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キュートでポップで、おバカで切ない“丸裸の乙女心”を、 野太いサウンドに乗せた唯一無二の音世界。 全米を熱狂させたジャパニーズ・ガールズ・バンド つしまみれ  が、遂にメジャー・デビュー!
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『あっ、海だ。』
つしまみれ『あっ、海だ。』

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アルバム
ビクターエンタテインメント
VICB-60046
発売:2009.06.17
\2,500(税込)
収 録 曲
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01. 岩壁の上の一本指総長 試聴
02. タイムラグ 試聴
03. ブレスユー 試聴
04. 険悪ショッピング 試聴
05. 山口 試聴
06. まつり 試聴
07. マイクスメルくんくん 試聴
08. ストップ&ゴー! 試聴
09. いそぎんちゃくひともんちゃく 試聴
10. 海産物 試聴

『あっ、海だ。』iTunes Storeでも購入できます。

『あっ、海だ。』スペシャルサイト

つしまみれ OFFICIAL WEB SITE
2004年、無名の状態で飛び込んだアメリカで人気沸騰。これまでに6度のアメリカ・ツアーを敢行。のべ150回以上のアメリカ公演を経験。全米を熱狂させたジャパニーズ・ガールズ・バンド“つしまみれ”が、今年4月、遂にメジャー・デビュー!6月17日には、待望の1stフル・アルバム『あっ、海だ。』がリリースとなった。
キュートでポップで、おバカで切ない“丸裸の乙女心”を、野太いサウンドに乗せた唯一無二の音世界。ジャンル分け無用!こんなロック、聴いたことない!!
「岩壁の上の一本指総長」で始まり「険悪ショッピング」「いそぎんちゃくひともんちゃく」と、ユニークなタイトルが続く全10曲。・・・一本指総長っていったい?・・・険悪なショッピングって?・・・いそんぎんちゃくに何が起こったの?・・・シュールな歌世界を、まり・やよい・みずえの3人が自ら解説!インタビューと合わせて、1曲ごとに歌詞チェック&試聴をおススメします!

1999年7月5日、居酒屋で、つしまみれ結成!  BLANKEY JET CITYの「赤いタンバリン」と「ガソリンの揺れかた」のカヴァーからスタート!

まり、こずえ、やよい──今年の7月5日で、結成10周年を迎えられるそうですが、そもそものバンド結成の経緯から教えてください。
まり:3人とも千葉大学の出身で、バンド・サークルに入っていたんです。それで、私が2年生になった時に“女の子3人でBLANKEY JET CITYのコピーバンドをやったらカッコイイんじゃない?”と思って、サークルの飲み会の時、居酒屋でみずえとやよいを誘ったのが始まりです。それが、1999年7月5日だったんです。
──では、スタートは、BLANKEY JET CITYのコピーから?
まり:はい。バンド名も最初は、ブランキーをコピーする女の子だから“ブラギャル”だったんです(笑)。
みずえ:初めてコピーしたのが「赤いタンバリン」と「ガソリンの揺れかた」で、その後、ひたすら、ずーっと、ブランキーのコピーばっかりやってました。20曲くらい。
まり:スコアブックを買うと、曲がいっぱい入ってるからもったいないし。これもやろう、あれもやろうって、次々、やりたい曲が増えていって。
──つしまみれは、演奏力に定評がありますが、コピーで鍛えられたんですね?
みずえ:それは言えますね。コピーは誤魔化しようがないから。
まり:スコアを見ると、ホントにこんな事やってるの〜?って。
やよい:気合を入れて解明し、気合を入れてコピーする!
まり:あの時、練習しておいてホントに良かったです(笑)。

日本では、“今日はお客さんが5人来た。ヤッター!”って喜んでたのに、  アメリカに行ったら、満員のライヴハウスが大熱狂。CDもグッズも飛ぶように売れて…。

──2004年には早くもアメリカ・ツアーをなさってますが、それはどのようなキッカケで?
まりまり:大学時代の先輩が“つしまみれは、アメリカでやったらウケるんじゃない?”って。気持ち的なキッカケは、その先輩の一言。サウス・バイ・サウス・ウエスト(SXSW)という音楽ショー・ケースがあって、それはアマチュアでも出られると聞き、まずは、それを目指そうと。
やよい:でも、SXSWのホームページ見ても、どうやってエントリーしたらいいのかさっぱりわからない。そんな時に、BENTENレーベルからCDをリリースできる事になって、更に、“もうすぐ、SXSWのオーディションがあるから、出てみない?って。
みずえ:もう二つ返事で“出ます!出ます!”。で、片言の英語でプロフィール書いて・・・。
──実際に行ってみて、どうでした?
まり:SXSWに絡めて、BENTENレーベルのガールズ・バンド3〜4組でツアーを組んで行ったんですけど。アメリカには、BENTENレーベルの信奉者がたくさんいて、BENTENが連れてくるバンドは間違いない!という期待があるんですね。だからもう、いきなり、凄かったです。考えられないほどに。初日がL.A.で200人くらいのライヴハウスだったんですけど、超満員で。
みずえ:日本では、“今日はお客さんが5人来た。ヤッター!”って喜んでたのに、いきなり、満員のライブハウスが1曲目から大熱狂で・・・。
やよい:それまで、サインを求められた事なんかなかったのに、もう次から次へとサイン攻めで。CDもグッズも飛ぶように売れて・・・。
みずえ──その勢いのまま、SXSWへ?
まり:SXSWは、アメリカでも人気の音楽イベントなんですけど、その中でも“JAPAN NITE”は特に人気が高くて、800人くらいのライブハウスが超満員で。
やよい:私達が一番手だったんですけど、ステージに出て行っただけで、ウォ〜〜〜!!!って大観声。え?まだ、何もやってないし、みたいな(笑)。
みずえ:で、“ハロー”って言ったら“ハロ〜〜〜〜!!!!”って返ってきて。“We Are TsuShiMaMiRe from Tokyo,Japan”と挨拶したら、会場中が“ジャパ〜〜〜〜ン!!!!”って。
──自信につながった?
みずえ:ものすごい自信になりました。
やよい:言葉が通じなくてもあれだけ盛り上がったんだから、ゼッタイ日本でもイケるはずだって。
まり:日本では、歌詞も含め、もっと伝える事ができるはずだと思って、そこから、ステージでの見せ方、伝え方をものすごく工夫するようになりましたね。
みずえ:度胸もつきました。日々、トラブルがあるのがフツウなんで、アメリカを周っているうちに、怖いものが1つずつなくなっていって・・・
まり:気がついたら怖いものナシになってました!(笑)

ストーリーの1場面1場面を“音”で表現。  「険悪ショッピング」は、男女問わず、多くの共感を呼ぶはず!

──そして、遂にメジャー・デビュー。いよいよ、1stフル・アルバムがリリースとなりました。ユニークな曲が多いですが、楽曲作りはどんな風に?
やよいまり:身近な出来事とか、気になっている事とか、3人の共通の話題をテーマに、まずは3人で徹底的に話をします。
やよい:と言っても、要するに雑談で、ガールズ・トークなんですけど(笑)。
まり:例えば、「険悪ショッピング」だったら、“彼とのデートで買い物とか行くと、ゼッタイ険悪になるよね〜”という話から始まって。
やよい:こんな事あった。あんな事もあった。こう言われて超ムカついた〜とか。
まり:それで、ストーリーを作っていくんです。デート中に、服の趣味が違う事からちょっとイヤなムードになって、だんだん険悪になっていって、でも、とり繕って楽しそうに歩いてみたり・・・それで、喧嘩したままなんだけど、最後は、うやむやのまま別れる。
みずえ:そういう情景を場面ごとにイメージして、音で表現していくんです。出だしは、すっごい険悪な不穏な音で始めよう。手をつないで歩いている場面は、すっごく可愛いくポップな音。もうダメ〜!!我慢の限界ってところでは、雷落ちた〜みたいな音。でも、途中で、許してもいいかなって思う時もあるから、そういう場面も作ろう、とか。
やよい:それで、最後、うやむやのまま別れる感じは、だんだんフェイドアウトだよね、とか。
まり:歌も音の一要素みたいな感覚です。ここは、ベースとドラムだけでギターは入れずに私が歌うわ、とか。歌詞については、みんなで充分に固めたイメージを、私が“歌”担当だから、自分の言葉で書いている。そんな感じです。

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June 24, 2009
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