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石野真子 東京タワー開業50周年公式応援ソング 「東京タワー」をリリース! 作詞&ジャケットイラストは326!
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東京タワー開業50周年公式応援ソング 石野真子「東京タワー」にちなんで、  東京タワーの思い出 大募集!!  デート・修学旅行・家族旅行・社員旅行etc 階段で昇った! 初日の出を見た! 記念メダルを作った! etc
石野真子オフィシャル・ブログ
自分の経緯健が増えれば解釈も変わる 歌って、そういうもんなんだなぁって。

石野真子インタビュー
2曲目「Eve」は、真子さんが2004年から毎年続けている教会(キリスト品川教会グローリア・チャペル)でのクリスマス・ライヴの時だけ歌われてきたナンバー。亡くなった人を想い続けながらも、新しい一歩を踏み出そうとする切なく優しいバラードだ。

──「Eve」は、限定で販売されていたんですよね?
石野:毎年1回、教会でクリスマス・ライヴをやってるんですけど、この曲は年に1回、そのライヴの時だけ歌ってきた曲なんです。2004年のクリスマス・ライヴの時、限定で朗読付きCDを発売したんですよ。
──毎年、歌われてきて、どうですか?
石野:歌う度に気づくことがたくさんありますね。初めは、自分の固定観念だけで捉えているんですけど、何度も歌ううちに別の解釈が生まれたり、自分の経験が増えればまた解釈の仕方も変わっていくし。不思議だなとも思いつつ、歌ってそういうものなんだなぁってしみじみ思います。その時の自分、その時の考え方が表れますね。
──亡くなった人を想うという点では、「東京タワー」のストーリーにも繋がる気がするんですが。
石野:そうですね。愛する人が旅立ってしまったあと、悲しんでいるだけじゃいけないってそういう歌なんですよね。
“眠れない日々に別れを告げたら振り向いてくれますか”というフレーズがあるんですけど、結局、そういうことなんだなって思います。悲しんでばかりいてもその人は喜んでくれない、強くならなくちゃいけないんですよね。生きていかなきゃいけないんですねって。私自身、とっても好きな曲です。

私ってそんなに真面目な生き方をしてきたわけでもないし・・・。

3曲目の「太陽は夜も燃える」は2006年のアルバム『Mirai』に収録されていたナンバーのアコースティック・ヴァージョン。男言葉で綴られたエロティックなナンバーで、真子さんとの組み合わせはミス・マッチとも思えるが…。

──「太陽は夜も燃える」は、真子さんとの組み合わせが何とも不思議な気がします。
石野:そう。とっても不思議でしょ?(笑)
石野真子インタビュー──男が女に溺れる歌ですよね。作詞・作曲は山梨鐐平さんですが、初めから真子さんが歌う前提で書かれたんですか?
石野:そうなんですよ。山梨さんとは20数年来のお付き合いなんですけど、私が歌う曲としてもらったんです。
山梨さんにね、どういう歌が歌いたい?と聞かれた時、私が“あんまりナヨっとした歌は歌いたくない、男っぽい歌がいい”って言ったんです(笑)。私ってそんなに真面目な生き方をしてきたわけでもないし、何でも反抗的だし、みんなが思っているようなイメージとは全然違うんだっていう話をしたんです。だから、真っ当な生き方を描いたような歌じゃない方がいいなって言ったんです。そしたら、この歌が出てきた(笑)。
──“君の白い背中 罪な背中は眩しいね”とか“その乳房の上で夢を見せてよ”とか、意外な言葉も出てきますよね。
石野:これはもう、ホントに山梨さんの世界ですね。日本の日常生活の中に当てはめちゃうと、ええ?って思うかもしれないけれど、イタリアかフランスの映画を見てるような感覚なんですよ。そういう映像的に捉えてもらうと、物語が広がると思うんですね。“白い背中”にしても“乳房”にしても、そういう映像的な観点で捉えるととっても美しいんですよね。“愛してはいけない人を愛してしまっただけなんだ”なんていうフレーズ、ホントに映画的でしょう。そういう世界を山梨さんは描きたかったんだろうなと思います。
私もそれに値すると思ってたんですけど、歌ってみたら、ちょっと成熟度が足りない…(爆笑)。いや、ホントに。
──真子さんの声、色っぽかったですよ。
石野:色っぽさからは程遠い私ですからねぇ。いつも色気がない、中性的だって言われちゃうんですけど。そうですか、色っぽかったですか?それはうれしいです(笑)。

──サウンドはアコースティックのバンド・スタイルですね?
石野:えぇ。最初のヴァージョン(アルバム『Mirai』に収録)はね、ゴォォォォって地球が滅亡するんじゃないかというくらいの音から始まって、もっともっと映画的なんですね。でも、今回はいつもライヴでやってるヴァージョンでレコーディングしたんです。私もライヴではギターを弾くんですけど。
──えっ真子さんもギターを?
石野:うん、弾くの。
──ギターというのは、いつ頃、どんなキッカケで?
石野:この「太陽は夜を燃える」を弾きたくて、ギターを始めたんです。
──元々、ギターをやっていたとか?
石野:いいえ全然。楽器を弾ける人にはあこがれがありましたけど、私自身は何もできなくて。いまのバンドのメンバーが皆さん素晴らしくて、教会のライヴの時は、アコースティックでやるんですけど、それがもうホントに素晴らしくて、私も弾きたいと思って猛特訓して弾けるようになったんです。
石野真子インタビュー──Fはどうですか?
石野:Fは任せてください!(笑)Fはもう全然大丈夫です。でも、まだ、レパートリーは3〜4曲なんですけどね。
──何年くらい経つんですか?
石野:まだ3年くらいです。新しく何かを始めることは、いくつになっても全然遅くないですよね。

──2009年もスタートしましたが、このあとのご予定は?
石野:1月からの新ドラマ“メイちゃんの執事”(フジテレビ系 火曜 21:00)が始まりました。
音楽活動の方は、2〜3月にかけて東京・名古屋・大阪でライヴがあるんですよ。
今後は、スタンダードなコンサート形式のライヴだけでなく、お芝居を取り入れたりして、ストーリーを楽しんでもらえるようなステージを作りたいと思っているんです。私のファンの方以外にも幅広く楽しんでもらえるようなものを作りたいんですね。
昨年は、舞台が2本あったのでとても忙しくて取り組むことができなかったんですけど、今年はぜひ実現したいなと思っています。

ライブ・スケジュール
TOUR 2009 “Love Merry-go-round”
2/28(土) ボトムライン(名古屋)
3/2(日)OSAKA MUSE(大阪)
3/25(日) duo music exchange(東京)

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January 15, 2009
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