結局、そのシーンは、なかなかメロディーと合わなくて歌詞の中には入れなかったんですけどね。
──歌詞の中で直接描かれていなくても、聴いてるみんなは、そういう場面もきっと想像して、自分自身と重ねているんでしょうね。
kumi:女の子からのコメントでは、“私の事、見てたんですか?この曲は、私そのものです”という声がすっごく多かったんです。自分自身と重ねて聴いてもらえるっていうのは、ほんとにうれしいですね。

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Octover 15, 2009
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