アルバム・チャート2週連続で1位を獲得、50万枚超の大ヒットを記録した1stアルバム『Superfly』に続く、ニュー・シングルとして注目を集める「How Do I Survive?」をリリースしたばかりのSuperfly。
04年、大学のサークルにて、ヴォーカルの越智志帆を中心に結成。07年4月のデビュー時には、越智志帆と多保孝一による2人組ユニットだったが、多保が作曲活動に専念するため、メンバーという表舞台から退くこととなり、ヴォカール志帆1人のソロユニットに。が、バンドサウンドを表現することにこだわり、あえてSuperflyというバンド名を使い続けている。
新曲「How Do I Survive?」は、そんな志帆のこだわりが色濃く反映されたナンバーだ。これまでのシングルでは、バラード(「愛をこめて花束を」)やダンス・ロック(「Hi-Five」)など多彩な音楽性を披露してきたが、タフなバンド・サウンドに仕上がったロック・ナンバー「How Do I Survive?」は、最もSuperflyらしい曲とも言えるだろう。
既に、今年の4月から、“モード学園”CMソングとしてオンエア中。作曲は、多保孝一。多保から届いたデモを聴いた志帆が、モード学園のコンセプトを汲み取って歌詞を書いたという。
卒業後の進路には、誰だって迷う。そんな中で、こだわりを持って、自分の進路を決めた人、決めようとしている人へ、♪翻弄されずに マイウェイ 尖って強引に行こう〜とエールを送る。
志帆が“メロディが洋楽的なので、耳に聴こえたときに響きの気持ちいいもの、ソラミミ的に聴こえるものを重視して言葉を選んだ”と語るように、言葉の響きも1つのサウンドとして溶け込んでいる。
アルバム制作を経て、音作りへのこだわりは更に増したようで、納得いくまでとことん追求したと言うのが“ツインギターの音が混ざったときの、そのアンサンブル”だと言う。また、ドアーズの「ハートに火をつけて」を思わせるオルガンも印象的だが、これも志帆が、“何かフックになる音がほしい”と思いリクエストしたものだと言う。志帆自身もギターを弾いている。
2曲目の「Perfect Lie」は、志帆が作詞・作曲したバラードで、志帆自身がピアノも弾いている。
“不確かな恋”という表現が、心を刺す。確信が持てない恋は、片想いよりも淋しく、失恋よりもむごいものかもしれない。
自分から終わらせてしまえば楽になれるのに、想いを断ち切ることができない。いっそ、完璧に愛してるふりをし続けてくれればいいのに…そんな苦しい胸のうちを綴った美しいバラードだ。
3曲目には、シングル恒例の洋楽カヴァーを収録。今回は、イギリスのロックバンドFREEの70年代初頭のヒット曲「My Brother Jake」をチョイス。志帆がメロディの美しさに惚れこみ、いつか必ず歌おうと思っていた曲だと言う。
10月からは、初のホールツアー“Rock'N'Roll Show Vol.U”がスタートする。
Official website : http://www.superfly-web.com/
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