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和紗“ずっと、聴いてたい声” 感涙のラブソング「アイタクテ」でCDデビュー!!
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デビュー・シングル
「アイタクテ」
和紗「アイタクテ」

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シングル
Sony Music Associated Records
AICL-2030
発売:2009.07.29
\1,000(税込)
収 録 曲
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01.アイタクテ 試聴
02.you were my baby
03.アイタクテ -voice & piano-

「アイタクテ」 「you were my baby」 着うた(R)配信中!和沙 QRコード

和紗オフィシャルサイト

いま京都で話題の感涙のラブソング「アイタクテ」でデビューを果たす”和紗”。この曲は中島美嘉「STARS」の作曲を手がけた川口大輔との共作によるバラード。
16歳のときに地元・京都でバンド活動をスタート。圧倒的な歌唱力は次第に注目を集め、18歳から始めたストリートライブは、瞬く間に道路を覆うほどの人だかりになったほど。だが、あまりに観客が増え続けたために警察が来て、やむなくストリートライブは終了。その後、2008年11月、島村楽器主催のオーディション“HOTLINE”に出場。応募総数2500組の中から見事グランプリに輝いている。さらに今年5月、1000枚限定でリリースした自主制作盤シングルが即完売となるなど、京都を中心に話題沸騰の20歳のアーティストだ。
“ずっと、聴いてたい声”と賞賛され、そのキャリアをもって“足を止めずにいられない、京都のトラフィックストッパー”と称される和紗に、デビューシングル「アイタクテ」についてお話しを聞きました。

大失恋の経験からこぼれ出てきたフレーズが“アイタクテ”です。

──今年2月の東京初ライブを拝見しましたが、力強くも切ない歌声に圧倒されました。
ありがとうございます。あの時は東京で初めてのライブでしたし、ほとんどのお客さんが他のアーティストさんを観に来ていたので緊張しました。いつのライブも歌うことに関しては大丈夫なんですけど、問題は歌い終わった後のMCなんですよね。“あっ!しゃべらなアカン”って思ったら緊張して、もうダメです。それでもライブの場をたくさん貰っているおかげで、大分慣れましたけど。

──和紗さんのライブが終わると、私の近くの客席から“今の子の歌スゲーよ”“ヤバイ、泣きそうになった”という声が聞こえました。“足を止めずにいられない、京都のトラフィックストッパー”の真骨頂を観た気がしました。
そのキャッチ・コピーも最初は恥ずかしかったんです。よく友達にいじられたりするので(笑)。“天使のような歌声らしいなぁ”とか、からかわれて。でも、路上ライブとかリアルに自分がしてきた音楽活動から付けてもらったコピーなので、今は素直に嬉しいなって思います。

──東京初ライブの最後の曲が、デビューシングルの「アイタクテ」でした。作曲は川口大輔さん、詞が和紗さんと川口さんの共作ですが、どのように完成したのですか?
まず川口さんが私をイメージして曲を作ってくださったんです。そして、どういう歌詞にしようかっていう話から始まりました。歌詞を共作させていただくタイミングぐらいに、私が心をエグリ取られるような大失恋をしてしまって…。川口さんは“失恋ソング”というイメージで曲を作られたようで、偶然とはいえハマリ過ぎでしたね。
その失恋体験を踏まえながら、川口さんと“こういう時ってどういうふうに思うんやろ”とか話し合いました。その積み重ねてドンドン歌詞につなげていった感じです。
“大失恋を経験して、もっとも強い感情は何なのか?”その気持ちからこぼれ出てきたのが“アイタクテ”というサビのフレーズでした。シンプルですけど自分の思いを表す、一番大切な言葉だったので、曲のタイトルも「アイタクテ」になりました。
ただ、何度も何度も書き換えながら歌詞をジックリ作り込んだので、ちゃんと完成した時期は正直ハッキリとは覚えていないんです(笑)。

歌と歌詞をホントに伝えたいんです。

──歌詞に英語を使っていないのは意識的にですか?
英語を使わないようにすることはスゴクこだわりました。英語を入れることでリアリティが無くなると思ったので。「アイタクテ」はバラードですし、別れてしまった恋人への切ない想い、その歌詞を伝えるためにも、英語は本当に必要ないって思います。

──ライブではキーボードのみでしたが、シングル・バージョンは後半に行くに従い、ドラマティックで壮大なアレンジに仕上がってますね。
最初はコーラスもガンガン入れて、もっと壮大やったんです。コーラスを入れることで聴き心地よくはなるんですけど、それよりも歌、そして歌詞をホントに聴いて欲しくて。川口さんも同じ意見だったので、最終的にコーラスは入れへんことになりました。
私自身はライブ感を大事にしたかったんです。CDになる音源って機械化されちゃうようなイメージを持っていたんですけど、ライブ感をしっかり残してもらってたので良かったです。
歌入れもイチからやり直したり、本当に数え切れないくらい歌いました。私はマライヤ・キャリーとか壮大に歌い上げる曲が結構好きです。「アイタクテ」を歌い始めたころは、その意識が強く過ぎたのか、“私の歌を聴いて!”という一方的な感じに聴こえていたようです。押してダメなら引けっていうことと一緒で、自分の歌をぶつけるだけでは人に伝わらないこともあるっていうことを川口さんから教わりました。川口さんからたくさんアドバイスをいただいて、その1曲1曲が持つ風景だったりイメージを大切にして歌うことが出来るようになりました。

「アイタクテ」は賀茂川で女の子が一人でいるようなイメージで歌っています。

和紗──5月に「アイタクテ」を1000枚限定の自主制作盤でリリースされたのはなぜですか?
島村楽器さんのコンテストでグランプリをいただいてインディーズ活動もしていたので、その集大成としてリリースすることになりました。ピアノと歌だけのバージョンです。
自分の中で持っている「アイタクテ」のイメージや風景は変わらないので、自主制作盤とデビューシングルでレコーディングに当たって意識の違いは特別無かったですね。
京都の実家は賀茂川のスグ近くなんです。「アイタクテ」は賀茂川で女の子が一人でいるようなイメージで歌っています。それでジャケット写真もPVも全部、賀茂川で撮影してもらいました。私が過ごしてきた風景のリアリティというか、自分が持っているイメージとリスナーの方のイメージが一致したらいいなって思ってます。
難しいことだとは思うんですけど、私の歌で励ましたり勇気を与えたり、さらにその人なりの一歩が踏み出せるキッカケになったらいいなって最近スゴク思うんです。「アイタクテ」は失恋の歌ですけど、曲を聴いてくれた一人ひとりが、大切に思っている人や素敵な思い出を思い返してもらえたら嬉しいです。

──“賀茂川”は和紗さんにとってどういう場所ですか?
仕事で京都と東京を行き来するようになってから、帰ってきたときに一人でぷらーっと賀茂川に行くことが多くなってきて。やっぱり東京にいると気持ちがセカセカしてしまうんですよ。一人ひとりが自分を持っていて、目的を持って歩いているようなイメージがありますね。それに東京は人ごみがスゴイから、いかにスムースに歩けるかが勝負みたいなところがありませんか?普通に歩いていても常に意識をピンとしていないとスグに人とぶつかるし。それで最近、歩くのがメチャクチャ上手くなったんですよ(笑)。京都に帰ったときに、友達から“歩くん速くなったし、しゅんしゅんしゅんって人の間をすり抜けて行くなぁ”って言われたぐらい。それはホンマに東京に来るようになってからなんです。今まで京都の人がノンビリとしているとか感じることは無かったんですけど。だから、賀茂川は自分のペースを取り戻せる場所っていう感じはあります。ずっとそばにあったからそれほど意識はしていませんでしたけど、離れてみて気付いたことかも知れません。

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July 24, 2009
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